スターフライヤーは3月31日に、2010年度事業計画および中期経営計画(2010~2014年度)を発表しました。
この計画によると2012年度にも九州/アジア間の国際定期便の運行開始を目指すとしていて、本年度(2010年度)では、これまでも実施してきた国際チャーター便を毎月1回の頻度で設定したいとしています。デスティネーションは、これまで通りソウルと香港を想定していて、さらに新デスティネーションも検討するとしています。新デスティネーションは、釜山、深セン、広州、上海、北京などの中国、マカオ、台湾などが候補地になりそうです。さらに、チェジュ航空の日本地区総代理店の業務を4月1日より開始しており、北九州/ソウル線の営業により国際線販売のノウハウを積むとしています。国際線計画は、2013年度までには1日3便の運航実現を目指し、2014年度には1日6便に拡大することを目標としています。
国内線においては、羽田空港の発着枠配分により2011年7月から羽田/福岡線に参入し初年度は1日5便、2013年度には最大1日10便の運航を予定しています。羽田/福岡線の運賃に関しては、羽田/北九州の大人普通運賃32,600円と同額程度にしたいとしていて、全日空とのコードシェア便にする方向で協議されています。また、現在1日11便で運航中の羽田/北九州線を2011年7月からは1日12便(ダブルデイリー化)に、2013年からは1日13便に増便する考え。
※2013年春には羽田空港の第2段階の増枠が行われる予定。
| 路線計画 | |||||
| 年度 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 |
| 羽田/北九州 | 11 | 12 | 12 | 13 | 13 |
| 羽田/関空 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
| 羽田/福岡 | 0 | 5 | 5 | 10 | 10 |
| 国際線(または国内線) | 0 | 0 | 3 | 3 | 6 |
| 路線計 | 15 | 21 | 24 | 30 | 33 |
※2013年度は北九州線増便および福岡線増便を目指す。羽田空港発着枠2次開放への対応
※2013年度以降の羽田線に関する増便枠は確定したものではない
※2014年度は近距離アジア路線の拡充を目指す
機材計画については、2011年1月と5月に5号機と6号機のデリバリーを受け、2012年度にさらに2機、2013年度と2014年度に1機ずつ導入し、合計で10機体制とする予定です。いずれも現在使用しているエアバスA320-200となります(今年受領する2機は150席のコンフィギュレーション。既存機体は144席)。
こうした国際線路線開設・新路線開設・増便により、2014年度の連結売上高は2009年度見込みの2.1倍の354億円、営業利益は3.8倍の17億円を目指します。財務基盤の強化として2011年度の株式公開も目指すとしています。
着実に実績を重ね、九州から世界へと目を向けてさらなる飛躍を目指すスターフライヤーの意気込みが伝わる中期経営計画だと思います。この不況の中でのチャレンジ。ぜひとも飛躍につながるものになることを願っています。

