国土交通省は3月11日、韓国の格安航空会社「済州航空」に旅客運送事業を認可したことを発表しました。これにより、済州航空は3月20日から、B737-800(189席)でソウル(仁川)と関西国際空港を週7往復(毎日1往復)、北九州空港を週3往復で就航することとなりました。

済州航空のボーイング737-800。オールモノクラスで189席。オレンジのシンボルカラーが印象的です。メインサインとオレンジのシンボルカラー、ロゴタイプは、JejudoのイニシャルJを使い“国際自由都市Jeju”の未来志向で、国際的なイメージを積極的に活用し国際マインド、国際的位相を表現したものだそうです。(Image/Boeing)
済州航空は、2005年1月に韓国の大手財閥「愛敬グループ」と済州特別自治道(済州市と西帰浦市からなる高度な自治権を持つ行政区)が共同で設立した韓国の格安航空会社です。2006年6月5日、済州/ソウル(金浦)線に就航してから韓国国内線に就航しており、2008年7月に初の国際チャーター便として済州/広島間を運航しました。
●済州航空データ
設立日:2005年1月25日
資本金:800億ウォン(約50億円)
従業員数:375人
保有機材:B737-800(2機)、ボンバルディアDHC-8 Q400(5機)
IATA(2レター):7C
ICAO(3レター):JJA
コールサイン:JEJU AIR
※2008年6月25日に国内線2年無事故20,000便を達成し、韓国国内新規航空会社のなかで国際線就航の資格獲得。
※2007年12月にボーイングとB737-800新規航空機5機の購買契約の締結。韓国報道によるとB737-800を今後15機に増やす計画があると伝えられています。
3月20日に関西国際空港と北九州空港に就航することとなりますが、特に関空では済州航空と5月から運航を開始する全日空の関空/ソウル(金浦)線により、ソウル間のフライトが格段に充実し競争が予想されますが、済州航空では「市場のパイを取り合うのではなく、新しく観光スポットなどを提案して旅行会社とともに商品を造成し新規開拓をしていきたい」と前向きに捉えているようです。今後ゴールデンウィークや夏休みなどに、多様な観光の提案ができるのではないかとしています。また、2008年中に清州にも定期便を就航させることも検討されていましたが、当面はチャーター便として10月10日から運航の予定となっています。
北九州空港では、北九州市と市内企業などで作る北九州空港利用促進連絡会と済州航空、韓国観光公社が3月7日、共同でPR事業を行う協定を結ぶなど、利用促進に向け積極的に動き出しています。
● 済州航空フライトスケジュール
・関西国際空港/ソウル(仁川)
※月・火・土・日
7C1301便 ICN 午前9時30分発/KIX 午前11時10分着
7C1302便 KIX 午後0時00分発/ICN 午後1時50分着
※水・木・金
7C1301便 ICN 午後1時30分発/KIX 午後3時30分着
7C1302便 KIX 午後4時20分発/ICN 午後6時10分着
・北九州空港/ソウル(仁川)
※水・金
7C1501便 ICN 午前10時55分発/KKJ 午前10時55分着
7C1502便 KKJ 午前11時40分初/ICN 午後1時5分着
※日
7C1501便 ICN 午後4時発/KKJ 午後5時時25分着
7C1502便 KKJ 午後6時10分発/ICN 午後7時35分着
機材はいずれもB737-800。オールモノクラスで189席。
円高の追い風にのって現在、韓国旅行は活気ついています。済州航空は、他社運賃よ70~80%に押さえた格安も売り。しかし安全にも留意していただいて、まずはこの追い風に乗り、日本での地位を確かにしてもらいたいものです。

