ゴールデンウイーク、ちょっと得する!? ヒコーキの座席の選び方

通称お見合い席と呼ばれる「エグジット・ロウ」の写真です。こうしてみてもエコノミーとは思えないくらい足元の広さがありますよね。運よく座れたならば、ゆったり快適にフライトできそうです(この写真は広報写真ですので子供が座っていますが、通常は緊急脱出の際の手助けを求められる席ですので、子供や高齢者は不可という場合が多いです)。(Photo/Swiss International Air Lines)

いよいよゴールデンウイークがやってきます。ヒコーキで海外へ、国内へ、旅する方もたくさんいらっしゃることでしょう。いつもより空港は混んでいますし、またヒコーキも満席の率が高くなっています。ロングフライトで海外へ向かう、国内でも快適にヒコーキに乗りたい!という人にヒコーキの座席の選び方を紹介しましょう。

ヒコーキの良い座席とはどこか?となると人それぞれの好みによって違ってくる、といっては話が終わってしまいますので、座席の特徴をいろいろな視点でご紹介していきます。この中からご自分の好みの座席を見つけてください。

・窓側の席 or 通路側の席
まずは窓側の席から。窓側の席というのは、片方側に誰も座りませんからプライベート感があり、かつトイレなどで動く人にわずらわされることもありません。また、離着陸時に窓の下に広がる景色を見るのも楽しいものですよね。誰にも邪魔されずにくつろげるのが窓側の席です。ただし自分がトイレに行きたい場合など、隣の人に声を掛けなければならない、といったデメリットがあります。

一方、通路側の席は、席を立つ際に隣の人に迷惑をかけずに済み自由に動き回れるというのが最大の利点ではないでしょうか。さらには通路側の席といってもワイドボディ機(2列の通路がある飛行機のこと)の場合は、2つの通路に挟まれた“中央の席”と“窓際の席と続きになっている席”では条件が違ってきます。私のおすすめは、中央の席の通路側です。中央の席の通路側ならば、真ん中に座った乗客は左右の両方から通路に出られるので、他の乗客のために席を立たなければならない可能性が低くなるからです。

・ヒコーキの前方の席 or 後方の席
次はヒコーキの前方の席と後方の席のそれぞれの特徴を見ていきましょう。一般にヒコーキは主翼の下や胴体後方部にエンジンがついています。今はだいぶ静かになりましたが、それでもやはりエンジンの音や振動は大きいものですが、後方の席に比べると前方の席のほうが静かで揺れが少ないのです。ヒコーキの中で眠りたいという場合は、断然前方をお勧めします。

さて後方の席ですが、これは「比較的空いているフライト」という条件ならば、断然おすすめしちゃいます! なぜかというと、ヒコーキにはウェイト・アンド・バランス(※1)の事情により、空いているフライトの場合、空席が後方部に集中するケースが多いのです。隣が空席ならば、肘掛を上げてゆったりスペースを独占することができます(私は自分の席の横一列がまるまる開いていたので肘掛を上げ、ゆったり体を伸ばし快適に眠ったことがあります)。

・その他の注目する席
その他の注目すべき席をご紹介しましょう。よくお見合い席といわれる客室乗務員の方が目の前に座る非常口前の座席を「エグジット・ロウ」と呼びますが、この席の、足元の広さはへたをするとビジネスクラスよりも広いことがあります。ただし非常口前の座席のため、緊急脱出時の手助けを求められる席ですので、子供や高齢者は不可であったり、外資系エアラインの場合は必要最低限の英語力が必要であったり、マイレージ上級会員でないと事前予約ができない場合ある、といったように座るためにさまざまな条件がありますが、ゲットできればゆったり快適な旅になりますね。

あとは「バルクヘッド」というスクリーンやパーテ\ーション前の席です。この席も足元が広いので、人気があります。ただし、航空会社によってはバシネットと呼ばれるベビーベッドをセットする場所であったりするので、お子様連れ優先のケースがあります。

さてここまで座席の特徴をご紹介してきましたが、まとめてみましょう。チェックイン時(もしくは事前に座席の予約ができる場合)に覚えておきたい座席の指定のコツは、以下の通りです。

1 満席ならば前方の席かエグジット・ロウまたはバルクヘッド
2 空いているようならば後方中央部で隣が開いている席の通路側

もちろん利用する便や路線、航空会社によって座席の条件は異なってきますが、チャレンジする価値」はあるかと思います。少しでも快適な空の旅を楽しんでください。

※1 旅客機は、フライトの前に旅客機の重量や重心位置を実測や計算により計測し、安全にフライトするため、あらかじめ設けられた重心位置移動許容範囲に収まるように、重量の分布を操作しています。重心位置は実測により決定しておき、運用の際に搭載量の重量、重心を計算して認められた重量と重心位置が範囲内であるのを確認します。このウェイト・アンド・バランスは、旅客のチェックイン業務と連係したコンピュータを利用している場合が多く、早くて正確なデータが算出されるようになっています。


スクリーン前の「バルクヘッド」。こちらも足元がゆったりと広めになっています。ただし、エグジット・ロウ、バルクヘッドともに肘掛を上げることができない場合がありますので、空いているフライトならば、通常の座席のほうが良い場合もありますので、ご注意を。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.tabista.jp/cgi-bin/Mt/mt-tb.cgi/1289


近井コアラ

69(ロック)な生まれ(69年生まれ)がちょっと自慢な音楽と旅をこよなく愛する三十路。旧ソ連を皮切りに旅した国は30数カ国。旅は食にこだわりたい食いしん坊だが、高級かどうかは問わない雑食。少しでも旅のスパイスになるような情報を発信していきたいと思ってます!!

2008年10月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アーカイブ

最近のコメント

RSSを取得