
4月1日に加盟航空会社10社がとなるワンワールドの尾翼が勢ぞろい。右からアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、日本航空、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、イベリア航空、ラン航空、フィンランド航空、ロイヤルヨルダン航空、マレブ・ハンガリー航空。(Image/oneworld)
2月1日に日本航空(以下JAL)が、正式に4月1日に「ワンワールド」へ加盟することを発表しました。
何回かこのブログでも紹介してきましたが、航空会社は航空会社間の協力連合としてアライアンス化が進んでいます。これはアライアンス内で1社ではカバーできないエリアをコードシェアなどでより効率的にカバーし、またラウンジの共通利用やマイレージの相互積算などを行い、利用者に均一した同一のサービスを提供できるようにしようとしているためです。
現在世界では3つの大きなアライアンスがあります。1つめは全日空(以下ANA)やユナイテッド航空、ルフトハンザ ドイツ航空が加盟している「スターアライアンス」、2つめはノースウエスト航空、エールフランス航空などが加盟している「スカイチーム」、最後に今回JALが正式加盟するブリティッシュ・エアウェイズやキャセイパシフィック航空、アメリカン航空が加盟している「ワンワールド」です。
さてJALがワンワールドに加盟することによって、どのようなサービスが受けられるようになるのか紹介しましょう。
・ワンワールド加盟航空会社の便でマイル積算および特典を利用できる
もともとJALは、アメリカン航空、エールフランス航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、香港ドラゴン航空、エミレーツ航空、ラン航空と提携していますが、ワンワールドに加盟することにより、フィンランド航空、イベリア航空、マレブ・ハンガリー航空(4月1日ワンワールド加盟予定)、カンタス航空、ロイヤルヨルダン航空(4月1日ワンワールド加盟予定)のフライトでのマイレージ積算、特典航空券の利用が可能となるのです(エールフランス航空はスカイチーム、エミレーツ航空はアライアンス未加盟なので、今後の動向は気になるところです)。
ワンワールドへの加盟によって、現在の提携航空会社フライトではマイルの積算ができる航空券や路線に制限がある場合が多かったものが、だいぶ少なくなるのではと予想されますので、利用者にとってはさらに便利になる可能性が高いです。今後の具体的なマイルの積算率や特典航空券の必要マイル数などは2月末に発表される予定ですので、マイラーの方は要チェックです。
またマイレージ会員の特典利用でもっとも使いそうなラウンジですが、世界で約400か所のワンワールド加盟航空会社ラウンジを使用することができます。
・加盟航空会社間での乗り継ぎがスムーズになる
ワンワールド加盟航空会社間でのすべての乗り継ぎ便において、航空券を持ち歩くことなく旅行することができる「国際線e-チケット」の利用が可能になります。また搭乗手続きを一括して行えるため、乗り継ぎ地点でのチェックインの手間が省け、スムーズに旅行をすることができます。また、ワンワールド加盟航空会社便を乗り継ぐ世界一周運賃「ワンワールド・エクスプローラー」など、各種のワンワールド運賃を利用することができます。
なおJALではワンワールド加盟を記念して「JALワンワールド加盟記念キャンペーン」を行っています。2月1日~4月30日の間、クイズに回答し全問正解者の中から抽選で、毎月20組40名、総計60組120名に「日本発ワンワールド加盟航空会社で行くエコノミークラス世界一周航空券」をプレゼントしています。キャンペーンの詳細については、以下のホームページを参照してください。
http://www.jaloneworld.com
経営再建中という苦しい状況のJALですが、アライアンスに加盟することで1社では到底まかなえないサービスを提供することができることになります。ワンワールド加盟がJALの“追い風”になることを期待していますし、JALのさらなるがんばりにも期待しています。
●ワンワールド概要
加盟航空会社:アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、イベリア航空、ラン航空、フィンランド航空、日本航空(4月1日加盟予定)、ロイヤルヨルダン航空(4月1日加盟予定)、マレブ・ハンガリー航空(4月1日加盟予定)
※エアリンガスは4月1日に脱退
就航空港:約700空港
就航国:約140か国以上
1日あたりの便数:約9,000便
年間旅客数:約3億1,500万人
従業員数:約265,000人
機体数:約2,500機
総収益:約850億ドル(USドル)

