デルタとノースウエストが合併、世界最大の航空会社が誕生しました!

デルタ航空とノースウエスト航空が10月29日に合併し、世界375都市、約7万5000人の従業員を擁する世界最大の航空会社となりました。

デルタ航空は世界3位、ノースウエスト航空は同6位で、旅客輸送量で首位のアメリカン航空を抜くことになります(世界66カ国375都市、搭乗者数は年間で1億7000万人以上)。両社の合併は、米司法省が半年間実施してきた反トラスト法(独占禁止法)の審査が終了してから数時間後に協議が完了して発表されました。

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今回合併を発表したデルタ航空とノースウエスト航空。今後1年から2年かけて統合作業が行われますが、航空機・制服は新デザインが採用されるとのことです。ノースウエスト航空は社名も消えてしまいますし、日本ではおなじみの赤い尾翼が見られなくなってしまうのは、寂しいですね。(Photo/ Delta Air Lines、Northwest Airlines)

気になる新会社の社名は「デルタ航空」となり、アメリカ・アトランタに本社を置くとしています。また両社のハブである、アトランタ(デルタ)、シンシナティ(デルタ)、デトロイト(ノースウエスト)、メンフィス(ノースウエスト)、ミネアポリス/セントポール(ノースウエスト)、ニューヨーク(JFK)(デルタ)、ソルトレイクシティ(デルタ)、東京(成田)(ノースウエスト)といったすべてのハブ空港は合併後も維持されるとしていますので、日本路線に影響が出ることは少ないかと思われます。

この両社の合併は、アメリカ経済の低迷と燃料費高が大きくかかわってきていると思います。両社以外にもコンチネンタル航空はユナイテッド航空、ルフトハンザ ドイツ航空との提携関係を模索中との話もありますし、今後まだまだビッグなエアライン同士の合併や提携といった話が出てくる可能性があります。

新生デルタ航空は、この合併の効果として、機材の有効利用や包括的で多様な路線網の構築などにより、年間売上高とコスト削減効果において20億ドル以上の効果が見込まれるとしています。路線に関しては、お互いの足りない部分を補完しあえる合併だといえます。ノースウエスト航空はアジア太平洋路線、デルタ航空はラテン・アメリカ路線といった感じで、お互いが手薄だった路線を引き継ぎますので、グローバルなネットワークを利用者に提供できます(さらに、スカイチームとして提携関係の深いエールフランス・KLMの路線も合わせて考えると大西洋路線でも大きなアドバンテージを持つことになります)。

今後2社の統合作業は、1年から2年をかけて進められる予定で、旅客のチェックインや取引などは当面の間合併前と同様、路線を運航するそれぞれの航空会社が直接受け付けるそうです。2社のウェブサイトや予約システム、マイレージサービスプログラムなどはそれぞれが運営を継続します。しかし来年度以降には航空機・制服の新たなデザインがなされ、今後数年以降に航空機の塗り替えが行われる予定です。

社名がデルタ航空となることで、ノースウエスト航空の名前は消えてしまします。第二次世界大戦後、日本航空の立ち上げ時の運航を担当したり、昨年日本就航60周年を迎えたりといった、日本ではおなじみのノースウエスト航空の社名が消えてしまうのは、ちょっと寂しいですね。しかし、航空業界に逆風が吹くなか、生き残りを賭けた新生デルタ航空の今後の展開を楽しみにしたいと思います。

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近井コアラ

69(ロック)な生まれ(69年生まれ)がちょっと自慢な音楽と旅をこよなく愛する三十路。旧ソ連を皮切りに旅した国は30数カ国。旅は食にこだわりたい食いしん坊だが、高級かどうかは問わない雑食。少しでも旅のスパイスになるような情報を発信していきたいと思ってます!!

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