グループEは、今回とても攻撃的なチームとなっているイタリア(12大会連続16度目/優勝)、FIFAランキングではグループ内最上位(2006年4月現在2位)のチェコ(4大会ぶり9度目/準優勝)、そして北米のアメリカ(5大会連続8度目/ベスト4)、アフリカの強国ガーナ(初出場)の4か国(カッコ内は出場回数/過去最高成績)。決勝トーナメントには、1位イタリア、2位ガーナの順でコマを進めました。

アリタリア航空のA320-200。機体のマーキングは1970年に導入されたボーイングB747の導入以来、現在まで変更されていません。(Photo/Airbus)
●イタリア
伝統的に守備には定評のある過去3度の優勝経験のあるイタリアチーム(カテナチオ・扉に鍵をかける、という意味)ですが、今回のチームは攻撃的なスタイルも持ち、今回のアズーリ(イタリア代表の愛称)は、ブラジルに次ぐ優勝候補。そんなイタリアの航空会社といえば、アリタリア航空(AZ/AZA)が日本にも乗り入れしていてお馴染みですね。アリタリア航空は、第2次世界大戦後の1946年に設立され、名称はイタリア語でアリ(翼)とイタリアを組み合わせたもの。日本への乗り入れは1962年からで、現在は成田と関空からそれぞれミラノとローマに直行便が就航しています。その他には、エア・ワン(AP/ADH)、サルディーニャ島とイタリア本土を結ぶメリディアーナ(IG/ISS)、Blue Panorama Airlines(BV/BPA)、2005年に設立された新規航空会社Air Italy(I9/AEY)など多数の航空会社が存在しています。

Ghana International AirlinesのB757-200。フリートは現在2機のB757-200で、首都アクラとロンドンのガトウィックへの路線を運航しています。
●ガーナ
西アフリカの国ガーナは、今大会が初出場となりますが、アフリカサッカー連盟が主催するアフリカネイションズカップでは、4回も優勝している強豪国です。そんなガーナの航空会社はフラッグ・キャリアのGhana International Airlines(G0/GHB)。アフリカの航空会社で初のオンラインチケット販売を開始した航空会社でもあります。

写真はA320-200。共産圏当時はソビエト連邦製のTu-104Aを運航し、ターボジェット機の運航を行う世界初の航空会社の1つでしたが、現在はエアバスとボーイング、ATRのフリートを使用しています。(Photo/Airbus)
●チェコ
1993年のチェコスロバキア連邦解体後初のワールドカップ参戦となるチェコ。チェコの航空会社といえば、スカイチームにも加盟しているCSAチェコ航空(OK/CSA)。旧チェコスロバキア政府によって1923年に設立されたCSA Ceskoslovenske Statni Aerolinieが前身。ヨーロッパ各地、北アメリカ、アジア、中東、北アフリカへの路線を持ち、年間200万人を超える旅客を運んでいます。

写真はA319。2005年にはアメリカウエスト航空を買収し、現在アメリカで7番目に大きな航空会社となっています。(Photo/US Airways)
●アメリカ
かつてはサッカー不毛の地と呼ばれていたこともあったアメリカですが、現在では北中米カリブ予選では強豪メキシコとともに圧倒的な強さで予選を通過する強豪国となっています。そんなアメリカは、航空大国としても有名です。日本に乗り入れているアメリカの航空会社だけでも、アメリカン航空(AA/AAL)、ユナイテッド航空(UA/UAL)、デルタ航空(DL/DAL)、ノースウエスト航空(NW/NWA)、コンチネンタル航空(CO/COA)の5つの会社が乗り入れしています。この5社に加えサウスウエスト航空(WN/SWA)、USエアウェイズ(US/USA)の7社がアメリカのメガ・キャリアと言っていいでしょう。

