2009年11月14日

2010年、全日空が新サービスブランドスタート!

全日空は2010年2月から、プロダクト・サービスブランド“Inspiration of Japan”の展開をスタートすると発表しました。この新サービスブランドは、長距離欧米線からスタートし、順次全面的にリニューアルされるとのことです。

今回の新サービスブランド“Inspiration of Japan”は、「イノベーティブ」「際立つ個性」「モダンジャパン」をキーワードとしていて、シート・機内食といった機内サービス、空港内の手続き、ラウンジなどを刷新します。まずは150~170億円をかけ、新造機材6機と既存機材6機の改装を実施する予定。サービススタートは2010年2月20日の新造機材のB777-300ERで、成田/ニューヨーク線が皮切りとなります。

さてそれでは気になるシート・機内食についてご紹介していきましょう。シートは、ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーの4クラス全てをリニューアルし、居住性・快適性を向上させています。


●ファーストクラス
ファーストクラスシートは「ANA FIRST SQUARE」と名づけられ、従来よりも高い壁面で囲みコンパートメント感覚のプライベート空間が実現されています。質感にもこだわり、削りだしのアルミ素材、木目調の壁面など質感にこだわった素材を用いて、高級感と落ち着きのある空間となっています。個人用モニターは、23インチタッチパネル式液晶ワイドスクリーンが用意されました。機内食は、「月替わり」で毎月新しいものがサービスされます。和・洋にとらわれず、好きなメニューを好きな時間に食べられます。白米・健康米等2種類の炊き立てごはんが用意されています(機内で炊いています)。

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ファーストクラスシート「ANA FIRST SQUARE」。壁面が従来よりも高くなったことで、よりプライベートな空間が実現されています。(Photo/ANA)


●ビジネスクラス
「ANA BUSINESS STAGGERED」と名づけられたシートは1-2-1配列となり、全席通路側へアクセスできるようになり、また完全フルフラットスタイルになりました。個人用モニターは、17インチタッチパネル式液晶ワイドスクリーン。機内食は、30種類を超える和・洋のメニュー(月替わり)を、好きな組み合わせで好きな時間に楽しむことができます。料理家の栗原はるみさんや人気レストランによる監修メニューが用意されています。

またファースト・ビジネスともに2010年4月からは、個人モニターのタッチパネルで食事や飲み物を注文することができます。

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ビジネスクラスシート「ANA BUSINESS STAGGERED」。1-2-1配列となったことで、全席通路へアクセスできるようになりました。完全フルフラットスタイルとなっていますので、長距離路線でも快適に過ごすことができます。(Photo/ANA)


●プレミアムエコノミー
プレミアムエコノミーは、2-4-2配列で座席ピッチが約106センチとクラス最大級の広さを実現しています。大型バイザー(可動式)が設置され、パーソナルな空間を作ることができます。個人用モニターは、12インチタッチパネル式ワイドモニターが用意されています。

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プレミアムエコノミーのシートは、座席ピッチが106センチとなりクラス最大級の広さを実現しました。大型バイザーが設置されたので、隣席を気にすることもありません(Photo/ANA)


●エコノミー
エコノミーは、2-4-3配列で座席ピッチは約86センチで、前列との幅が従来より約7.5センチ拡大し、クラス最大級の広さとなっています。スライドするヘッドレスト、3段階に動くフットレストなど、快適に過ごすために細部までこだわったシートです。個人用モニターは、10.6インチモニターが用意されています。

エコノミー共通の機内食「j-Menu」は、丼・定食・弁当・麺といった日本のエアラインならではのメニューを月替わりで提供するそうです。

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エコノミークラスシートは座席ピッチが約86センチとなり、クラス最大級の広さ。スライドするヘッドレスト、3段階に動くフットレストなど、細部にまでこだわったシートとなっています。(Photo/ANA)


また全クラス共通の機内エンターテイメントサービスでは、全クラスで他の座席との間でチャットを楽しめるほか、映画・ビデオ・音楽・ゲームといった約160チャンネルを楽しむことができます。ちょっと変わったサービスとして、アロマやサウンドなど五感に響く体験ができるそうです。

ファースト・ビジネスでのサービスとなりますが、世界初となる温水洗浄便座付き便座「ウォシュレット」が導入されます。

このほか、公式サイト上に空港や機内での過ごし方を紹介するコンテンツが用意されます。ラウンジは、2010年2月に成田空港のファーストクラスラウンジをリニューアルオープンし、秋にはファーストクラス利用者とANAダイヤモンドサービスメンバー専用のチェックインスペースを開設する予定。

ニューヨーク以外の欧米路線への導入スケジュールは、2010年度中にフランクフルトとロンドン路線に拡大し、2011年度内に合計6路線から7路線とする予定。中短距離路線については、同じブランドを使用するものの、シートなどハード面については路線特性を考慮して今後決定するとのこと。

コンセプトにあるように、ワクワクする体験とプライベートなスペース、そして日本のエアラインならではのきめ細かいサービスを楽しむことができそうです。

2006年11月27日

特典航空券の必要マイルがちょっとお得に! JAL、ANAのキャンペーンを見逃すな!

旅客機を利用してよく旅行や出張をされる方ならば、必ず入っておきたいのが航空会社のマイレージサービスですよね。このマイレージサービスとは、航空会社がマイレージサービスの会員に対して搭乗距離に比例したポイント(マイル)を加算していきますが、そのポイントに応じて特典航空券や割引航空券、座席アップグレードなどのサービスを提供してくれるものです。

このマイレージサービスは、アメリカン航空が1981年5月1日からサービスをはじめた「アドバンテージ・プログラム」が世界で最初となります。余談となりますが、アメリカン航空がなぜこのようなマイレージサービスをはじめたかというと、当時のアメリカの航空業界の熾烈な競争からきています。1970年代後半にアメリカでは、航空自由化政策が行われ新興エアラインが多数登場し、競争が激化していました。アメリカン航空はこの競争により業績が低迷し、改善策のひとつとして、顧客の囲い込みとなるマイレージサービス「アドバンテージ・プログラム」を開始したのです。この策は大成功し、なんと一年間で100万人の会員を獲得しました。

さてそんなマイレージサービスですが、現在日本航空と全日空では特典航空券の必要マイルを通常より少ないマイル数で交換できるキャンペーンを行っています。もし、該当マイルをお持ちの方ならばチャンスですよ! それではそれぞれのキャンペーンの概要をご紹介しましょう。

●JMB特典航空券インターネット予約でマイル1割引キャンペーン
期間:2006年10月10日24時~11月30日23時59分まで(予約・手配完了日)
対象:JALホームページ(パソコン)からJALグループ国際線特典航空券(エコノミークラス)を申し込んだJMB日本地区会員
対象路線:JAL国際線・JAA・JALウェイズ/エコノミークラスが対象
割引マイル数:1特典につき1割引

このキャンペーンを利用すると、例えばホノルルの場合、通常は4万マイル必要なのが、3万6000マイル、香港ならば2万マイルのところ1万8000マイルで交換することができます。

●ANAマイレージクラブ会員1500万人突破記念「日本の空へ、世界の空へ!特典航空券20%OFFキャンペーン」
搭乗対象期間:2007年1月18日~4月26日
予約受付期間:国内線:2006年11月18日9時30分~出発4日前まで
国際線:2006年11月18日24時~出発7日前まで
対象:期間中ANA SKY WEB・ANA SKY MOBILEにて対象路線、対象搭乗期間のANA国内線・国際線特典航空券を予約・発券したANAマイレージクラブ会員
対象路線:国内線:ANA国内全路線、IBEXエアラインズ全路線、エアーセントラル・AIR DOが運航するコードシェア便は、ANA便名で予約した場合のみ対象
国際線:ANA国際線(中国・アジア・欧米・リゾートの一部路線・クラス)

全日空は国内線もキャンペーン対象という嬉しいもので、全路線1万2000マイル(通常1万5000マイル)で特典が可能となります。国際線ではたとえば香港の場合、通常2万マイルが1万6000マイルで交換することができます。

それぞれのマイレージサービスの会員の方で、必要マイル数を持っているならばねらい目です。特に年内に失効してしまうマイルをお持ちの方は、急げ!です。

ただし、キャンペーン期間中でも利用できない期間などが設定されていたり、注意事項があったりします(たとえばJALはホームページ上からの予約のみなど)ので、それぞれのホームページで詳細は確認するようにしてください。

■日本航空ホームページ:http://www.jal.co.jp/
■全日空ホームページ:http://www.ana.co.jp/

2006年11月01日

スターフライヤーにマイレージサービス「スター・リンク・メンバーズ」が登場!


スターフライヤーのエアバスA320。現在3機を保有しています。機体は144席とゆったりとしたコンフィギュレーションで、全席コーポレートカラーである「黒」の本皮張り、ノートパソコン用電源コンセント、パーソナル液晶モニターの装備など、全席エコノミー仕様にも関わらず、リッチ感あふれる内装となっています。機体カラーもコーポレートカラーの黒がシックで非常に目を引くものです。これらの機体を含めたトータルデザインコンセプトは松井龍哉氏が手がけたものです。

今年の3月16日に羽田/北九州線に就航した新規航空会社「スターフライヤー」が、10月17日よりマイレージ・プログラム「STAR LINK MEMBRERS」(スター・リンク・メンバーズ)をスタートしました。羽田・北九州空港の両空港、機内、インターネットからマイレージサービスへの入会ができます。2007年3月31日までは入会キャンペーンとして、「スター・リンク・メンバーズ」へ入会後、スターフライヤーへの初回搭乗時に1,000マイルがプレゼントされます。また、地元割引運賃「スターQ割」会員との同時入会の場合は1,500マイルがプレゼントされます。

本プログラムは入会金・年会費は無料で、12,000マイルで羽田/北九州線の往復無料航空券と交換できるそうです。マイルの積算対象は11月1日搭乗分からで、交換は2007年1月から。貯めたマイルの有効期間は、JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブと同様に、マイル積算の翌々年の12月までとなります(最長3年)。

それではどれくらい搭乗すれば往復無料航空券と交換できるとかといいますと、羽田/北九州線の区間マイルは片道534マイルですので、11.5往復で無料航空券が獲得できることになります(大人普通運賃・子供運賃・往復運賃・スターQ割・4回回数券利用で100%積算)。さらに入会キャンペーンを含めると10.5往復でOK! その他の割引運賃については、株主優待割引・STAR1・STAR7・スター学割が75%の積算で片道401マイル、身体障害者割引・介護割引・STAR28・スターシニア・STAR LIMITED・個人包括旅行割引が50%の積算となり片道267マイルとなります。

また、他の航空会社と同様に上級会員制度も実施の予定です。まずは11月1日~12月31日までで搭乗回数が20回以上になると「北九州空港のラウンジ利用」(「LOUNGE NOIR」)「空港での空席待ち優先」などのサービスが受けられる「プレ・プレミアム会員制度」が用意され、2007年1月以降には、年間搭乗回数60回以上で「北九州空港のラウンジ利用」(「LOUNGE NOIR」)「空港での空席待ち優先」などのサービスが受けられるプレミアム会員制度「スターリンク・ベガ」が用意されます。

今後はオリジナルグッズとの交換や、会員限定のオリジナルグッズの販売や会員ツアーの販売等など、より充実した会員サービスを提供する予定とのことです。スターフライヤーを頻繁に利用している方は、ぜひとも入会しておきたいプログラムですね。

■名称:STAR LINK MEMBERS(スター・リンク・メンバーズ)
■入会方法:
1 スターフライヤー機内、北九州空港・羽田空港のスターフライヤーチェックインカウンターで配布している入会申込書を郵送。
2 ホームページより申し込み。
募集開始時期:2006年10月17日から。
※マイル積算は11月1日から。
※予約時のマイル登録はできないので利用時に搭乗ゲートのマイルレコーダーで登録。
※マイルの確認・交換は2007年1月から。
■問い合わせ先:
STAR LINK MEMBERSに関するお問い合わせ先
スターリンク事務局 TEL:050-2015-3737
受付時間 10:00~17:30(日・祝日・年末年始除く)
■スターフライヤーホームページ:
http://www.starflyer.jp/

2006年10月23日

北海道の空の旅が便利に! 来夏、4社相乗り周遊券が試験販売

北海道といえば、旭山動物園や世界遺産に登録されている知床など観光スポットが多いことは皆さんご存知だと思います。ただ、1つ1つのスポットが離れていたりしますし、広い道内をくまなく回るとすると相当な日数がかかってしまいます。その際の移動手段とするとバスやレンタカーとなってしまいますが、離れているスポットに飛行機で周遊できたら便利ですよね。飛行機でならば、短期間で効率的に観光スポットを巡ることができます。

北海道内には現在、日本航空、全日空、北海道エアシステム、エアトランセの4社が約20路線を持っています。これらの航空会社を自由に乗り継いで北海道内の空を飛ぶ「北海道周遊航空券」が来夏にも試験販売される見込みです。

これは、国土交通省と航空会社が、北海道内の相互間の搭乗者が99年度の105万8000人(2005年度は82万9000人)をピークに減少している北海道内の航空路線の利用促進を図るため開発・検討しているもので、国土交通省では、各航空会社の実務担当者やJTB、学識者らで検討会を立ち上げ、来年夏ごろに試験販売をする予定とのことです(第1回の検討会は10月18日に開かれました)。

北海道内には、旭川空港、丘珠空港、奥尻空港、オホーツク紋別空港、釧路空港、新千歳空港、とかち帯広空港、根室紋別空港、函館空港、女満別空港、利尻空港、稚内空港と12の空港がありますので、周遊券が実現すれば短時間で観光スポットに移動することができます。現在、周遊券は各航空会社の全航空路線をカバーし、5枚1組3万5000円程度から3枚1組2万円程度(通常は1区間1万5000円~2万円程度)を想定しているそうです。

こういった周遊券ですが、沖縄の離島を巡れる「美ら島(ちゅらしま)きっぷ」がありますがこちらは日本航空系の日本トランスオーシャン航空、琉球エアーコミューターといった形で他社の便は利用することができません。
※ちなみに「美ら島きっぷ」は、沖縄の指定された離島路線5区間が3万9500円で利用できるというもの。

この「北海道周遊航空券」が実現すれば、競合各社の垣根を越えた初の試みとなります。利用者にとっては大変便利な周遊券となることは間違いないので、ぜひ安価な価格で北海道内の全社に乗り継ぎできるよう実現してもらいたいものです。

2006年05月22日

全日空が国内線でチェックイン不要の「スキップサービス」を開始!


全日空のB767-300。チェックイン不要の「スキップサービス」は9月1日から全国24空港でスタートしますが、2007年度中に全日空が就航している全国の空港に展開される予定です。わずらわしいチェックインの時間がなくなり、時間を有効に使うことのできますね!

全日空(NH)"9月1日"から、国内線でチェックイン不要で搭乗することができる新サービス「スキップサービス」を24空港で開始します。対象となる24空港は以下の通り。

●スキップサービス対象空港
羽田・中部国際・伊丹・関空・新千歳・福岡・那覇・神戸・岡山・広島・山口宇部・秋田・富山・小松・函館・仙台・高松・松山・高知・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島

このチェックイン不要の「スキップサービス」とは、全日空のホームページからだけではなく、旅行会社や全日空の市内カウンターなどで、事前に予約・決済・座席指定といった「指定席予約決済」を完了した乗客が利用できるものです。乗客は出発空港到着後、直接、保安検査場に進むことができます。その際、保安検査場でEdyなどIC機能付きのANAマイレージクラブカードやANAカード、IC付き携帯電話の「おサイフケータイ」、全日空独自の「航空券ご利用案内書」などの2次元バーコードを保安検査場に用意されている「スキップリーダ」にかざし、出発時刻10分前までに搭乗ゲートに行くだけでスムーズに搭乗することができます。
※本人の証明書類の確認が必要な運賃、団体運賃などを利用の場合や乳幼児連れの場合、手荷物を預ける場合は、従来通り15分前までに搭乗手続きが必要となります。

通常の国内空港でのチェックイン手続きは出発時刻の15分前、搭乗口には10分前に到着しなくてはなりませんが、この「スキップサービス」ならばチェックイン手続きが不要になりますので、忙しいビジネスマンや時間を有効に使いたいという人にはもってこいのサービスです。全日空では「メールインフォ」というメール情報提供サービスを行っていますので、このサービスの1つ「フライト案内メール」と組み合わせることによってさらに効率良く空港で時間を使うことができるかと思います。
なお、「スキップサービス」は、2007年度中に国内空港での全面展開をするものとしています。ますます時間を便利に有効に使うことができるようになりますね。

詳細は全日空ホームページでご確認ください。
■全日空ホームページ
http://www.ana.co.jp/

2006年04月28日

ゴールデンウイーク、ちょっと得する!? ヒコーキの座席の選び方

通称お見合い席と呼ばれる「エグジット・ロウ」の写真です。こうしてみてもエコノミーとは思えないくらい足元の広さがありますよね。運よく座れたならば、ゆったり快適にフライトできそうです(この写真は広報写真ですので子供が座っていますが、通常は緊急脱出の際の手助けを求められる席ですので、子供や高齢者は不可という場合が多いです)。(Photo/Swiss International Air Lines)

いよいよゴールデンウイークがやってきます。ヒコーキで海外へ、国内へ、旅する方もたくさんいらっしゃることでしょう。いつもより空港は混んでいますし、またヒコーキも満席の率が高くなっています。ロングフライトで海外へ向かう、国内でも快適にヒコーキに乗りたい!という人にヒコーキの座席の選び方を紹介しましょう。

ヒコーキの良い座席とはどこか?となると人それぞれの好みによって違ってくる、といっては話が終わってしまいますので、座席の特徴をいろいろな視点でご紹介していきます。この中からご自分の好みの座席を見つけてください。

・窓側の席 or 通路側の席
まずは窓側の席から。窓側の席というのは、片方側に誰も座りませんからプライベート感があり、かつトイレなどで動く人にわずらわされることもありません。また、離着陸時に窓の下に広がる景色を見るのも楽しいものですよね。誰にも邪魔されずにくつろげるのが窓側の席です。ただし自分がトイレに行きたい場合など、隣の人に声を掛けなければならない、といったデメリットがあります。

一方、通路側の席は、席を立つ際に隣の人に迷惑をかけずに済み自由に動き回れるというのが最大の利点ではないでしょうか。さらには通路側の席といってもワイドボディ機(2列の通路がある飛行機のこと)の場合は、2つの通路に挟まれた“中央の席”と“窓際の席と続きになっている席”では条件が違ってきます。私のおすすめは、中央の席の通路側です。中央の席の通路側ならば、真ん中に座った乗客は左右の両方から通路に出られるので、他の乗客のために席を立たなければならない可能性が低くなるからです。

・ヒコーキの前方の席 or 後方の席
次はヒコーキの前方の席と後方の席のそれぞれの特徴を見ていきましょう。一般にヒコーキは主翼の下や胴体後方部にエンジンがついています。今はだいぶ静かになりましたが、それでもやはりエンジンの音や振動は大きいものですが、後方の席に比べると前方の席のほうが静かで揺れが少ないのです。ヒコーキの中で眠りたいという場合は、断然前方をお勧めします。

さて後方の席ですが、これは「比較的空いているフライト」という条件ならば、断然おすすめしちゃいます! なぜかというと、ヒコーキにはウェイト・アンド・バランス(※1)の事情により、空いているフライトの場合、空席が後方部に集中するケースが多いのです。隣が空席ならば、肘掛を上げてゆったりスペースを独占することができます(私は自分の席の横一列がまるまる開いていたので肘掛を上げ、ゆったり体を伸ばし快適に眠ったことがあります)。

・その他の注目する席
その他の注目すべき席をご紹介しましょう。よくお見合い席といわれる客室乗務員の方が目の前に座る非常口前の座席を「エグジット・ロウ」と呼びますが、この席の、足元の広さはへたをするとビジネスクラスよりも広いことがあります。ただし非常口前の座席のため、緊急脱出時の手助けを求められる席ですので、子供や高齢者は不可であったり、外資系エアラインの場合は必要最低限の英語力が必要であったり、マイレージ上級会員でないと事前予約ができない場合ある、といったように座るためにさまざまな条件がありますが、ゲットできればゆったり快適な旅になりますね。

あとは「バルクヘッド」というスクリーンやパーテ\ーション前の席です。この席も足元が広いので、人気があります。ただし、航空会社によってはバシネットと呼ばれるベビーベッドをセットする場所であったりするので、お子様連れ優先のケースがあります。

さてここまで座席の特徴をご紹介してきましたが、まとめてみましょう。チェックイン時(もしくは事前に座席の予約ができる場合)に覚えておきたい座席の指定のコツは、以下の通りです。

1 満席ならば前方の席かエグジット・ロウまたはバルクヘッド
2 空いているようならば後方中央部で隣が開いている席の通路側

もちろん利用する便や路線、航空会社によって座席の条件は異なってきますが、チャレンジする価値」はあるかと思います。少しでも快適な空の旅を楽しんでください。

※1 旅客機は、フライトの前に旅客機の重量や重心位置を実測や計算により計測し、安全にフライトするため、あらかじめ設けられた重心位置移動許容範囲に収まるように、重量の分布を操作しています。重心位置は実測により決定しておき、運用の際に搭載量の重量、重心を計算して認められた重量と重心位置が範囲内であるのを確認します。このウェイト・アンド・バランスは、旅客のチェックイン業務と連係したコンピュータを利用している場合が多く、早くて正確なデータが算出されるようになっています。


スクリーン前の「バルクヘッド」。こちらも足元がゆったりと広めになっています。ただし、エグジット・ロウ、バルクヘッドともに肘掛を上げることができない場合がありますので、空いているフライトならば、通常の座席のほうが良い場合もありますので、ご注意を。

2006年03月04日

eチケットでスムーズチェックイン!

KLMオランダ航空の自動チェックイン機。予約時に申請したクレジットカードまたは、FFPのカード、パスポートを挿入すると、希望の座席を指定した搭乗券が発行され、出発ゲートに進むことができます。自動チェックイン機の側には、バゲージドロップポイントが用意されていて、荷物を預けることができます。(Photo/KLM)

旅でヒコーキに乗る際、搭乗手続きを行いますよね。航空券を搭乗券(ボーディングパス)に換えて、私達はその搭乗券を持ってヒコーキに乗り込みます。最近では航空券を紙で発券せずに、旅程表(アイテナリーレシート)を活用したり、予約時に航空会社に伝えたクレジットカードを使ったりするなど、“eチケット”が使われるようになってきています。

eチケットとは、航空便名、利用者名、運賃など航空券に記載される情報を航空会社のシステムに電子的に保存することで、紙の航空券が不要になるサービスです。1994年に航空券予約システムの提供会社であるガリレオインターナショナル社が、世界で初めて旅行業界にeチケッティングサービスを開始しました。今では、アメリカで発券される航空券の90%以上がeチケットで発券されています(eチケットではなく紙の航空券を希望する旅客には、追加料金“ペーパーチケットフィー”を請求する場合もあるそうです)。

国際航空運送協会(IATA)では、2007年までに航空券のeチケット化100%を目指していて、チェックイン手続きの簡素化のために、共同利用の自動チェックイン機(CUSS)の導入も進めています。IATAの試算によりますと、100%eチケット化が完了すると30億ドルの経費削減が可能(紙の航空券ではなくeチケット発券にすると約9ドルのコストカットになるとも言われています)になり、またCUSSの導入により旅客一人当たりにかかるコストが約2.5ドル節約できるとしています。

eチケットは、航空券の紛失・盗難の恐れがない、従来出発4日前までしかできなかった航空券の購入がインターネット予約ならば搭乗日前日まで可能になったことや、搭乗手続きを専用カウンターで行えるため手続き時間が短縮されるなど、私達利用者にとってもメリットがたくさんあります。ただデメリットとしては、複数の航空会社が含まれる航空券の発券ができない場合があるなど、すべての航空会社がeチケットに対応しているわけではないということです。

またeチケットの一環として、Webチェックインができる航空会社も増えてきています。航空会社のホームページからチェックインが可能で、チェックイン時に座席の指定が自分でできるなど、どんどん便利になってきています。現在Webチェックインが可能な航空会社は、日本航空、全日空、ノースウエスト航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザ ドイツ航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空ですが、今後こうしたWebチェックインが利用できる航空会社は増えてくるのではないかと思います。

紙の航空券というのも味があって私は好きなのですが、混雑時のチェックイン時間が短縮するのは便利なことですし、紛失の恐れがないというのも利用者にとってはありがたいことです。これからますますヒコーキの旅はスマートにスムーズになっていくことでしょう。

ルフトハンザ ドイツ航空の自動チェックイン機。世界各地の空港に300台以上設置されています。ルフトハンザ ドイツ航空の場合、eチケット(同社ではetixと呼ばれています)ならば、「リアルタイム予約」で出発2時間前まで、コールセンターでチェックイン締め切り時間直前までフライトの予約をすることができます。(Photo/Lufthansa)

2005年12月26日

マイルをためて、宇宙飛行士体験?!

革新的なサービスを世界に先駆けて行うヴァージン・アトランティック航空。写真はエアバスA321。日本線には、A340-600が主に使用されています。(Photo/Airbus)

ヴァージン・アトランティック航空は、同社のマイレージプログラム「フライング・クラブ」会員への特典として、宇宙飛行士体験を提供することを発表しました。ヴァージン・グループの1つであるヴァージン・ギャラクティック社との協力で実現することが可能となった企画だそうです。

話は少し外れますが、ヴァージン・ギャラクティック社と米国ニューメキシコ州は、2億2,500万ドルを投じて宇宙船が離発着する、スペースポートの建設で合意したことを発表しました。このスペースポートは、環境と航空当局の承認次第ですが、90%が地下構造となる予定で、2007年初頭にニューメキシコ州南部のホワイト・サンド・ミサイル試験場近くに建設を開始するとしています。スペースポートの完成は、2009年後半から2010年前半を予定しているそうです。ヴァージン・ギャラクティック社は2008年後半か2009年前半に宇宙船の運航を開始する計画で、スペースポートが完成するまではモハベ基地から運航されます。本当に近未来には宇宙旅行ができてしまうんですね~(まだまだ一般人には無理なお値段ですが)。

さて気になる「フライング・クラブ」でマイレージ特典として提供される宇宙飛行士体験の内容は、ヴァージン・ギャラクティックの宇宙ボートでの重量体制訓練母船「ホワイト・ナイト」での飛行など、3日間となるようです。ワクワクする内容ですよね。空の旅がお好きな方なら、宇宙旅行も体験したいですよね~。ただし驚くなかれ、引き換えに必要なマイル数は、“200万マイル”。ちょっとびっくりするマイル数ですが、ヴァージン・ギャラクティック社が計画している商業宇宙旅行の価格は、約20万ドル、日本円にして約2,200万円ということを考えると、それくらいにはなってしまうのかな~と納得。

ちなみに200万マイルをためようとすると、東京/ロンドン間をヴァージン・アトランティック航空のビジネスクラス(アッパークラス)で81往復すると獲得できます。

がんばって200万マイルをゲットして宇宙飛行士体験を狙う!という人もそうでない人も、フライング・クラブではマイルを無料航空券に交換する以外にも、日本国内だけで提供されている特典として、旅館の宿泊券や都内レストランのお食事券、ヘリコプターのナイトクルージングなど、ユニークな特典が用意されていますので、気長にマイルをためてみるのもいいかもしれませんね。

しかしヴァージン・アトランティック航空は、機内でも機外でもユニークなサービスを提供してくれる面白い航空会社の1つです。


エンターテイメントをはじめ、通信、流通など多様な事業領域にわたる30社以上の企業からなるヴァージン・グループを率いるリチャード・ブランソン氏。次々に画期的なサービスを導入する業界の革命児として、サービスのトレンドをリードしています。エアバスの最新巨大機A380も6機オーダーしています。どんな機内インテリア、サービスになるか楽しみですね。(Photo/Airbus)

2005年12月23日

空の旅とインターネットがますます融合?!


ワンワールド加盟発表や今回のYahoo! JAPANとの提携など、最近のJALからは目が離せません。もちろんヒコーキでも常に最新鋭の機体を発注、就航させています。写真は、2008年くらいから就航を予定しているボーイングの最新鋭機B787。写真上がB787-3(短距離型)、下がB787-8(標準型)で、それぞれ13機と17機の計30機をオーダーしています。(Photo/Boeing)

12月15日より、国内最大のポータルサイトYahoo! JAPANと日本航空(JAL)が共同でサービスを開始しました。まず共同サービスの第一弾としてYahoo! JAPANが展開する総合旅行サービス「Yahoo!トラベル」で、JALグループの「国内線航空券」の予約・販売を開始しました。

Yahoo!トラベルの「国内航空券予約」をクリックしYahoo! JAPAN IDでログインすると、初めて利用する場合にはJALマイレージバンク(以下JMB)会員のログイン画面が表示されます。この画面でJMBのお得意様番号とパスワードを入力してログインすると、JAL国内線の空席照会、予約・購入を行うことができます。2回目以降はYahoo! JAPAN IDでログインするだけで、JMB会員のログインの手続きを省略して予約ページに移動することができます。JMBの会員でない方は、Yahoo! JAPAN IDでログイン後に移動するJAL国内線航空券予約のページにて新規入会手続きを行うことになります。これらにより、Yahoo! JAPAN IDとJMB会員のひも付けされることで、入力操作を省略できるようになり、便利なことこのうえなし。

むろんサービスはこれだけにとどまらず、来春には「海外ツアー」の予約・販売を開始する予定で、そのなかにはYahoo!プレミアム会員向けの限定海外ツアーの企画も行われる予定とのこと。Yahoo!オークションでオークションの魅力を知った方向けの「オークションやフリーマーケットめぐりができるツアー」や「スポーツイベントに参加できるツアー」などの企画があがっているようで、Yahoo! JAPANとJALならではの実現すればかなり魅力あふれる限定ツアーになりそうですよね。なお、「国内ツアー」「国際線航空券」の予約・購入についても検討されているようです。

もちろん「JALマイレージバンク(JMB)マイル」と「Yahoo!ポイント」との相互交換にも、来春より開始する予定で交換率は以下のとおりです。
■JMBマイル→Yahoo!ポイント 10,000マイルを10,000ポイントに交換
■Yahoo!ポイント→JMBマイル 2,000ポイントを1,000マイルに交換

※交換開始時期、交換条件などの詳細は来春に告知の予定。

旅行者とインターネットユーザーのさまざまなニーズに応えてくれる提携といえるのではないでしょうか。

2005年12月16日

機内でビジネスにもエンタメにも快適ネットライフが実現


ルフトハンザドイツ航空の機内ブロードバンドサービス「FlyNet」。全クラスで利用することができます。料金は定額制の場合29.95ドル(中近東などへの6時間以下の中距離フライトの場合には、19.95ドルの特別定額料金制があります)、従量制の場合、最初の30分を最低のスタート料金として9.95ドルの計算となり、その後は1分あたり0.25ドルとなり、クレジットカードでの清算となります。ビジネスに遊びに大活躍してくれそうですよね。(Photo/ Deutsche Lufthansa AG)

いまや会社や家庭ではブロードバンドが当たり前。屋外にもホットポイントが設けられ、屋外でも快適にインターネットを利用できる環境が整いつつあります。それではヒコーキの機内はどうでしょう。一分一秒が惜しいビジネスマンの仕事にも、旅先での情報収集も、機内でインターネットができれば便利なことこの上なしです。

そんな要望に応えるテクノロジーがヒコーキの機内で着々と導入されています。2004年5月、世界で初めてルフトハンザドイツ航空機内インターネットサービスを開始しました。このテクノロジーを実現したのが、航空機メーカーのボーイング社が開発した「コネクション・バイ・ボーイング」(以下CBB)です。

CBBの通信は、地上のCBBステーション(アメリカ・スイス・ロシア・日本の4か所)と静止軌道上の衛星9個(Kuバンドのテレビ衛星)を結んで行われています。通信速度はヒコーキから地上への下りで1Mbps、地上からヒコーキへの上りでは5Mbpsを確保し、ストレスなくブロードバンド通信を行うことができます。

それでは世界初のサービスを提供したルフトハンザドイツ航空のサービスの内容を簡単に紹介しましょう。実はルフトハンザドイツ航空は、CBBとはたんなる契約関係ではなく、技術共同契約という立場で機内インターネット接続のテクノロジー開発を主導しました。

ルフトハンザドイツ航空の機内ブロードバンドサービス名は「FlyNet」。2004年5月にミュンヘン/ロサンゼルス線で正式にサービスを開始しました。接続は無線LANと有線LANの併用(エコノミークラスは無線LANのみ)で、無線LAN使用の場合は、802.11b規格の無線LAN対応パソコンまたはLANカードが必要となります。サービス内容は、電子メール・インターネット・企業イントラネットへのアクセス・機内ポータルサイトの利用となっていて、利用できるクラスは全クラスとなっています。日本路線では、東京/ミュンヘン、東京/フランクフルト、名古屋/フランクフルト、大阪/フランクフルトとなっています。

もちろんルフトハンザドイツ航空だけではなく、日本航空、全日空でもサービスが開始されています。全日空が先行して2004年11月15日から「ANA@AIR」として、日本航空が2004年12月9日から「JAL SkyOnline」としてスタートしています。どちらのサービスもルフトハンザドイツ航空と同様に全クラスが利用できます。ただしまだすべてのヒコーキに導入されているわけではありませんので、ご注意を。

また、CBBの目指すテクノロジーはネット接続だけにはとどまりません。現在サービスの1つとして模索されているのがテレビの生放送の受信ということで、実現すれば機内エンターテイメントが飛躍的にアップすることは間違いありません。

ここで紹介したブロードバンドサービスをすでに行っている3社以外にも、スカンジナビア航空、シンガポール航空、チャイナエアラインなどがCBBと契約を交わしていますので、近い将来は機内でネット、というのは当たり前になるかもしれませんね。

2005年12月14日

ラジオを聞いてマイルをゲット!?

ためたマイルで特典の航空券をゲットして旅に出るもよし、アップグレード券と引き換えて、ラクチンビジネスクラスにするもよし、全日空のセレクションからさまざまな商品をゲットするもよしと、夢が広がりますよね! 1マイルでも多くマイルをゲットしましょう! 写真は全日空のボーイング747です。(Photo/ANA)

航空会社のFFP(Frequent Flyers's Program)に加入している方は、1マイルでも多くマイルをためたいもの。もちろんフライトするならばフライトマイルをゲットし、提携カードを使ってのショッピングマイルもゲットというのは、当然!という方が多いでしょう。最近では千葉ロッテマリーンズとの提携で、野球観戦でマイルがたまるユニークなサービスを予定している全日空ですが、現在マイルがたまるユニークなイベントを実施中です。

今年の6月と8月にも実施されたイベントで大好評のため第3弾として「ラジオdeマイルキャンペーン」が実施中です。これは全日空と全国JRN系AMラジオ局30局の共同企画で、このキャンペーンに応募された方全員のマイル口座に、12月5日~18日まで毎日100万マイル(総計で1,400万マイル)が応募者全員に「山分け」されます。

ルールは期間中にJRN系AMラジオ局30局で放送される“毎日1つずつ日替わりのキーワード”(朝から夜中まで発表されます)を聴いて、キャンペーンサイトに応募するというもの。

正しく応募された方全員のマイル口座に、期間中毎日100万マイル、総計1400万マイルを均等に「山分け」して積算されます(1日の「山分けマイル」の対象人数は最大5万名。5万名を超えた場合は抽選で5万名の方にそれぞれ20マイルがプレゼントされるそうです)。山分けマイルは、キーワード発表日から約2週間でマイル口座に積算されます。

前回8月の際には7局が対象でしたから、今回は参加できる方はかなり増えたのではないでしょうか。

●キーワードが発表されるラジオ局(12月5日~18日)
北海道HBCラジオ、秋田ABSラジオ、岩手IBCラジオ、山形YBCラジオ、宮城TBCラジオ、東京TBSラジオ、新潟BSNラジオ、長野SBCラジオ、富山KNBラジオ、石川MROラジオ、
福井FBCラジオ、山梨YBSラジオ、静岡SBSラジオ、名古屋CBCラジオ、大阪MBSラジオ、
和歌山WBSラジオ、岡山RSKラジオ、広島RCCラジオ、山口KRYラジオ、徳島JRTラジオ、
香川RNCラジオ、愛媛RNBラジオ、高知RKCラジオ、福岡RKBラジオ、長崎NBCラジオ、
大分OBSラジオ、熊本RKKラジオ、宮崎MRTラジオ、鹿児島MBCラジオ、沖縄RBCiラジオ

ラジオを聴いてマイルがゲットできるというのは、ちょっとおもしろい企画ですよね。全日空のマイレージ会員でない方も、キャンペーンサイト(パソコン・携帯)からすぐ入会できるようになっています。参加したい!という方は、キャンペーンサイトでエントリーしてください。ゲーム感覚で楽しみながらマイルがたまる、お得でユニークなイベントといえますね!

キャンペーンサイト
「ラジオdeマイルキャンペーン」
http://www.radiodemile.com/

2005年12月05日

野球観戦でマイルがたまる!?


千葉ロッテマリーンズと今回提携した全日空のボーイング777。これからはフライトマイル以外でもマイルを楽しくためるのが、旅人のツウになるかも!?(Photo/ANA)

ヒコーキ旅好きの方なら、「○○航空会社のマイレージ会員だ」という方が多いかと思います。ヒコーキに乗ってマイルをためて、また無料航空券を獲得して旅行するという楽しみを満喫している方も多いのでは?

マイルのため方としては、もちろんどんどんフライトしてフライトマイルをためるというオーソドックスな方法から、キャンペーンを活用する、クレジットカード付きカードを利用してショッピングマイルをためるなど、いろいろな方法があります。

また、航空会社と異業種の提携で「え~これでマイルがたまるの?」というユニークなサービスが増えてきました。たとえば自動車保険などの契約でマイルが獲得できたり、住宅購入・賃貸・引越しなどでマイルが獲得できたりなど、調べてみるとさまざまな方法でマイルをためることができます。

そんななか全日空と千葉ロッテマリーンズが、ANAマイレージクラブと千葉ロッテマリーンズファンクラブ“TEAM 26”におけるポイントのマイル交換サービスと、「ANAマイレージクラブ マリーンズカード」の新規発行などの業務提携を発表しました。

この「ANAマイレージクラブ マリーンズカード」は、ファンクラブの会員証と電子マネー(「Edy」)の機能が一体化したもので、野球観戦やチケット購入でたまる千葉ロッテマリーンズ独自の新ポイント「Mポイント」を全日空のマイルに交換できる仕組み。たとえば球場を訪れた際に球場内に設置される端末にカードをかざすことで50ポイントたまり、Mポイントが250ポイントで100マイルに交換できます。また、球場内で電子マネー「Edy」を使うと、200円の買い物で1マイルがたまります。

2006年2月から申し込みの受け付けを開始する予定で、入会金と発行手数料、年会費はいずれも無料。申し込み方法は、球場内に置かれた申し込み用紙から、また千葉ロッテマリーンズの公式ホームページからも申し込みができるとのことです。

プロ野球球団が航空会社と包括的に業務提携を実施するのは今回が初めてのことで、楽しく野球を観戦してマイルがたまるという、ヒコーキ好き、野球好きにはうれしいサービスといえるでしょう。


・千葉ロッテマリーンズ公式ホームページ
http://www.marines.co.jp/
・全日空ANAマイレージクラブ
http://www.ana.co.jp/amc/

2005年10月08日

ペットも一緒に空の旅?それとも優雅にホテル?

 旅行は楽しいものですが、ペットを飼っている方はその間をどうしようかと頭を悩ませている方も多いのでは。いっそ連れてってしまおう!という一緒に旅行派の方もいるでしょうし、ペットホテルにあずけるという方もいるでしょう。

「ペットインロイヤル成田エアポート」完成イメージ


ペットと一緒に空の旅

 愛するペットと一緒に空の旅! という時、ペットって飛行機のどこに乗っているのか気になりませんか? 日本国内の国内線の場合、人間と違いペットは予約は不要です(海外の場合には検疫証明などさまざまな手続きが必要になりますのでここでは国内線の場合の話とします)。普通に空港に連れて行き、空港の航空会社のカウンターでチェックインすることになります。その際に承諾書のような書類にサインをして運賃を支払うことになります(東京/大阪で1キロ300円、東京/沖縄で1キロ500円といった感じ)。運賃は1キロいくらという感じになりますが、距離によって異なります。ケージに入れられてペットとはここでお別れとなります(ケージも航空会社から有料で借りることができます)。

ペットはのどのあたりに乗るの?

 ペット愛好家の方なら心配になるかと思いますが、ペットたちは飛行機のどのあたりに乗ることになるのでしょうか。

 飛行機は客室の床下が貨物室になっています。その貨物室には前方・後方貨物室と分けられていて、後方の貨物室のさらに後ろに隔壁貨物室(バルク・カーゴ)と呼ばれる貨物室があります。場所としては、機体後方のちょうど胴体が細くなっている部分から後方のドアの少し後ろくらいの場所です。

 私たちの愛するペットはこのバルク・カーゴに乗せられます。動物のほかには空港カウンターで預けた手荷物の一部も搭載されます。貨物室というとペットにとって快適なの?と心配される方もいるかと思いますが、大丈夫。通常、貨物室の温度は約10度になるように調節されていますが、ペットが乗っている時には20度前後になるように調整されます。これでペットも快適に空の旅を楽しむことができるのです。飛行機が無事目的地に到着すると荷物を受け取る場所から、ペットを引き取ることになります。
例外的に私たちと同じ客室に乗れる動物もいます。それは「盲導犬」や「介助犬」です。このような特別な役割を持つ動物達は、機内に乗ることが許されています。

ペットホテルにあずけよう

 次にペットホテルにあずける派の方々に、最新ニュース。なんと今年の12月1日から、成田空港の第2ターミナルに直結している第2駐車場ビル地下1階(北側)に、国内では最大級となるペットホテル「ペットインロイヤル成田エアポート」がオープンします。

 スタッフが24時間常駐し、ホテルにはクリニックが併設されるので獣医師も年中無休で体調管理や診察をしてくれる至れり尽せり(クリニックやトリミングのみの利用もOK!)。標準タイプの部屋で4000円(24時間)で、一番高い部屋はなんと2万円。ただしこの2万円の部屋(スイートルーム)にはカメラが備え付けられ、海外から携帯電話やパソコンでペットの様子を確認することができるそう。予約の受け付けはもう始まっているので利用してみたい方は、ホームページを確認してみてください。

http://www.petinn.jp/narita/index.html

2005年09月29日

世界最初のスチュワーデスは白衣の天使だった!?

 空の旅というものは、一度旅客機に乗り込んでしまったら目的地に到着するまでに外に一歩も出られません(当たり前ですね)。ということは、機内でのサービスは航空会社を選ぶうえで、非常に重要な選択肢のひとつです。そんな機内でのサービスを一手に担い、わたしたち乗客に対してあれこれと気を使って旅を快適に演出してくれるスチュワーデス(現在ではフライトアテンダントやキャビンアテンダントと呼ばれる)の存在は、ありがたいものです。

 それではスチュワーデスさんたちは、いつから旅客機に乗り込むようになったのでしょう。

 スチュワーデスの誕生は、1930年にアメリカはボーイング航空輸送(ユナイテッド航空の前身で、その名の通りジャンボ(B747)やトリプルセブン(B777)といった航空機を製造しているメーカーのボーイング社が創立したエアライン)が8人の女性を採用したのがはじまりです(これより前にスチュワードはいました)。

 この8人は全員がミネソタ大学看護科を卒業した看護士で、サンフランシスコの病院に勤めていたエレン・チャーチが自らを売り込み、自らが残りの7人の同僚看護士を選んで乗務を開始したのです。

 これら彼女たちの初フライトは1930年5月15日(シカゴ/サンフランシスコ間)のこと。乗り込んだ旅客機はボーイング80A複葉3発機で、彼女たちの主な仕事は、オイル点検などの補助・旅客に対する搭乗案内と体重測定・病人の付き添い看護と乗客の保安といった現在のスチュワーデスが担う仕事から、エンジニア、グランドホステスといった仕事までこなしていました(働きものです)。機内では、機内の冷蔵庫に調理済みのランチを用意しコーヒーを付けて乗客にサービスしました(どんなランチだったんでしょうね?気になる~)。

 彼女たちの制服はというと、グレーの綾織りのウール地に銀ボタンが6個ついたダブルのジャケットに黄色い裏地の紺色のマントといった、今見ても結構おしゃれなもの(写真参照)。これはエレン・チャーチ自らがデザインしたものです。ただし機内でサービスする際は、白衣白帽の看護士スタイルでした。


(世界最初のスチュワーデスとなったエレン・チャーチ。彼女自らのデザインの制服を颯爽と着こなしてます)

 この8人は「ジ・オリジナル・エイト」と呼ばれています(カッコイイ~)。ちなみに当時の採用基準は、年齢25歳以下、体重52kg以下、身長163cm以上、そして正規の看護士資格を持ち未婚であることでした。お給料は月125ドルで彼女たちの献身的なサービスは、乗客の間でも好評だったそうです。ユナイテッド航空のホームページにFlight attendant historyがありますので興味のある方はこちらをご欄になってみてください。


(世界最初のスチュワーデス「ジ・オリジナル・エイト」の8人。左上からEllen Church、Alva Johnson、Jessie Carter、Ellis Crawford、Harriet Fry、Cornelia Peterman、Inez Keller、Margaret Arnott)



 それでは日本でのスチュワーデス誕生はいつのことだったかというと、なんとジ・オリジナル・エイトに遅れることわずか1年。1931年に東京航空輸送という航空会社が「エア・ガール」として3人の女性を採用したのがはじまりです。彼女たちは、愛知AB一型水上飛行機で東京/清水間でフライトを開始しました。彼女たちは残念ながら制服はなく私服で乗務していたそうです。

 この日本最初のエア・ガールはわずか1年で消滅してしまい、次に日本の航空会社でスチュワーデスが採用されるのは1937年のこと。日本航空輸送という航空会社が12名を採用しました。彼女たちは「空(あま)駆ける天女」と呼ばれ、ジャケットにフレアスカート、制帽といったそろいの制服に身を包んでいました。

 しか~し第二次世界大戦が始まり、彼女たちは地上勤務となってしまいます。そして日本は敗戦を迎え、航空活動を全面的に禁止されてしまいました。次に日本の航空会社にスチュワーデスが登場するのは1951年、日本航空が採用するまで途絶えてしまうのでした。

 機内で頼れる味方スチュワーデスさん。彼女たちの献身的でホスピタリィあふれるサービスはいつの時代も不変のようですね。


近井コアラ

69(ロック)な生まれ(69年生まれ)がちょっと自慢な音楽と旅をこよなく愛する三十路。旧ソ連を皮切りに旅した国は30数カ国。旅は食にこだわりたい食いしん坊だが、高級かどうかは問わない雑食。少しでも旅のスパイスになるような情報を発信していきたいと思ってます!!

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