ルフトハンザ ドイツ航空は、2009年早々にイタリアに新航空会社「ルフトハンザ イタリア」を設立します。予定では6機のエアバスA319を使用し、2月2日からミラノ・マルペンサ空港からバルセロナとパリ(シャルル・ド・ゴール空港)に就航し、3月上旬にはブリュッセル、ブタペスト、マドリード、ブカレストに就航、3月末の夏スケジュールからはロンドン(ヒースロー空港)、リスボンの各路線に就航するとしています。

来年2月2日にテイク・オフの予定のルフトハンザ イタリア。エアバスA319(6機)で、ミラノ・マルペンサ空港からバルセロナ、パリに就航する予定。その後、ブリュッセル、ブタペスト、マドリード、ブカレスト、ロンドン、リスボンに就航の予定です。
(C)Photographer:Jens Goerlich
ルフトハンザ ドイツ航空は、すでにイタリアにおいてミラノ・マルペンサとレナーテの両空港からドイツ国内5都市へ週185便の直行便を運航し、そのうち115便はルフトハンザのハブ空港であるフランクフルトとミュンヘンに運航しており、世界200都市以上へスムーズな乗り継ぎを実現しています。今回イタリアに新航空会社を設立したのには、イタリアの旅客の間でのルフトハンザの高い評価と高い需要によるもの。また、ミラノ・マルペンサ空港は、スイス南部のイタリア語圏も含め、ヨーロッパの主要経済圏もカバーできるということも理由の1つでしょう。
気になる機材コンフィギュレーションは、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制で138席。機内はイタリア風のデザインでイタリア人客室乗務員がイタリアの食材を使用した機内食を提供するという、イタリアンテイストを付加したものとなる予定です。
今現在のところでは、2レターコード、3レターコードなどは決定していませんが、すでにルフトハンザ ドイツ航空のコードで予約受付は開始されています。オンラインwww.lufthansa.comで予約をすると、税、燃油付加運賃、発券手数料を含む往復航空券が99ユーロ(日本円で約1万2000円)からとなります。
当初の計画では、エンブラエル195で、ルフトハンザの子会社であるエアロ・ドロミテにより運航されるとしていましたが、新航空会社設立ということに変更されたようです。
新生アリタリア航空(CAI)の発足が12月1日に予定されていましたが、航空局は、12月1日の新会社の発足を認めず、延期になっています。正式な発足の日については、現在のところ公式な発表はされていません(新生アリタリア発足までは現アリタリアが運航を行います)。このような状況の中、ルフトハンザがイタリアに地盤を持とうとしていることは、ヨーロッパの航空会社にはインパクトの大きい出来事であることは間違いありません。また新生アリタリアへの出資の話がなくなったわけではない、交渉のドアは閉ざされていないともルフトハンザ側はしているので、今後ヨーロッパの航空会社が大きく再編されるのか?などなど目が離せません。

