2006年ニューヨークは?

 タイムズスクエアでクリスタルボールが割られ、歓喜の渦の中ニューヨークは今年も新しい年を向かえました。

 年越しまでのこの期間は、クラブスペースやレストラン等で趣向を凝らしたパーティーが続きます。そしてもっとも一般的なのは仲の良い友人達を集め、家で開くホームパーティーです。それではとりあえずパーティーのホスト役の友人のメイクアップ中をぱちり。

この日はドレスコードを、ホワイト、シルバー、ゴールドとしウォーホールのファクトリーさながら、シルバーで固めた壁、「happy chirstmas, war is over」のJOHN LENNONの楽譜をピアノスタンドに飾り、演奏し、夜がふけるまでゆるりゆるりとヒップだけれどちょっと変わった友人たちに囲まれ楽しみました。

ところでこの期間どの家でも飾られるクリスマスツリーは本物のモミの樹が使われています。私はこれが1月の今の時期になると無造作に家の前に置き去りにされているのを見て、パーティー期間の終了を目の当たりにすると同時に、あまりにも無造作な扱いぷりに少なからず心苦しいものを感じていました。そこで今回その行方を調べたところ、数年前からニューヨーク州が一斉に回収し、それをチップ化、肥料と替え、公共の公園の花壇等にまかれるシステムができあがっているそうです。私たちを楽しませてくれたツリーの第ニの人生を知る事ができ、年明け早々なんとなくほっとしたような母心にも似た幸せな気分に浸れました。

 さて、年があけると「許してくださああい」となぜか誰かに許しを請うほどの、芯まで冷えきる厳しい冬がやってくるニューヨーク。ですが今年は約100年ぶりの暖冬だそうで、今日も雪ではなく雨がふりこの異常な暖かさに首をかしげながら楽しんでいます。1月、2月は観光オフシーズンだそうですが、そこはニューヨーク、今月末には有名レストランのコースが同一値段で食べられる「レストランウイーク」や、衣服や靴類の収税を免除される「タックスフリーウィーク」等イベントが待ち構えています。航空券の安いこの期間はニューヨークフリークにとっては穴場なので、みなさん是非いらしてください。

 それでは今年のホリデーシーズンのクリスマスライトで最大の話題であったタイムワーナーセンタービル内、屋内では全米最大規模の装飾をお届けしながら、今年もどうぞよろしくお願いします!


真遊
文筆業。学生時代より音楽、ファッション、文学などを中心とした記事、コラム等を手掛ける。渡米後はNYのライフスタイルを詩的且つリアルな切り口で幅広いメディアに執筆している。


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