最近の国内線は、出発の15分前に搭乗できるようになり、皆さん空港でじっくり時間を過ごすということがなくなりつつありませんか? 展望のいいレストランでゆっくりヒコーキの時間を待ちながら食事…も、めったにないことになっているかもしれません。でも、そうなるとヒコーキの機内で軽い腹ごなしをしたい!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか? 最近では空港で販売され手軽に機内で食べられる「空弁」(そらべん)が人気です。空弁とは、空港で販売されているお弁当のことを言います。国内線の機内で食べるだけでなく、お土産としても人気で、空弁目当てに飛行機に乗らないのに買いにくる人も多いそうです。空港のお弁当は、1日40個売れればヒットといわれる中、1日1000個売れるものもあるほどで、最近ではデパートの駅弁フェアに出品され真っ先に売り切れるものがあるほどの人気の空弁もあるようです。
それでは、美味しい空弁をご紹介する前に、ヒコーキの機内で食べるということから普通のお弁当とはちょっと違った、空弁の3つの特徴をお話しましょう。
●特徴その1 小さめサイズ
狭い機内で食べることを前提として作られているため、サイズは小さめでB5判サイズ以下が多いのが特徴です。なぜかというと、国内線ではベルトサイン消灯時間(いわゆる巡航時間)で食べられる分量ということが考えられているのです(最長でも3時間強くらいですものね)。
●特徴その2 リーズナブルな価格帯
価格は600円前後から1000円位のものが中心で、駅弁と比較しても低価格です。もちろん豪華なものになると1000円以上するものもありますが、お手軽に購入できる価格っていうのはうれしい限りですよね。
●特徴その3 機内で臭わない!
ヒコーキという閉ざされた空間では、臭いって気になりますよね~。国際線のように決まった時間に一斉に食事のサービスが始まる、というのならば気になりませんが、国内線だと食事の臭いは結構目立つものです。空弁は、臭いが出ないように工夫されているので機内で食べても安心なのです。
さて、それではお待たせしました。私の独断と偏見で選んでみた各空港の空弁をご紹介しましょう。価格は税込み価格です。
■新千歳空港
上質の銀鮭とたっぷりの蟹のむき身が贅沢に詰められた空弁。新千歳空港の名物として人気の高い鮨弁当です。
石狩鮨 920円 佐藤食品
販売場所:ターミナルビル1階、2階
通信販売あり
■羽田空港

祖父に魚の目利き、祖母に魚の味を叩き込まれた魚のプロフェッショナルである矢部みち子さんが、お祖母さんから教えられた。浜焼き鯖のちらし寿司を再現したもの。焼いた鯖とご飯を混ぜた浜ご飯は、懐かしい味。
みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司 6個入り900円、4個入り600円 海の恵み/JALUX
販売場所:第一旅客ターミナルビル1階、2階
通信販売あり、お取り置きサービスあり
■中部国際空港

セントレアの社内公募から生まれた地元の特産品にこだわった空弁。豊浜産の天然穴子の干物を贅沢に1.5匹分使い、ご飯は知多産こうなごの佃煮のまぜご飯。しかも常滑焼のオリジナル飛行機型箸置付き。
穴子わっぱ 980円 中部国際空港株式会社
販売場所:3階出発ロビー「セントレアおみやげ館」
■大阪(伊丹)空港
「たこやき」を具にした「たこむす」。ソースなしで食べられるよう研究に研究を重ねてできあがった。食べた人だけがわかる、モチモチとした食感がたまらないおむすびです。
柿千 たこむす 682円 柿千
販売場所:空港北ターミナル1階、2階、空港南ターミナル3階、各出発ゲート売店
■福岡空港
新鮮な天然の「ふぐの押し鮨」。上にはタタキをのせ、なかには味付けして炙ったふぐがまるごと一本入った贅沢な押し鮨。同封の「海苔」を巻いて食べるさらに美味しい。
ふぐの丸ごと炙り 一本鮨 1500円 ドゥイットナウ/JALUX
販売場所:第2ターミナル2階、第3ターミナル2階
■那覇空港

沖縄のソーキ(豚のあばら肉を煮込んだもの)を2~3時間茹でて油抜きし、泡盛等を使用した特製タレで3~4時間火加減を調整しながら煮込んだ後、一晩寝かして完成。脂肪と肉がほどよく混じ合った美味しいソーキ丼。
味くーたー なんこつソーキ丼 650円 JTA商事
販売場所:国内線旅客ターミナル2階

