
中国国際航空のボーイング・フリートとしては150機目となった記念すべき機体は北京オリンピックのスペシャル・マーキング!機体はB737-800です。マスコットは機首に近い部分から「歓歓」(ホアンホアン・モチーフは聖火)、「貝貝」(ベイベイ・モチーフは魚)、「??」(ニーニー・モチーフはツバメ)、「晶晶」(ジンジン・モチーフはパンダ)、「迎迎」(インイン・モチーフはチベットアンテロープ)の5体。2008年の北京オリンピックを空から盛り上げてくれそうです。(Photo/Boeing)
11月14日、ボーイングから中国国際航空(CA/CCA)に通算で150機目となるボーイング機がデリバリーされました。記念すべき150機目となったのは B737NGのB737-800で、2008年に開催される北京オリンピックの公式マスコットを機体に描いたスペシャル・マーキング機となりました。
中国国際航空は前身を中国民用航空(略して中国民航と呼ばれることが多かったですね)といい、1949年の設立と非常に歴史のある航空会社です。中国民航は国内の航空交通を独占してきましたが、1988年に行政機能と航空会社経営機能を分割し、航空会社が民営化されました。余談ですがこの民営化により、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、中国西南航空、中国西北航空、中国北方航空の6社に分割されました(さらに2002年に中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空の3社に統合)。この分割された航空会社の中でも中国民航のコールサイン「Air China」、IATAコード「CA」、ICAOコード「CCA」を受け継いだのが中国国際航空なのです。現在でも国際線ネットワークと運航するフリート数や規模において、中国最大の航空会社であり、北京オリンピックの公式パートナー航空会社でもあります。
今回デリバリーされたB737-800は、GEコマーシャル・アビエーション・サービス(GECAS)から中国国際航空へのリースという形となっています。ちなみにGECASは、中国国際航空へ2機のB737-400SF(フレイター)、9機のB737をリースしているそうです。
ボーイングと中国国際航空の付き合いは、中国民航時代の1972年に10機のB707が発注されたことにさかのぼります。現在中国国際航空は、150機のボーイング機(B747-400/400CMB/200F/400F、B767-300/200/300ER、B737-300/600/700/800、B777-200、B757-200)とエアバスA340-300、A320-200、A319-100など多数の航空機を運航しています。また15機のB787ドリームライナーを発注しています。
記念すべき150機目が、北京オリンピックの公式マスコットが描かれたスペシャル・マーキング機というのもおめでたいですよね。機体に描かれているマスコットを簡単に説明しますと、機首に近い部分から「歓歓」(ホアンホアン・モチーフは聖火)、「貝貝」(ベイベイ・モチーフは魚)、「妮妮」(ニーニー・モチーフはツバメ)、「晶晶」(ジンジン・モチーフはパンダ)、「迎迎」(インイン・モチーフはチベットアンテロープ)の5体。すべての読みをあわせると「北京へようこそ」という意味になるそうです。今後も北京オリンピックのスペシャル・マーキング機は増えそうですが、この機体が北京オリンピックのスペシャル・マーキングを描いた最初の機材となります。
今年5月にスターアライアンスに加盟、またキャセイパシフィック航空との間で相互間の資本関係を発表するなど、中国国際航空は今後の発展も楽しみな航空会社です。

