ホンダジェット出足快調! すでに受注100機を突破

見れば見るほどユニークな概観を持つホンダジェット。主翼の上にあるエンジンが本当に特徴的です。すでに100機以上の受注を得ていますので、出だしは非常に順調です。今後もこの勢いで受注を伸ばしていってほしいものです。(Photo/Honda Motor Co., Ltd.)

2006年8月に、アメリカに航空機の機体開発、製造、販売を行うホンダの全額出資子会社である「ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company)」(以下HAC)が設立されました。そして2006年10月17日(現地時間)にて、世界最大のビジネス航空機ショーであるNational Business Aviation Association(NBAA)において“ホンダジェット”の受注を開始しました。

なんと受注開始初日に年間生産予定機数(70機/年)を上回る100機以上の受注を突破し、早くも4年後の初デリバリーを前に増産の検討を始めています。

ホンダジェットは以前「航空機市場に本格参入決定! The Power of Dreamsホンダの挑戦!!」(2006年10月4日更新)でもご紹介したように、機体のみならずエンジンまでもが100%ホンダ製という世界でも類を見ない開発経緯を誇ります。

機体自体も斬新な設計と外観も特長です。ホンダジェットは、エンジンが主翼上面に取り付けられているという独特のスタイルで、これは特許も取得した新開発のOTWEM(Over The Wing Engine Mount)で、高速飛行時の造波抵抗の低減に効果があります。また主翼全体が滑らかな加工が可能なアルミニウム合金の削りだし加工で製造されていて、翼形状も独自開発した空気抵抗が軽減される翼型とのことで、低燃費を実現しています。さらに低燃費のターボファンエンジンを搭載していますので、従来機と比べて約40%の燃費向上がホンダジェットでは実現しています。

またキャビンも胴体内のエンジン支持構造を廃することで、従来の機体に比べ胴体内容積を30%以上拡大しています。胴体にはカーボン複合材一体成形構造を用い、小型軽量でありながら、クラス最大のキャビンを実現しています。

HACの藤野社長が「他社の従来機が普通乗用車なら、ホンダジェットはスポーツカーのような乗り心地」とPRするように、高速・機敏でかつ広いキャビンは、小型ビジネスジェットの世界を大きく革新していくのではないかと思います。

今年から2010年のデリバリーに向けて、アメリカ連邦航空局(FAA)の型式認定試験が始まります。今後順調に計画が進み、ホンダジェットがデリバリーされ大空を飛ぶ姿が見たいですね~。

●ホンダジェット主要スペック
座席数:6席(乗員2名+乗客4名または乗員1名+乗客5名)
エンジン:Honda HF118 ターボファンエンジン×2
最大離陸推力:757kgf×2
最大離陸重量:4,173kgf
全長×全幅×全高:12.5×12.2×4.1m
最高速度:時速778km
最大運用高度:12,497m
航続距離:2,037km
燃費:3.3km/kg
離陸距離:807m
着陸距離:694m

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近井コアラ

69(ロック)な生まれ(69年生まれ)がちょっと自慢な音楽と旅をこよなく愛する三十路。旧ソ連を皮切りに旅した国は30数カ国。旅は食にこだわりたい食いしん坊だが、高級かどうかは問わない雑食。少しでも旅のスパイスになるような情報を発信していきたいと思ってます!!

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