今年創立60周年を迎えたキャセイパシフィック航空ですが、2007年1月21日より現在の成田空港第1旅客ターミナルから第2ターミナルへ移転することが決定しました。これは日本航空が来年に加盟する予定の航空連合「ワンワールド」にキャセイパシフィック航空が加盟しているためで、成田空港では、航空連合に加盟している航空会社をそれぞれ集結させるためのプロジェクトを行っており、「スターアライアンス」は第1ターミナル南ウイング、「スカイチーム」は第1ターミナル北ウイング、そして「ワンワールド」は第2ターミナルという配置に決定されたことによるもの。今回の移転はキャセイパシフィック航空のみで、完全子会社となった香港ドラゴン航空は、引き続き第1旅客ターミナル南ウイングでの離発着となります。
第2ターミナルでは今年6月1日まで全日空が使用していた第2ターミナルビルの「A」「B」アイランドを利用し、ラウンジもデザインを新たに一新し新設されます。また同様に「ワンワールド」加盟航空会社であるアメリカン航空も来年、第2ターミナルへの移転が予定されています。

全9種類の歴代ユニフォームを12月31日まで、客室乗務員の約3分の1が着用して乗務にあたっています。ユニフォームは画面左から初代(1946~1950年)、2代目(1950~1954年)、3代目(1954~1962年)、4代目(1962~1969年)、5代目(1969~1974年)、6代目(1974~1983年、ピエール・バルマンのデザイン)、7代目(1983~1990年、エルメスのデザイン)、8代目(1990~1999年、ニナ・リッチのデザイン)、9代目となる現在のユニフォームは1999年から着用が開始され、デザインは香港で有名なデザイナーであるエディー・ラウによるものです。(Photo/Cathay Pacific Airways)
来年からもアグレッシブに活動しそうなキャセイパシフィック航空ですが、今年の創立60周年の各種の取り組みは話題となりましたね。
●客室乗務員の3分の1が歴代のユニフォームを着用してサービス(12月31日まで)
●ATW(エアー・トランスポート・ワールド/アメリカの航空業界誌)のエアライン・オブ・ザ・イヤーの受賞
●9月に100機目(エアバスA330-300)の機材を受領
●ボーイングB777-300ER(2機、通算18機)の発注
●香港ドラゴン航空の完全子会社化と中国国際航空との提携
●中・長距離路線の3クラスすべての座席配列を変更する決定(2007年1月からサービス開始)
これらを記念の年にふさわしい6つの出来事として、同社日本支社ではあげています。新しくなる座席シートのご紹介は今後詳細な情報が入り次第ご紹介しますね。
また香港ドラゴン航空の完全子会社化ということも、同社にとっては重要な戦略であったかと思います。キャセイパシフィック航空が長距離線、香港ドラゴン航空を中国中心の短距離線と位置付け、効率よくグループとして運航していくようです。また日本線に限っていえば、成田路線では香港ドラゴン航空とコードシェアで運航することによって1日6便体制となったことにより、利便性が向上しています。
大きな節目を迎えたキャセイパシフィック航空ですが、今後もアグレッシブにチャレンジしていくようで楽しみです。

