
ルフトハンザ ドイツ航空向けのエアバスA380の第一号機(レジ番号D-AIMA)。ニックネームは「フランクフルト・アム・マイン」。いち早く日本線に就航します。(Photo/Airbus)
ルフトハンザ ドイツ航空(以下ルフトハンザ)は5月20日にハンブルグのエアバス社内施設にて、同社向けのエアバスA380の第一号機を受領しました。この第一号機の定期便は日本線に導入されることが決定しており、第一便は6月11日にフランクフルトを発ち、成田に向かうこととなります。これにより、ルフトハンザは日本/ヨーロッパ路線にエアバスA380を導入する初の欧州系航空会社となります。当面、エアバスA380による成田/フランクフルト線は、日本発は月・水・土の週3回となりますが、8月4日に納入予定の第二号機の納入後は、成田/フランクフルト線は毎日エアバスA380での運航となります。
それではルフトハンザのエアバスA380の機内インテリアについて紹介していきましょう。ルフトハンザ仕様のエアバスA380は、アッパーデッキ(2階)にファーストクラス8席、ビジネスクラス98席、メインデッキ(1階)にエコノミークラス420席が配置され、計526席となります。3クラスとも新設計となっています。

開放感のあるファーストクラス。プライベート空間にしたい場合は、仕切りが使えるようになっています。(Photo/Lufthansa)
ファーストクラスの新シートは全長2.07メートル、幅80センチと広々としたものとなっています。そして現在の主流である個室のように壁などで区切ったデザインではなく、広くオープンな座席とし、乗客が自由に仕切りを使えるようなものとなっています。これは乗客のアンケートなどの結果だそうです。また要望が高かった静寂性については、吸音機能付きカーテンでファーストクラスを仕切るほか、機材の外壁に遮音素材を使用しました。さらに防音カーペットで足音も防ぐという徹底ぶりです。また商業用旅客機への設置は初となる加湿器や時間に合わせて自動調節されるライトなど、機内の乗客の健康に配慮したものもあります。ファーストクラス専用の化粧室は、着替用スペース付きでさまざまなアメニティグッズも完備されています。

シート角度を自由に調節できるビジネスクラスのシート。マッサージ機能付きです。(Photo/Lufthansa)
ビジネスクラスの新シートは「シェイプシステム」を採用し、人間工学に基づいて最適なポジションになるように体のラインにフィットするもの。シート角度は自由に調節が可能なうえ、マッサージ機能が内蔵されています。水平になると全長2メートルになるので、ゆっくりとリラックスすることができるでしょう。

足元の空間が広がったエコノミークラス。(Photo/Lufthansa)
エコノミークラスの新シートは、世界的に著名なデザイナーや人間工学の専門家と協力し、人間工学に基づく最適なデザインのシートとなっています。足元のスペースが従来と比べ5センチ拡大され、エコノミークラスにおいて最大級のスペースが確保されています。
機内エンターテイメントは全クラスに個人用モニターが装備され、さまざまなエンターテイメントプログラムを楽しむことができます。子供用のプログラムには、子供用専用チャンネルのほか、多人数参加型ゲームが加わり、家族でのフライトにも魅力的な内容となっています。そして航空ファンにはちょっぴり嬉しい機能として、尾翼に搭載されているカメラからの光景を個人用モニターで見ることができるそうです。
ルフトハンザのエアバスA380のこうした最新の機内を日本線で真っ先に体験できるというのは、嬉しいことですね。ちなみにルフトハンザのエアバスA380にはニックネームがつけられるようで、第一号機は「フランクフルト・アム・マイン」、第二号機は「ミュンヘン」となる予定です。
日本線就航まで今後の第一号機の予定としては、6月6日にはサッカードイツ代表を乗せフランクフルトから南アフリカへ特別運航、6月8日にはベルリン・シェーネフェルトのILAベルリン航空ショーの開幕日にゲストとして登場予定です。今秋までには、北京やヨハネスブルク線にて使用される全4機のエアバスA380がルフトハンザに納入される予定です。6月12日に成田にルフトハンザのエアバスA380がやってきます。楽しみですね。

