
これがこのたび発表されたユナイテッド航空のファーストクラスの新シート。従来のシートとソロスイート仕様は変わっていませんが、占有スペースも写真で見るにはかなり増えているような気がします。機能的にさまざまな装備が設置されていてとてもクールなシートですね。(Photo/United Air Lines)
シンガポール航空、キャセイパシフィック航空など続々と新シートを発表していますが、ユナイテッド航空もこのたびファーストクラスに新シートを導入することを発表しました。
ユナイテッド航空では、国際線ファーストクラス、ビジネスクラスのシートの改良に向けて、約1億6,500万ドル(日本円で約178億円)をかけ開発するという計画を発表していましたが、まずはファーストクラスの新シートが導入されます。
ファーストクラスの新シートは、プライバシーが配慮され、仕事中にも就寝中にも快適で広々としたスペースが確保できるように設計されています。また、最先端の機内エンターテインメント設備と充実したアメニティも自慢のシートです。
この新シートが導入されるのは2007年第4四半期からで、国際線で使用されているボーイングB767、777、747を含む計97機に段階的に設置される予定です。
それではこの新シートを詳しく紹介していきましょう。新シートは現在ユナイテッド航空が導入しているファーストクラスシートよりもシート幅が8cm広い60cmで、好みの角度へリクライニングできます(従来のシート幅は52cm)。また就寝の際には全長約2mのフルフラットベッドとなります。
※従来のユナイテッドファーストスイートはシートピッチ198cm、リクライニング角度180度、レッグレスト55cm
エンタメ設備も充実していて、各座席には15.4インチのスクリーン・モニターが装備され、オンデマンド方式による映画、テレビ番組、ビデオゲームなどのプログラム、また50チャンネル以上、3,000曲におよぶ音楽番組から、ジュークボックス機能によって乗客独自のプレイリストが作成できるなど、最先端のエンタメシステムが装備されています。

シートを倒すと全長2mのフルフラットの快適なベッドにはや変わりします。シート幅が8cm広がりひろびろと使えます。ゆっくり休むことができそうですね。(Photo/United Air Lines)
加えて新シートには、以下のようなアメニティが装備されています。
・145か国で使用されている電源出力に対応した、ノートパソコン用の電源(110ボルト)
・携帯電話、PDA、デジタルカメラなどの充電が可能なUSBポート
・アップルコンピュータの携帯音楽プレイヤーiPodとの接続サービス。各座席のエンターテイメントシステムに接続して機内での利用および充電が可能
などなど、機内で考えられるあらゆる過ごし方に対応したシートとなっています。
ユナイテッド航空では、今後数か月のうちにビジネスクラスの新シートの発表も予定するなど、より質の高いサービスを提供できるよう、さまざまな施策を実施中です。
現在、ユナイテッド航空は、成田・関空・中部国際から週に122便を運航しています。成田からは、ワシントンD.C.・シカゴ(毎日2便)、シアトル・サンフランシスコ(毎日2便)、ロサンゼルス・ホノルル・ソウル・台北・香港・バンコク・シンガポールに週13便を、関空からは、サンフランシスコとホノルルへ毎日各1便、シカゴへ週3便を、また、中部国際からはサンフランシスコと台北へそれぞれ毎日1便を運航しています。日本線の歴史は23年というお馴染みのユナイテッド航空ですが、これらの便のファーストクラスに新シート導入後に搭乗される方は、ぜひその至福の時間を味わってください。

