前回からの続き。
今日は、機体デザインと、ロゴマークの関係を会社別に見てみましょう。
アメリカ系は国旗に使われている赤と青を使ったデザインが多く、例えばアメリカン航空(AA)は空の強者の象徴であるイーグルをモチーフに、レターコードのAAをロゴ化したものでアメリカンイーグルと呼ばれています。ユナイテッド航空もUの字をダブらせています。これは判りやすい例ですね。
カナダを代表するエアカナダ(AC)はメイプルの葉ですね。
古き伝統のある国々が多い欧州系でいうと、フランス国旗の色(赤、白、青)を絶妙な配置でデザインしたエールフランス航空(AF)。
同じく国旗の緑の部分を社名の頭文字「A」にかけて作られたイタリアのアリタリア航空(AZ)は、尾翼まるごと「A」です。大胆かつシンプルでさすがデザインの国って感じですよね。そういえばAFもAZも長らくデザイン変更をしていません。実際調べてみれば、30年近くたっているそうですがいまだにデザインの古さを感じさせないところはさすがというべきです。
このアリタリア航空のロゴ、昔ラリーで活躍したランチア・ストラトス(クルマの名前)に描かれて走っていたのを思い出しますが、コレがシビレるほどカッコ良かった!という記憶が残ってます。つまり良いデザインって言うのはキャンバスを問わず、の一例なのかもしれません。
同じ欧州系でもブリティッシュ・エアウェイズ(BA)などは、尾翼にロゴとは関係ない不思議なデザインを施していました。世界の名だたるアーティストによって1機ごと異なるデザインをしていたらしいのですがどれが正式デザインなのか分からなくなるほどでした(40種類以上のデザインがありました!)。コストも嵩んだのでしょうか、最近ようやく落ち着いて国旗みたいなデザインになりました。ロゴはリボンみたいな模様が下に付いた不思議なデザインですが。
世界で一番古い航空会社であるオランダのKLMオランダ航空(KL)の機体色は創業以来の青(最初に世界に飛び立った航空会社として空の色=スカイ・ブルーを選んだそうだ)にこだわっています。ロゴも変わらないです。
ドイツのルフトハンザドイツ航空(LH)もロゴマークだけは一貫して変えていません。黄色い丸に鶴が描かれているアレです。
オーストリア航空(OS)やスイスインターナショナル(LX)も国旗の色だけでは間のびしそうな中、個性があるロゴです。しかもインパクト大。
アフリカ系に行けばエジプト航空(MS)はマーキングの基本カラーである青・黄・赤がファラオを象徴する色で、尾翼に描かれているイラストは、天空の神として崇められていた「ホルス(ハヤブサ)」ですよ。南アフリカ航空(SA)も日本では見る機会が少ないですが、アフリカらしい色合いでしかも国旗をイメージさせます。
マレーシア航空(MH)のあの不思議なロゴはなんだと思いますか?カランタンと呼ばれる凧だそうです。関係ないけど、日本語の「凧」という字を横にしても同じじゃん!って(笑)。シンガポール航空(SQ)はあのハトみたいなロゴは一貫して変化なしです。機体は常に最新のものを導入しますがロゴには興味がないのでしょうか?世界で初めて路線デビューする予定のエアバスA380導入時には何らかの変化はあるのか楽しみです。
あとタイ国際航空(TG)。今年4月に機体のデザインを大幅一新しましたが、あの尾翼に付いているのはランの花です。タイ国際航空はムラサキ色が好きですが、一歩間違えるとどぎつい色なのに嫌味がない仕上になっています。
フィリピン航空(PR)もホワイトの機体に映えるデザインです。昔は太陽にあたる黄色がなく、どこか間抜けな感じだったのに、一色追加で随分と変わるものです。
そして台湾のチャイナエアライン(CI)は台湾の国花である梅の花です。私的にはどうもあれは日本的なんですよねー。キレイなぼかしまで入れてますし、塗装者泣かせですね、きっと。
そんな折、注目のアイテムを発見!
このたびユニクロから発売されることとなった、エアラインコラボシリーズ。
なんと世界の名だたるエアラインのロゴ入り!マニア心をくすぐります。
デザイン性の高い会社のロゴを採用した、とのことなので街中でもぴったりだし、コレクションアイテムとしてもグッドかと思います。
個人的には全部揃えようかと思ってます。


コメント (1)
フランフランフランとコラボ商品で
エアラインロゴのマグカップを見つけました!
スイスインターナショナルとジャマイカのデザインがかわいかったです。
ユニクロといい、フランフランフランといいコラボ商品が増えてますね。
投稿者: atre | 2005年09月28日 14:23
日時: 2005年09月28日 14:23