最近では地球温暖化や化石系燃料の高騰などにより、航空関係でも地球に優しい燃料の開発やエコロジーな活動が増えています。そんな中、2月15日から羽田空港の無料連絡バスが最新技術によって電気だけでも走行できる非接触給電ハイブリッドバス(車両の開発は日野自動車)の運行が開始されました。このバス、日本国内に1台しかないエコなバスなんです。2月15日から2週間の試験的運航ですが、乗客を乗せて運行するのは国内では初めてとなります。
さてこのバスはどんな最新技術を搭載しているかというと、通常のディーゼルエンジンとともに大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載しているところ。この高性能のバッテリーのおかげで、電気を使った走行の割合が増え(30分の充電で15キロの走行)、二酸化炭素の排出量を従来の約60%減らすことができるそうです。
このハイブリッドバスは路面の電源コイルの真上に停車することで床下部分の車載コイルに電気が流れ、バッテリーに電力を貯めていく仕組みです。わかりやすくいうとIH調理器と同じ電磁誘導の原理と一緒だそうです。30分の充電で15キロほど走行できるそうです。
このプロジェクトは国土交通省が進める低公害車の実用化プロジェクトの一環で、平成22年の実用化を目指しています。現在、羽田空港では第1、第2、国際線ターミナルを結ぶ連絡バスを4台運行しており、そのうち2台がブレーキのエネルギーを利用して充電する従来型ハイブリッドバスが導入されています。
2週間の試験運行ですが、羽田空港から給電装置のある羽田京急バス東京営業所までの1往復で、空港内をEVモード、一般道をHVモードで走行します。乗り心地ですが、静かで振動も小さいそうです。
2週間のハイブリッドバスの運転時刻を以下の通りです。ぜひ、羽田空港に該当期間に訪れる方は、試乗されてみてはいかがですか。
●第1旅客ターミナル8番乗り場発
11時03分、11時18分、11時33分、14時03分、14時18分、14時33分
●第2旅客ターミナル9番乗り場発
11時07分、11時22分、11時37分、14時07分、14時22分、14時37分
●国際線ターミナル3番乗り場発
11時11分、11時26分、11時41分、14時11分、14時26分、14時41分

