2009年3月に開港予定の富士山静岡空港を拠点に地方都市間をリージョナルジェットで結ぶ予定の「フジドリームエアラインズ(以下FDA)」は、7月25日、事業計画を発表しました。
ちなみにフジドリームエアラインズは、総合物流会社・鈴与が100%出資して2008年6月に設立された新規航空会社です。
事業計画によると運航開始は2009年夏の予定で、富士山静岡空港から小松へ1日2往復、熊本、鹿児島へそれぞれ1日1往復の3路線に就航すると発表しています。運航機材はエンブラエル170(76席)を2機体制でスタートした後、1年に1機ずつ導入し、2013年度には6機体制にするとしています。
小松、熊本、鹿児島という決定には、この3県には静岡県と共通点があったり、それぞれの県内に関連企業・施設があることがこの3県を選択した理由だと思われます。当初、新潟、富山、松山、仙台、札幌、福岡などの候補地を挙げていましたが、日本航空(新千歳、福岡に就航表明)、全日空(新千歳、那覇に就航表明)と競合を避けるため回避されました(ただし、次の就航地候補として、新潟、富山の両空港が挙がっています)。
フライトスケジュールに関しては、朝夕に設置し、就航都市間の効率的な移動ができるように設定したいとしています。この時間帯の設定ならば日帰りビジネス客には都合の良い時間ですし、観光客にとっても時間を有効に使える時間帯といえるのではないでしょうか。そして気になる料金設定ですが、「新幹線の指定席とグリーン席の中間」レベルに設定する予定としており、各便の搭乗率は70%を目指すとしています。
運航体制は操縦士・客室乗務員45人、航空整備士・運航管理者30人をはじめ、直接運航に携わる要員が計100人、支援スタッフを含めて125人体制でスタートするとのこと。

FDAの使用機材は、エンブラエル170で、座席数は76席。機体デザインはシンプルですが、カラーを1機ずつ変更していくとのこと。そうなるとちょっとブラニフ航空みたいな感じですよね。就航が楽しみです。(Image/Fuji Dream Airlines)
機体のデザインやシンボルマーク、客室乗務員の制服もすでに決定していて、機体のデザインはちょっと面白いものになりそうですよ。機体デザインは富士山をモチーフにしたシンボルマークが垂直尾翼に描かれ、胴体に大きく「FDA」のロゴとFUJI DREAM AIRLINESと社名が入ったものです。そして面白いものというのは、1機ずつカラーを変更していくということ。1号機は鮮やかな赤に決定していますが、今後どんなカラーが登場するか楽しみですね。客室乗務員の制服はグレーを基調にしたシックで落ち着いたイメージのものとなっています。
| 客室乗務員の制服はグレーを基調にしたシックなもの。スカーフのワンポイントとなっているオレンジが若々しい印象がありますね。(Image/Fuji Dream Airlines) |
FDAは2008年11月にも事業許可を申請する予定で、2009年3月の許可取得を目指すとしています。順調に行けば来年の夏には、日本の空にまた新しい航空会社が空を彩ります。ぜひ、がんばって欲しいものです。

