ガルーダ・インドネシア航空は、同社の新型機材エアバスA330-200を日本路線に投入し、運航を開始しました。ただし、同機材での運航は不定期とのことです。また、この機材は先ごろから導入が開始された新ロゴ・新マーキング機材でもあります。
日本線に投入されることとなった同社のA330-200は、エグゼクティブクラスが36席、エコノミークラスが186席の計222席のコンフィギュレーションとなっていて、機内のデザインは、これまでの基調カラーであった濃淡のブルーとグリーンからブラウンやマカロンカラーに一新されています。

ガルーダ・インドネシア航空の新ロゴ。デザイン担当はランドー社。変更前と同様にシンボルイメージであるインドネシア伝説の鳥「ガルーダ」を残しつつ、エアライン名はモダンなタイプロゴとなっています。(Image/Garuda Indonesia)
機体のマーキングと新ロゴは、航空会社のCIをよく担当しているランドー社がデザインを担当しています。変更前のロゴは1985年に導入が開始(こちらのデザインもランドー社)されたもので、インドネシアの伝説の鳥「ガルーダ」をモチーフとして、ブルー・グリーン・アクアの3色を使用していました。今回のデザインは、よりモダンなイメージで鳥のイメージは残しつつ、インドネシアのもてなしの精神とプロフェッショナリズムを目指したものだそうです。
ガルーダ・インドネシア航空の新マーキング。大きな変更点は尾翼デザイン。今まではと鳥のマークが大きく描かれていましたが、今回のデザインは尾翼から機体後部にかかるブルーのグラデーションとなりました。
機体のマーキングで大きく変わった点は、今までは尾翼に鳥のマークがペイントされていたのが、尾翼から機体の後部にかかるブルーのグラデーションに変更されたことです。イメージカラーであるブルー・グリーン・アクアの3色は残した形になります(この3色は、インドネシアの美しい海や空、豊かな自然の象徴としているので、納得ですね)。
機内インテリアですがシートは一新され、エグゼクティブクラスは2-2-2配列でフルフラットタイプになりました。シートピッチは74インチ。11インチのタッチスクリーンの個人用モニターが設置されています。エコノミークラスは、2-4-2配列でシートピッチは32インチ。9インチの個人用モニターが設置されました。
ガルーダ・インドネシア航空は現在「ガルーダ・インドネシアエクスペリエンス」をテーマにユニークなサービスを展開中です。クルーのお辞儀の仕方や機内食にインドネシアテイストを盛り込むなどさまざまな展開が計画されていて、今後制服の変更なども予定されています。
こうしたサービス展開のほかにも、「Quantum Leap」として2014年までの計画として国内・国際的な競争力の強化を図っています。現在56機のフリートを116機に増やし、週1700フライトを週3000フライトに増加したい考え。新規路線も18路線開設する予定です。機材に関しては、2009年7月に50機のB737-800と、2011年にデリバリー予定の10機のB777-300ER、今回日本線に投入されたA330-200の4機がこの計画のために導入されます。
同社は、EUにおいて「安全性に問題がある」として、他の全てのインドネシアの航空会社とともに2007年7月6日からのEU域内への乗り入れ禁止を決定されていましたが、2009年7月14日に管理体制が国際基準の安全性を満たしているとしてEU内で運航禁止リストから解除され、EU内への運航が可能となりました。今後、ロンドンやアムステルダム、フランクフルトなどに再び就航すると思われます。
ガルーダ・インドネシア航空は、日本では成田・関空・中部に乗り入れおなじみのエアラインです。また今年は創立60周年と節目の年でした。安全性のさらなる確立とサービス向上を図り、発展していってほしいものです。

