世界最大規模の126台の自動チェックイン機が設置されます。また、国内空港では初となる車寄せに設置された「カーブサイドチェックイン」コーナーも設置されました。6月2日オープン時自動チェックインを利用できる航空会社は、エア・カナダ、ANA、オーストリア航空、ユナイテッド航空で、これらの航空会社以外のスターアライアンス加盟航空会社は現在調整中で、2006年末までは順次参加予定です。
6月2日、成田空港第1ターミナルの南ウイングと第5サテライトがオープンします。改修前の2.4倍の約44万平方メートルと、国内最大のターミナルとなります。今回の改修のポイントは、126台の自動チェックイン機の導入による混雑緩和、手荷物搬送装置にEDS(爆発物検知装置)を組み入れたインライン・スクリーニング・システムの導入、国際線から国内線への乗り継ぎとしての地下通路の整備と、より便利に安全に快適な空港を目指したものとなっています。
この南ウイング・第5サテライトオープンに伴い、航空会社の配置も大きく変わりました(第1ターミナルが31社、第2ターミナルが28社)。南ウイングには、全日空をはじめとするスターアライアンス提携の航空会社10社が利用することになります。南ウイングを使用する航空会社は以下の通り。
●スターアライアンス加盟航空会社
全日空グループ(エアージャパン、エアーニッポン含む)、アシアナ航空、エア・カナダ、オーストリア航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空
●アライアンス未加盟航空会社
ウズベキスタン航空、エバー航空、上海航空(スターアライアンスに加盟予定)、トルコ航空、香港ドラゴン航空、MIATモンゴル航空
●日本国内線航空会社
全日空、IBEXエアラインズ
国際線と国内線の乗り継ぎには、長さ約300メートルの地下通路を利用することになります。この地下通路がなかった場合には10分程度かかる移動が、3、4分程度で済むということでスムーズな移動をすることができます。半円状の通路の左右には動く歩道が設置され、天井には圧迫感を感じさせない「青空」のイラストがデザインされています。
第5サテライトには、2007年上半期に就航予定(シンガポール航空の予定。成田/シンガポール)のエアバス社の超大型機A380に対応する可能なスポットも用意されています。A380に対応するボーディングブリッジは、今年の秋から増設工事が行われる予定です。A380対応スポットは、2007年~2009年までに第1ターミナルに5か所、第2ターミナルで1か所の計6スポットを増設する計画。
また、空港といえば楽しみなのが免税でのショッピングですが、国内最大規模となる免税ブランドモール「narita nakamise」(17店舗)がオープンします。全長270メートル、通路幅7.6メートルとゆったりと広めなレイアウトになっているので、ゆっくりとショッピングをすることができます。気になる出店ショップは、以下の通り。
●有名ブランドショップ
ラルフローレン、エンポリオ アルマーニ、サルバトーレ フェラガモ、コーチ、ブルガリ、カルティエ、エルメス、ティファニー
●セレクトショップ
Fa-So-La WATCHIES(時計ブティック)、Fa-So-La DUTY FREE Cosmetics&Perfumery(化粧品・香水専門免税店)、Fa-So-La DUTY FREE AKIHABARA(電化製品・日本みやげ・雑貨)、Fa-So-La DUTY FREE Liquor&Tabacco(酒・たばこ専門免税店)
●総合免税店
NAA&JAL-DFS、ANA HOUSE TOKYO
●グルメ
FOODCOURT by ANA FESTA(そば&うどん「一空」、ラーメン「風香」、どんぶり「南天星」、パスタ&デザート「Pastana」パブ「BLUEST」)、STARBUCKS COFFEE、Fa-So-La DUTY FREE(日本の銘菓・和菓子)
より快適に、より機能的に、より安全に、理想の空港像を成田空港で見ることができることでしょう。成田空港では第2ターミナルビルの改修工事も進められていますので、今後もますます便利で快適な空港として生まれ変わっていくことでしょう。

国際線と国内線の乗り継ぎに利用する地下通路。長さは約300メートルで、半円状の通路の左右には動く歩道が設置されています。こうしたスムーズな導線が設置されたことにより、今まで国際線到着→国内線出発は移転前では130分であったのが、75分に短縮されました。

