
大きなブレンデッド・ウイングレットが特徴的なB737-800。3月より羽田/山口宇部線、羽田/宮崎線へ就航の予定です。JALは現在30機を発注していて、年間8機ペースで受領する予定となっています。来年が楽しみですね~。(Photo/Japan Airlines)
11月14日(現地時間)、日本航空(JAL/JL)はアメリカ・シアトルにてボーイング737-800(JA301J)を受領しました。JALにとっては初のB737NG機材となります。現在JALではB737-800を確定で30機を発注(10機のオプション権もあり)していて、国内・国際線の小型の主力機として運用していく予定です。このJALにとって初のB737-800(JA301J))は、3月より羽田/山口宇部線、羽田/宮崎線に就航の予定)
で、また順次中国・東南アジアといった近距離国際線にも投入される予定となっています。
現在JALは多くの機種を抱えており、機種ごとに運航や整備担当者が必要になるといった効率の悪さが課題となっています。今後は機種の絞り込みによる効率化を進める予定で、B737-800の導入はその一環でもあります。
それでは今回JALが導入するB737-800について簡単に紹介しましょう。B737NGは、新設計の主翼とその先端に装備されたブレンデッド・ウイングレットや燃料タンクの大型化、エンジン性能の向上等により、航続距離はB737-400の3,300kmから4,500kmと約4割アップし、国際線への投入が可能となりました。燃費も15%程度向上し、さらにICAOにより設定されたもっとも厳しい騒音基準である「Chapter4」に適合している低騒音といったように環境にも優しい飛行機なのです。
外観や性能だけではなくコクピットも大きく様変わりしています。前方を見ながら大きく視線を動かすことなく速度・高度・方位などの飛行情報を確認できる「ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)」や、機体の飛行経路を地形図ととこに経路の側面から表示する「バーチカル・シチュエーション・ディスプレイ(VSD)」などが装備され、パイロットの状況認識を助ける機能が満載です。
さてキャビンはというと、スカイマークが同型機でオールモノクラス仕様177席で運航していますが、JALでは国内線では165席(クラスJが20席、普通席が145席)、国際線では144席(ビジネスクラスが12席、エコノミークラスが132席)というコンフィギュレーションとなっています。シートはデザインの工夫により足元の空間が大きく拡大したレカロ社の新世代シートをエコノミークラスに採用し、さらに消臭・抗菌効果のある空気触媒加工を施しています。また、国際線仕様機にはJALの小型機としては初の本格的なビジネスクラスを設置するほか、エコノミークラスにもPC電源や個人エンターテイメントシステムを導入するなど、キャビンの設備も最新機能を揃えています。
今後は年間8機程度のペースで導入され、将来的には小型機はB737-800に集約していく方針だそうです。今後のJALの小型主力機となるB737-800、来年の3月が待ち遠しいですね。

