夏休みに突入されている方も多いのでは。本ブログをご覧の方ならば、ヒコーキ乗って旅行!とか空港に撮影に行く!という方が多いかと思われますが(うらやましい)、家でのんびり読者やDVD鑑賞なんて方もいるでしょう。暑くて何かを考えるのもだるいかもしれませんが、クイズを解いてすっきり!といきませんか! 今回は飛行機に関係するクイズです。知らなくても旅行するのは楽しいですが、知っているともっと楽しくなる(?)知識ばかりですよ。
●問題
Q1 以下のジェット旅客機の中で定期旅客便に就航した最初の旅客機はどれ?
A:ボーイング707 B:BAC111 C:ダグラスDC-8 D:デ・ハビランド・コメット E:シュド・カラベル F:コンベア880
Q2 以下の2レターコードが表す航空会社は?
A:NH B:UA C:AC D:QF E:KE F:VS
Q3 パイロットの制服の袖や肩には職級を示す3本か4本の線があります。それぞれ意味する職級は?
Q4 フライ・バイ・ワイヤを最初に実用化したジェット旅客機はなに?
Q5 出発時刻とは以下のどれをさすか?
A:飛行機が離陸した時刻 B:ボーディング・ブリッジが外された時刻 C:駐機場所から飛行機が動きはじめた時刻
Q6 日本で4,000メートルの滑走路を持つ空港は以下のどの空港とどの空港?
A:関西国際空港 B:成田国際空港 C:羽田空港 D:新千歳空港
Q7 飛行機の尾翼のマーキングで鳥がモチーフになっている航空会社は以下のどれとどれ?
A:マレーシア航空 B:シンガポール航空 C:日本航空 D:ルフトハンザ ドイツ航空 E:コンチネンタル航空
Q8 航空会社のコールサインで実際にあるのは?
A:スピードバード B:スーパーマン C:ベートーベン D:バッハ E:ウルトラマン
●解答
A1 D:デ・ハビランド・コメット
1952年5月2日にBOACのロンドン/ヨハネスブルク線に就航したのが、世界で初めてのジェット旅客機の定期旅客便。ちなみに他の機体は以下の通り。
ボーイング707:1958年10月26日。パン・アメリカン航空の大西洋路線。
BAC111:1965年4月9日。ブリティッシュ・ユナイテッド航空のガトウィック/ジェノバ線。
ダグラスDC-8:1959年9月18日。ユナイテッド航空、デルタ航空の国内線。
シュド・カラベル:1959年。エールフランスのパリ/イスタンブール線。
コンベア880:1960年5月15日。デルタ航空のニューヨーク/ニューオリンズ線。
A2 A:NH=全日空 B:UA=ユナイテッド航空 C:AC=エア・カナダ D:QF=カンタス航空 E:KE=大韓航空 F:VS=ヴァージン アトランティック航空
A3 3本線=副操縦士 4本線=機長
A4 エアバスA320
フライ・バイ・ワイヤとは、操縦系統を電気信号で動かすシステムのことをさします。エアバスA320が登場するまでは、操縦棹からの信号は油圧などにより伝えられていましたが、装備が複雑で重量も大きいものでした。フライ・バイ・ワイヤは、パイロットからの入力を電気信号に変換し、電線によって飛行制御コンピュータを通り油圧アクチュエータに伝えられ、アクチュエータで再びメカニカルな動きに変換して操舵します。現在開発中なのが、「フライ・バイ・ライト」と呼ばれるもので、電気信号ではなく光信号を利用しようとするものです。信号の伝送ケーブルには、光ファイバが用いられます。このフライ・バイ・ライトの利点には、電磁波障害の影響を受けにくいということ、高速で大容量の伝送が可能、小型で軽量、防火性に優れているなどがあり、旅客機に採用するために開発中です。
A5 C
離陸する時刻を出発時刻と思ってしまいがちですが、時刻表に掲載されている出発時刻とは、航空機が動き始める時刻のことをいいます。飛行機のタイヤにかませている輪留めを取り外す作業をブロックアウトといいますが、輪留めを外し動くことから出発時刻のことを「ブロックアウトタイム」と航空関係者は呼んでいます。ちなみに離陸した時刻は「テイクオフタイム」、着陸した時刻を「ランディングタイム」、スポットインの時刻を「ブロックインタイム」(これが到着時間になります)、離陸から着陸までの時間を「フライトタイム」、ブロックアウトタイムからブロックインタイムまでの時間を「ブロックタイム」といいます。
A6 AとB
関西国際空港のB滑走路と成田国際空港のA滑走路が4,000メートル。羽田、新千歳空
港は3,000メートル。
A7 BとD
シンガポール航空の鳥の尾翼ロゴは、1987年のCI時にデザインされたもの。ルフトハンザ ドイツ航空の尾翼は「ツル」。1926年以来使われているものです。Aのマレーシア航空は鳥に見えますが、マレーシアの伝統的な凧で「カランタン」をモチーフにしたもの。日本航空は鶴丸マークが有名ですが、現在は太陽をモチーフにしたものとなっています。コンチネンタル航空は地球をイメージしたもの。
A8 A
スピードバードというコールサインは、ブリティッシュ・エアウェイズが使用しています。これはブリティッシュ・エアウェイズの前身である英国海外航空(BOAC:British Overseas Airways Corporation)の旅客機のマーキングで、機首や尾翼に矢印のように簡略化された鳥が描かれていました。この鳥をスピードバードと呼んでいて、それがそのままコールサインとして残っているのです。
さてさて、どれくらい正解できましたか? こういった知識は知らなくてもいいものですが、知っているとちょっと楽しいですよね。旅行に行く方も家でゆっくりされる方も、楽しい夏休みであることを願っています。


コメント (3)
いつも楽しく読ませていただいております。
今回のクイズも大変参考になりましたが1点疑問があります。
Q6の一番長い滑走路を持つ空港の答ですが、関西国際空港のA滑走路は3500メートルですが、B滑走路は4000メートルではないでしょうか。2本の滑走路長を合計することに意味はないのでしょうが、合計では成田より関西の方が長いということになりますが。
投稿者: ねおぱぱ | 2009年08月18日 11:03
日時: 2009年08月18日 11:03
関空も4000じゃ・・・
投稿者: 匿名 | 2009年08月19日 10:45
日時: 2009年08月19日 10:45
ねおぱぱさま
匿名さま
こんにちは!
いつもご愛読ありがとうございます!
ご指摘の件ですが、そのとおりです。
すいません。関西国際空港のB滑走路は4000メートルで
成田国際空港と同じ長さです。
ここで訂正するとともにお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。
(現在は修正して訂正しております。本当に申し訳ありませんでした)。
関空では2007年8月2日にB滑走路(4000メートル)が
供用開始されています。
せっかくの4000メートルの滑走路ですが、
現在は、主に一部の着陸機用として使用されることが多く、
当初のA滑走路を離陸専用、B滑走路を着陸専用として
運用するという目的が発揮されていないのが
残念なところです。
これはB滑走路がターミナルビルから4kmと遠いことから
地上走行時間が長くなり燃費を節約したい航空会社、
時間を節約したい利用者から敬遠されていることなどから
着陸であってもA滑走路を利用することが多いようです。
繰り返しになりますが、読者の皆様、関係各位に
お詫びするとともに訂正させていただきます。
ご指摘、本当にありがとうございました。
今後とも貴重なご意見・ご指摘をよろしくお願いします。
投稿者: 近井コアラ | 2009年08月20日 16:08
日時: 2009年08月20日 16:08