これまで4回にわたり、東郊市場の東側をレポートしてきましたが、今回は最後の砦、市場の西側を紹介します。
西側は主に、果物&野菜と花の市場。中ほどの広場一体が野菜市場になっていて、色鮮やかな青菜や、土の付いた芋が山積み状態。ぺちゃくちゃと、おしゃべりながら野菜を売るおばちゃんたちがいたり、昔ながらの天秤を使って量り売りする姿があちこちで見かけられたり、なんだかほのぼのした雰囲気です。
一方手前は果物市場で、甘酸っぱい香りがぷんぷん。西瓜やら梨やら、ドリアン系の南国フルーツやらがところ狭しと並び、まるで果物の壁のよう。売り子さんは、椅子に座ってぼけ~っとしてるし(売る気なし?)、お客さんは洋梨をかじりながらぶらぶら物色。道端にしゃがんで、みかんを食べてる人も。
往来が激しく、呼び込み合戦で賑やかな東側とは違い、西側はゆるゆる、ほのぼのとした時間が流れているようです。
ところで。中国の果物で、今私が気に入って食べているのは「龍眼」という果物。カーキ色をした、親指の爪ほどの大きさの丸い果物で、まさに「龍の眼」というネーミングがぴったり。北京のとある日本料理屋さんで、この龍眼の冷凍されたものがデザートに出たときから、すっかりファンに。この龍眼、味はライチに似ていて、キンキンに冷やして食べると絶品なのです(ライチと一緒ですね)。そんなわけで、我が家の冷蔵庫には必ず、龍眼が冷凍されています。
ちなみに中国では、市場を始め、スーパーマーケットでも「斤」という単位が主流。1斤は500g。でも、500gって一体どのくらい?? 即座に想像がつかないので困ってしまいます。時に、びっくりする量が袋に詰められたりして......絶句。安いからと調子に乗って買っていたら、笑っちゃうくらい山ほどの野菜と果物を抱えることになりました(前述の龍眼は、1斤・500g=6元・約90円で買えました。安い!!)
5回にわたり、隅々までレポートしてきた東郊市場。実はまだまだ、奥が深いのですが、いったんこれにて終了。次回からは、「魚が新鮮」と噂の市場をレポートしようと思います。
みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。
