1998年4月11日に羽田/鳥取線に初就航し、エアバスA320-200(166席)とボーイング767-300(279席)の中間の座席(195席)をそなえる機材として活躍している全日空のエアバスA321が退役することが決定しました。
ラストフライトは、2月29日の函館発(19:00)羽田行き(20:25)のANA864便です。
日本では、全日空のみが運航しており7機が活躍しています。就航当初は、座席数は少ないものの2クラス(スーパーシート)を設定し、国内ローカル線をになう存在として活躍していました。しかし皆さんご存知の通り、スーパーシート廃止にともない運用が難しい存在となってしまいました。また他機種とエンジンが異なる(A320はCFM56、A321はV2500)ため、保守コストがかかってしまうことから、運用開始からわずか10年を待たず全機退役が決定してしまいました。
就航当初は、全日空創立45周年記念として2機(JA101AとJA102A)に日本景勝地を両サイドに11枚ずつ写真のフィルム・スリーブのように並べたスペシャル・マーキングが登場していました。これはスペシャル・マーキングのなかでも斬新なものとして評判でしたね。
就航当初のスペシャル・マーキングです。機体左側には、オホーツク海の流氷・富良野のラベンダー畑・十和田湖と八甲田山・蔵王国定公園・五箇山合掌造り集落(富山)・岡山後楽園・厳島神社・鳥取砂丘・グラバー園・都井岬・桜島が、機体右側には、利尻島・釧路湿原・ハリストス正教会・奥松島・兼六園・尖閣湾(佐渡島)・秋吉台・鳴門海峡のうず潮・松山城・湯布院・阿蘇山の22か所の風景が機体を彩っていました。
それでは簡単にA321についてご紹介しましょう。
A321は、A320の最初の派生型として開発されました。A320の胴体を6.94メートル延長させたA321は、1989年11月24日にローンチされました(エンジンはV2500装備)。初号機は1993年3月11日に初飛行し、同年12月17日に型式証明を取得。CFM56装備型の初飛行は1993年5月で、1994年2月に型式証明を取得しています。
1995年4月には、重量を増加して航続距離を延長したタイプがローンチされたために、それまでのタイプをA321-100、重量増加型をA321-200と呼ぶようになりましたが、すぐに生産がA321-200のみに1本化されたため、名称も単にA321となっています。全日空は初期型のA321-100を運航しています。
全日空ではA320のファミリー機ということで、A320と共通する点が多く、導入は大変スムーズに行われたそうです。
全日空では機種統合により生産性の向上を図るとして、残念ながらA321の退役が決定してしまいましたが、海外では多数活躍しています。日本の空で、日本のエアラインの機材としてA321が見られるのも後わずかです。2月29日のラストフライまで、ぜひ空港へ、また乗客としてA321を体験してみてください。

A320とA321の最大の近いは胴体の長さですが、全日空の場合エンジンがA320とA321で違うので見分けるのは簡単なはずです。2月29日のラストフライトまでに、ぜひ空港に足を運んでA321の雄姿をご覧になってみてください。


コメント (1)
全日空が特別協賛しています。
参加、よろしくお願いします!!
「第一回萩・石見空港マラソン全国大会」が来る平成20年10月19日に開催されます。スタートが空港の滑走路現運用空港での滑走路を使用してのマラソン大会は全国初です。日本陸連公認なので、マラソン好きな方にも喜んでいただけるものと確信します。
日頃は入ることの出来ない領域にランナーとして滑走路を快走できるとあって、いつもとは違う気分になれること間違いなしです。飛行機好きな方にも最高の大会だと思います。(滑走路に入れるのですよ!)
投稿者: RUNNER | 2008年08月07日 12:19
日時: 2008年08月07日 12:19