
ミャンマー国際航空のMD-82。現在の就航路線は、ヤンゴン/シンガポール、バンコク、クアラルンプール、ドーハで、コードシェアをタイ国際航空、マレーシア航空、カタール航空、ジェットスター・アジア航空と行っています(ヤンゴン/ドーハ線はすべてカタール航空が運航)。本拠地空港はヤンゴン国際空港。今年の11月ごろに関空/ヤンゴン線の就航を計画しています。
ミャンマー国際航空(8M)が、今年11月ごろに関空/ヤンゴン線の就航を計画中です。まずはチャーター便の運航を開始し、その後定期便の就航につなげたいとしています。最近、ミャンマーは観光地としてじわじわと人気があがっており、直行便が求められていることからもヤンゴン線が就航したあかつきには、ミャンマー国際航空は日本とミャンマーをつなぐ重要な翼となりそうです。
それでは“ミャンマー国際航空”を簡単にご紹介しましょう。ミャンマー国際航空は、1950年代から就航をはじめたビルマ航空(バーマ・エアーウエイズ)が前身。当時はフォッカーF27フレンドシップや、フォッカーF28フェローシップを使用し、国内の地方都市間を運航していました。1989年に国名がビルマ連邦からミャンマー連邦となったのを機に会社名をミャンマー航空と変更。さらに1993年には、ミャンマー政府がシンガポールとの合弁による国際線定期便航空会社の新設を許可し、ブルネイのロイヤル・ブルネイ航空との提携によりミャンマー航空の国際線会社としてミャンマー国際航空が設立されました。これにより、ミャンマー航空は国内線、ミャンマー国際航空は国際線と住みわけられました。
1993年の就航当初、機材はB757(ロイヤル・ブルネイ航空からリース)を使用し、ヤンゴンとシンガポール、クアラルンプール、バンコク等に就航を開始しました。翌1994年には機種をB737(マレーシア航空よりウェット・リース※1)に変更。現在はMD-82で運航されています。日本線に就航した場合、使用される機材は現在のところB757-200、MD-82で検討に入っているそうです。
※1 機体、運航・客室乗務員ともにリースする方式。
運航スタッフは、コクピットクルーは外国人、技術者および専門スタッフも外国人、飛行運航業務およびメンテナンス支援は経営パートナーであるリージョン・エアー(シンガポール)により行われています。キャビンクルーはミャンマー人で構成され、訓練等はロイヤル・ブルネイ航空、マレーシア航空等で行われています。
観光地としての印象があまりないミャンマーですが、首都ヤンゴンにはコロニアル様式の建物が多くあり、ホテル、ゴルフ場等の施設も充実しています。また伝統的な料理から各国の料理を味わえるレストラン、特産の宝石などを販売するアウンサンマーケットなど年々観光地として魅力を増しています。直行便が就航すれば、利便性もアップし観光需要もあがってくるでしょう。
今年の冬は関空に新たな翼が増えるかもしれませんね。

