サウジアラビア航空、関空発着の定期便を就航!


サウジアラビア航空のB747-400。マーキングは、胴体のクリーム色は砂漠の色を、濃紺色はサウジアラビア王室を表し「ロイヤルブルー」と呼ばれている色です。尾翼のマークは、ヤシの木と剣が描かれていて、サウジアラビアの国旗にも用いられている剣は、聖地メッカの守護を意味しているそうです。中東最大のエアラインですが、やっと日本の定期路線就航となりました。

日本へは貨物便のみの就航だったサウジアラビア航空(SV/SVA)が9月6日から、関空/マニラ~リヤド~ジェッダ線の定期便を就させることとなりました(当初の予定では7月19日の予定でしたが、若干遅れたようです)。日本への定期便(旅客便)の乗り入れは46か国・地域目となります。日本と中東を結ぶ定期路線としては、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、イランに次いで5か国目

これは、関空からマニラ、リヤドを経由しサウジアラビア航空のハブ空港であるジェッダにあるキング・アブドゥルアズィーズ国際空港へと運航するもので、運航日は水曜日の週1便。使用機材はボーイングB747-400で、コンフィギュレーションは、ファーストクラスが36席、ビジネスクラスが32席、エコノミークラスが290席の計358席。

それでは、サウジアラビア航空について簡単にご紹介していきましょう。

サウジアラビア航空は、1945年に当時のアメリカ大統領であるフランクリンD・ルーズベルト大統領がアブドゥルアジズ王にDC-3(愛称:ダコタ)をプレゼントしたことからはじまりました。同年にリヤド、ジェッダ、ダハラーン間で乗客と貨物を運んだのが最初。正式に航空会社として設立されたのは1946年で、国防省の機関として設立されました。

今では世界中に70以上のデスティネーションを持ち、B747-400、B747-300、B747-100、B777-200、A300-600、MD-11、MD-90などの旅客機を130機以上所有し、世界有数の航空会社の1つとなっています。

サウジアラビア航空のユニークな特徴といえば、メッカ巡礼の需要があるため大型機を多数所有しているということがあります。ハブ空港であるキング・アブドゥルアズィーズ国際空港には、ハッジ(メッカ巡礼)の時期にのみ供用され、メッカ行きの旅客のみを扱う「ハッジ・ターミナル」があるほど。

現在は国営の航空会社として独占状態ですが、航空自由化政策により新規参入を認める方針だそうで、とりあえずは国内線に新規2社の参入が認められるようです。将来的には国際線にも参入を認める方向で、同時にサウジアラビア航空の一部民営化も検討されているとのことで、今後サウジアラビアの航空業界からは目が離せません。

■サウジアラビア航空概要
設立年:1945年
就航路線:中東、東南アジア、アフリカ、欧州、北米など70都市以上
日本就航路線:関空/ジェッダ(マニラ、リヤド経由)9月6日就航予定(週1便、水曜日運航)
保有機材:ボーイングB747-400など約130機以上
ホームページ:http://www.saudiairlines.com/

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.tabista.jp/cgi-bin/Mt/mt-tb.cgi/1329

コメント (10)

JAZZ:

おぉ~ついに来ましたかw最近の中東の勢いは猛烈ですね!
ところでエミレーツを筆頭になぜ関空に就航するのでしょうか?
成田のほうが需要があると思うのですが・・・
実は今関西方面は中東ブーム!?笑

近井コアラ:

JAZZさん、こんにちは!
お久しぶりです。いつもご愛読ありがとうございます。

関空に就航というのは、単純に成田のスロット枠が開いていないためというのがあります。
ただ、戦略的に関空重視ということも考えられますが。

サウジアラビアは成田の発着も希望していますので、
成田のスロット枠が増える、
あるいは既存枠の再配分がある際は、
もしかしたら成田にもやってくるかもしれませんね。

SV欠航:

最近、SVの関西・ジェッダ便が欠航続きですね。

早くも撤退ですか?

近井コアラ:

SV欠航さん、はじめまして。

欠航多いようですね。
中東は現在でも魅力あるデスティネーションであり、
ビジネスでも需要がある地域ですので、がんばって欲しいものです。

近井コアラ:

SV欠航さん、お久しぶりです。
欠航の事情がわかりましたので、ご紹介します。
現在、巡礼の需要が多い時期で、マニラ以遠で混雑しており、
関空への乗り入れを欠航しているとのことでした。

実は、現在運航されている関空/リヤド/ジェッダ線ですが、
これは正式な日本/サウジアラビア間の航空協定ではなく
行政許可として運航を開始したもので、今月に行われた
日本・サウジアラビア航空交渉により正式合意となります。

今回の交渉で国交省は、
年明けから来春と言われる
SVの運航再開について情報を得たいとしています。
今回の交渉が正式合意となれば、
直行便での運航も可能となるので春以降は
欠航など少なくなるのではないかと予想されます。

匿名:

サウジアラビア航空のボーイング747-400とボーイング747-300を早く再開して欲しいなぁと思っています。
関西~リヤド~ジェッダ線を早く再開して欲しいです。

近井コアラ:

サウジアラビア航空の関空/ジェッダ線ですが、
日本・サウジアラビアの航空協定ですが、
まだ交渉継続中とのことで、
正式路線として開設されるのはまだ先になりそうです。
情報が入り次第、またお知らせいたします。

じゅうべい:

関西空港は、エミレイツやカタール航空、今回のサウジアラビア航空と言い、中東エアラインの就航の話題で賑わっていますね。
本来は、東京便(成田)就航を希望していますが、成田の発着枠が少ないので関空への就航となったのでしょう。しかし、関空にとっては明るい話題ばかりで、国内線とのアクセスも良い事だから、成田よりもかえって良かったかもしれませんね。
もし、成田就航となれば、直行便か関空経由になるのかもしれませんし、最悪、羽田空港の国際線発着枠拡大実施まで待つしか有りません。

匿名:

関西~リヤド~ジェッタ線のボーイング747-400とボーイング747-400Fを早く再開して欲しいです。
名古屋(中部)~ジェッタ線のボーイング747-300を就航してほしいです。

よこぜき:

日本とサウジアラビアを結ぶと言う会議の話を聞きました。
かつて関空、セントレアを結ぶと言っていましたが、運休になってしまいました。
 豊田自動車があるので、若干、愛知県のセントレア方が結んだ方がいいと思います。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


近井コアラ

69(ロック)な生まれ(69年生まれ)がちょっと自慢な音楽と旅をこよなく愛する三十路。旧ソ連を皮切りに旅した国は30数カ国。旅は食にこだわりたい食いしん坊だが、高級かどうかは問わない雑食。少しでも旅のスパイスになるような情報を発信していきたいと思ってます!!

2008年10月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アーカイブ

RSSを取得