11月28日(シアトル現地時間)にトリプルセブンの最新鋭機B777-300ERが、シンガポール航空へデリバリーされました。シンガポール航空は、2004年8月に19機のB777-300ERを発注していますが、そのうちの2機が今回デリバリーされました。予定では今年中に6機、2007年半ばまでに10機がデリバリーされる予定で、欧米やアジア路線に投入されます。B777-300ERは、B777-300の航続距離延長型となります。また、B777-300ERには、現在民間航空機に搭載するターボファンエンジンとしては世界最大推力を誇るゼネラル・エレクトリック社製のGE90-115B(115,300lbf)が搭載されています。

最新キャビンが設置されるシンガポール航空のB777-300ER。12月5日からシンガポール/パリ線に就航します。最新鋭機に最新キャビンという最強の組み合わせとなるシンガポール航空のB777-300ER、機会があればぜひとも搭乗してみたいものですね。(Photo/Boeing)
トリプルセブンのバリエーションは、ボーイング社によって2つの特性によって明確に分けられています。まず1つは、機体サイズです。基本サイズはB777-200とし、B777-300は胴体を延長し収容力を強化したサイズとする、としています。次に航続距離です。路線距離を3分類してそれぞれの需要にマッチしたバリエーションとしています。A需要は7,200kmから9,200km、B需要は10,800kmから14,250km、C需要は14,800km以上としています。ちなみにA需要はB777-200/300、B需要はB777-200ER/300ER、C需要はB777-200LRとなります。今回のB777-300ERはB需要ということになりますね。
シンガポール航空は、発注済みの全19機の777-300ERに11月8日に更新した「どこまで進化し続けるのか?! シンガポール航空の新キャビン発表」でご紹介した新キャビンが導入されます。
■シンガポール航空B777-300ER就航路線
・2006年12月より
シンガポール/パリ、シンガポール/香港、シンガポール/ミラノ/バルセロナ
・2007年1月より
シンガポール/チューリヒ
・2007年3月より
シンガポール/ソウル/サンフランシスコ
・2007年5月より
シンガポール/フランクフルト
シンガポール航空は、今回デリバリーされた2機の777-300ERを含め、業界最多である60機のトリプルセブンを運航しています。内訳はB777-200が31機、B777-200ERが15機、B777-300が12機、B777-300ERが2機の計60機。
最新鋭機に最新キャビン、機会があればぜひ体験したいですよね。

