
革張りのゆったりシート。2つのポジションが設定できるフットレスト、ランバーサポート、調節可能なヘッドレスト、新デザインのトレイテーブルが備えられており、全席にラップトップ用電源も装備しています。(Image/Virgin Atlantic Airways 2006)
常に革新的なアイディアでサービスを提供してくれるヴァージン アトランティック航空(VS/VIR)は、1200万ポンド(日本円で約27億円)をかけて、プレミアムエコノミークラスのプロダクトとサービスの向上を目指した計画を発表しました。
今回新たに導入されるシートは、シートピッチが38インチ(約97cm)、シート幅21インチ(約53cm)で、同等クラスでは業界最大の座席となります。現在、同社が保有する機材に順次導入を開始するとのことです。
シートは人間工学に基づき快適性を高めています。革張りのシートには、2つのポジションが設定できるフットレスト、ランバーサポート、調節可能なヘッドレスト、新デザインのトレイテーブルが備えられており、全席にラップトップ用電源も装備しています。
こうした新シート導入は、プレミアムエコノミーの重要が拡大したことからで、座席数も約30%増やすとのことで、日本線に導入されているエアバスA340-600では2-3-2のシートコンフィギュレーションで、これまでの28席から38席へと座席数が増えました。
今では多くの会社が採用しているエコノミークラスとビジネスクラスの中間のクラスですが、このクラスを最初に導入したのがヴァージン アトランティック航空です。1992年に当初は「ミッドクラス」と名づけられ、普通運賃で利用する乗客を対象とし、主にビジネス客をターゲットに開発されました。1994年11月に「プレミアムエコノミー」と改名されました。プレミアムエコノミーのサービスは、シート以外にも多数あります。特徴は以下の通り。
●プレミアムエコノミーのサービスの特徴
・ゆとりのあるシート
・独立した専用キャビン
・専用カウンターでのチェックイン
・優先搭乗
・手荷物優先引渡し
・ウェルカムドリンク(シャンパン)、食後酒のサービス
・同クラス専任の客室乗務員によるサービス
・ベジタリアン、和食を含む4種類から選べる食事
・アメニティキット
ヴァージンのサービスは、革新的で先進的でありながらも「遊び心」にあふれたものです。たとえばエコノミークラスのブランケットの裏側のタグには「This is flying blanket」(空飛ぶ毛布)と書かれていたり、保有する機材にはすべて名前が付けられていたり、機体後部には常にメッセージが書かれていたり(現在のメッセージはロンドン五輪のマークとともに「Backing the bid」と書かれています)、マイレージプログラム「フライングクラブ」の特典として宇宙旅行があったりと、大手の航空会社にはないユニークなサービスや遊び心が随所にあふれています。
ロンドンへの空の旅、ヴァージンのサービスを体験してみてはいかがですか。

個人専用モニターは9インチの大きさ。300時間ものプログラムの中から好きな映画やドラマなどを楽しむことができます。(image/ Virgin Atlantic Airways 2006)


コメント (2)
はじめまして。関西に住んでおりますそらまめと申します。主婦です。
詳しくはないのですが単純に飛行機が好きで、特に塗装マニア(?)です。
先日オーストリア航空のバイオリンなどが描かれた特別塗装のことを調べていて
コアラさんのサイトに出会いました。
毎回本当にお詳しいお話、感動して楽しく読ませていただいています。
これからも隠れファンとして(笑)応援しておりますので、たくさんの飛行機のお話を聞かせてください。楽しみにしています。
投稿者: そらまめ | 2006年10月02日 16:25
日時: 2006年10月02日 16:25
そらまめさん、はじめまして!
旅客機の塗装は面白いですよね~。最近はいろいろな航空会社で頻繁にスペシャル・マーキングが登場するので、ファンにとっては嬉しいですよね!
今後も皆さんが楽しんでいただけるような情報をお届けしたいと思っておりますので、
ご愛顧いただければと思います。
隠れファン(笑)として見守っていてくださいね!
コメントもお待ちしてます。
投稿者: 近井コアラ | 2006年10月02日 16:28
日時: 2006年10月02日 16:28