次世代国産リージョナルジェット機「MRJ」組立開始!
三菱重工業と三菱航空機は4月5日、次世代リージョナルジェット機「MRJ」の組立を開始したことを発表しました。個々の部品の製作は昨秋よりスタートを開始していましが、今回の組立開始は、2012年に初飛行を予定しているプロジェクトが着々と進捗していることがわかります。

このたび機体の組立が開始されたMRJの完成イメージ図。国産旅客機としてはYS-11以来40年ぶりとなる日の丸ジェットのお披露目ももうすぐです。日本の空で世界の空でたくさんの姿を見たいものです。(Image/MITSUBISHI AIRCRAFT CORPORATION)
記念すべき最初に取り組まれた場所は、操縦室の天井部分にある乗員用非常脱出扉周囲の井桁構造の鋲打ち。これを記念して三菱重工業の飛鳥工場で同日に「MRJ鋲打ち式」が開催されました。三菱重工業は今後、MRJの胴体・主翼・尾翼などの主要構造部品を製造するほか、多数のパートナー企業が現在製造を進めている各部位が仕上がるのを待ち、胴体や主翼を組み立てた後、三菱重工業の小牧南工場で主翼接合などの最終作業が行われることとなります。
今回の震災の影響について三菱航空機の江川社長は「調査中だが、2012年初飛行、2014年初納入の開発スケジュールは変更しない」と述べています。また「MRJは(東日本大震災で)大きな打撃を受けたわが国が、再び雄々しく飛び立つ希望の象徴だ」と抱負を語りました。
またこれに先立つ4月4日には、オランダのアムステルダムに三菱航空機100%子会社の現地販売会社の設立も発表しています。世界のリージョナルジェット機(100席以下)の需要は、今後20年間で約5000機と見込まれており、ヨーロッパ市場はその約3割の1500機が見込まれています。三菱航空機では今後20年間で約1000機の販売を目標としており、ヨーロッパが主戦場となる可能性が高く、現地法人の設立が受注獲得の大きなステップになることが期待されています。5月1日にアムステルダムで設立される海外販社は、2008年11月に設立されたアメリカに続き2社目となります。
現在MRJは全日空とアメリカのトランス・ステーツ・ホールディングス社の2社へ計125機の納入が決まっていますが、採算ラインは350機程度と試算されているので、この2社以外の動きがないのが厳しいところです。しかし、ヨーロッパでもMRJの関心は高いとされていますので、今後の販路拡大に注目したいです。
※トランス・ステーツ・ホールディングス社は、傘下にトランス・ステーツ・エアラインを持ち、ユナイテッド航空とUSエアウェイズから地方都市への路線運航を請け負っています。米国内の50都市を結び、現在はブラジルのエンブラエルのERJ145を運用中です。
●MRJについて
MRJは「三菱リージョナルジェット(Mitsubishi Regional Jet)」の略で、三菱重工業が開発を進めてきたが、2008年より子会社の三菱航空機が計画を進めています。MRJは、運航経済性と客室快適性を備えた70~90席クラスの次世代リージョナルジェット機。2010年9月に発表された三菱航空機プレスリリースによれば、初飛行を2012年第2四半期に、初号機の納入(全日空)は2014年第1四半期を予定しています。

























見れば見るほどユニークな概観を持つホンダジェット。主翼の上にあるエンジンが本当に特徴的です。すでに100機以上の受注を得ていますので、出だしは非常に順調です。今後もこの勢いで受注を伸ばしていってほしいものです。(Photo/Honda Motor Co., Ltd.) 






ホンダジェットは2003年12月3日に初飛行以来、累計240時間を超える試験飛行を行っています。後発の新興メーカーの航空機は相当の特長がないとユーザーの支持を得られないといわれる中、ホンダの革新的な性能は業界に大きなインパクトを与えると思われます。どうか商業的に成功してもらいたいものです。(Photo/Honda Motor Co., Ltd.)
Variety Artist/BATTLE JAZZ-BIG BAND ultimate fast tunes ビッグバンドでの高速チューンばかりを集めた「スピード」感あふれるご機嫌なアルバム(だからスピード感溢れる旅客機がジャケットなのかなと)。ブラス・セクションの速いのに正確で複雑なフレイジング、スピード感を倍増させる超シャープなドラミング等、聴きどころ満載! スイング、そしてモダンなビッグバンドの魅力を浮き彫りにした1枚です。
ノースウエスト航空のDC-9-50。まだまだ現役バリバリでアメリカ国内線で活躍中です。




台北国際空港で初披露された747LCF(ラージ・カーゴ・フレイター)。今回披露された巨大な機体は787ドリームライナーの主要部位を空輸するために改造する3機の特別機の初号機です。(Photo/Boeing)





































ルフトハンザ ドイツ航空はエアバスの超大型機エアバスA380を確定15機、オプション10機を表明しています。最初の1機2007年の後半に受領の予定で、アジア、アメリカ線に投入するものと思われます。日本路線に使用してくれるかどうか、楽しみですね。
サンサ航空のセスナ208B Grand Caravan。ファンサンタマリア国際空港をハブとしており、TACA Regional airlinesのグループの1つとして主に国内線を運航しています。
TAMEのエンブラエル190。1962年設立と老舗の航空会社で当初はエクアドル空軍によって運航されていました。現在は民間に移譲されていますが、空軍の影響力はまだあるようです。 
写真はボーイング777-300ER。この機体のETOPS承認テストは2機で38フライト合計267時間をかけて行われました。双発機の長距離運航が可能になったことで、航空会社の機種の選定が劇的に変わってきています。コストパフォーマンスの高い双発機は、航空会社にとっても使い勝手がよく、フリートの数多くを占めるようになっています。(Photo/Boeing)





日本が第二次世界大戦後に日本航空機製造が製造した国産唯一の旅客機のYS-11です。ターボプロップエンジンの双発機で、1973年に生産が中止されるまでに182機(国内民間機75機、官庁34機、輸出13カ国76機など)が生産されました。日本では現在、日本エアコミューターでしか運航されておらず、2006年9月30日に引退が決まっています。現在、日本エアコミューターでは「ありがとう日本の翼YS-11キャンペーン」が行われています。YS-11に関しては機会をあらためて詳しくご紹介したいと思っています。
カナダのデハビランド・カナダ社が開発した双発ターボプロップ旅客機です。1992年にデハビランド社を買収したボンバルディア社によって現在は生産されています。日本では多数のコミューター・エアラインで運航されていて、DHC8のシリーズ100を琉球エアーコミューター、天草エアライン、シリーズ200をオリエンタルエアブリッジ、シリーズ300をエアーニッポンネットワーク、シリーズ400を日本エアコミューター、エアーニッピンネットワーク、エアーセントラルが運航しています。ちなみにシリーズ400に装備した騒音・振動抑制装置を今ではシリーズ全機種に取り付けていて、機体名にQ=quietを付けて「Q400」「Q300」としています。(Photo/Bombardier)




日本初となるB737-700を導入したばかりのANAですが、航続距離を延長したB737-700ERを発注しました。イラストはボーイング社が発表したB737-700ERの完成予想イラストです。外観上はB737-700と変わりはありませんが、燃料タンクの増設などにより最大で1万kmを超える航続距離を実現しています。イラストに描かれているブレンデッド・ウイングレットはオプション装備とされています。(Image/Boeing)
『機長が語るヒューマン・エラーの真実』
杉江 弘(著)/ソフトバンク新書(ソフトバンク クリエイティブ)
フライトボードには2レターコードでエアライン名と便名が表示されています。レターコードは、略称だったり、エアラインの歴史がわかったりとただのアルファベットと数字の組み合わせなんですが、奥深いものなんです。
ニューヨークを拠点に活動しているバンドです。本作品は2004年に9月に発売されたもので、The Get Up Kidsなど多くのバンドを手掛けてきたEd Roseによってプロデュースされています。キラキラと輝くギター・サウンドとハーモニーを持ち合わせたメロディック・ロックで、繊細なメロディに寄り添うように響くピアノはとても美しいサウンドとなっています。ジャケットのジャンボはウイングレットがありませんので、クラシック・ジャンボでしょうね。ちなみにパラシュートで降下している人々も一緒に描かれていますが、もちろんジャンボからパラシュートで降下はできませんので、あしからず(笑)。
写真は世界で第2位のB747のカスタマーであるブリティッシュ・エアウェイズのB747-400がずらりと並んだヒースロー空港。ちなみに世界で第1位は我らが日本の日本航空です。ちなみにブリティッシュ・エアウェイズでは、異なる3社(プラット&ホイットニー、ゼネラルエレクトリック、ロールスロイス)のエンジンを装備したジャンボを同時期に使用したというユニークな経歴があります。
(Photo/British Airways)




