鳥龍茶をはじめ、プーアール茶やロンジン茶など、日本でもよく飲まれている中国茶。中国では日常茶として家庭やオフィス、飲食店に常備されているほか、タクシーの運転席の横に、茶葉がたっぷり入った水筒がごろりと転がっていたり(もちろん、運転手さん用)、買い物中の中国人の手に、茶葉入りの水筒が握られていたり。かなり親しまれている様子です。
そんな中国茶、「買うなら、やっぱり東郊市場。なぜなら種類が豊富で、街中よりも安く買えるから」(ダンナ談)。ということで、助っ人にダンナさんを連れ、市場東側の奥にある、お茶専門売り場に行きました。
お茶売り場は、大きく掲げられた「茶」の文字が目印の建物で、中にはお茶屋さんが、ぎっしり。向かうは、ダンナさん御用達のお茶屋さん、「天山」です。
店に入ると、茶器がセットされたテーブルに誘導され、「まあまあ、座りなよ」と椅子を勧められます。「なに飲みたい?」と聞かれたら、鳥龍茶やら緑茶やら、飲みたいものを遠慮せず、ばんばんリクエスト。すると、お姉さんが次々に茶葉を出し、お茶を入れてくれます。
お茶屋さんでは、お茶飲み放題。「はいよ、次はこれ」と、まるで“わんこ蕎麦”のように、絶え間なく注がれるお茶を、「香りがいい」とか「味が薄い」とか、ああだこうだ言いながら、小1時間ほど堪能。お茶を出すたびにお姉さんが、産地や味の特徴などを丁寧に説明してくれるので、中国茶の勉強にもなります。
この日購入した中国茶は、我が家の定番茶、バニラのような甘い香りの「台湾鳥龍茶」(100g40元・約500円)。それから、爽やかな味わいで、見た目も美しい緑茶「安吉白茶」(100g70元・約900円)、お姉さん曰く「普通の木よりも、大きな木で育った、貴重な茶葉」という「鉄観音鳥龍茶」(100g40元・約500円)など。
約1時間、お茶を飲み続けたため、帰る頃にはお腹がお茶でチャプチャプ状態。またしても、お腹に余裕が必要な東郊市場なのでした。
(ちなみに…。市場のトイレは、あまりおすすめできないので、近くの商業ビル「SOHO現代城」まで頑張って歩き、トイレを利用したほうが良いと思われます)
みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。
