グループHは、スペイン(8大会連続12度目/ベスト4)、ウクライナ(初出場)、チュニジア(3大会連続4度目/1次リーグ敗退)、サウジアラビア(4大会連続4度目/ベスト16)というグループ(カッコ内は出場回数/過去最高成績)。タレント揃いのスペインが1位、ウクライナが2位で決勝トーナメントに出場しました。

イベリア航空のA340-600。この機体導入時にビジネス・プラス・クラスを導入しています。ワンワールドの創立メンバー。スペインでの空港ハンドリングサービスを200社以上の航空会社に提供しています。(Photo/Airbus)
●スペイン
常に優勝候補の一角に挙げられている強豪国スペインですが、決勝トーナメントではフランスに破れ、残念ながらベスト16に終わりました。そんなスペインの航空会社といえば、日本にも乗り入れ経験のあるイベリア航空(IB/IBE)。1927年と世界の航空会社の中でも最も古い時代に設立されたイベリア航空は、国営航空会社として発足しました(現在は民営化されています)。
ワンワールドの創立メンバーで、スペインを中心に41か国(地域)110都市へ1日835便を運航しています。その他にはエア・ヨーロッパ(UX/AEA)、スパンエア(JK/JKK)などがあります。

写真はUkraine International Airlines のB737-500。ボーイング737シリーズのみを使用して国内・国際線を運航しています。
●ウクライナ
東ヨーロッパにあるウクライナは、初出場ながら決勝トーナメントではスイスを破りベスト8に進出しました。Air Ukraine(6U/UKR)というフラッグ・キャリアがありましたが2002年に経営破綻により運航停止。以降フラッグ・キャリア的な大きな航空会社はなく、Ukraine International Airlines(PS/AUI)、Aerosvit Airlines(VV/AEW)、DonbassAero(7D/UDC)等の航空会社が国内・国際線を運航しています。

写真はB737-600。Tunisairは、エアバスA300、A319、A320、ボーイングB737-500、B737-600といった機材で、チャーター便のサービスとともにヨーロッパ、中東、北・西アフリカに49のデスティネーションを結ぶ国内・国際線を運航しています。
●チュニジア
北アフリカに位置するチュニジアは、地中海に面した自然豊かな国。ワールドカップには4度出場し、2004年のアフリカネーションズカップを制するなど存在感溢れるチームです。そんなチュニジアの航空会社といえば、フラッグ・キャリアのTunisair(TU/TAR)。また1965年に設立されたArab Air Carriers Organization(航空会社間の協力、品質・安全標準を推進するアラブ地域の組織)にも加盟しています。またその他にはチャーター専門のNouvelair(BJ/LBT)があります。

写真はB747-300。サウジアラビア航空は、大型機を多数所有していますが、中型機、リージョナルジェットも保有していて、2005年にはエンブラエルERJ-170を15機発注しています。
●サウジアラビア
ワールドカップには、1994年の第15回(アメリカ)大会に初出場を果たしてから連続して出場しているサウジアラビア。サウジアラビアのフラッグ・キャリアといえばサウジアラビア航空(SV/SVA)。日本へ貨物便のみの乗り入れですが、中東・東南アジア・アフリカ・ヨーロッパ、北米と国際線のデスティネーションも豊富。メッカ巡礼の需要があるため大型機も多数所有しているのが特徴です(巡礼の時期にチャーター便を多数運航することで、そうしたチャーター便をハッジ・フライトといいます)。

