北京 三源里市場のハーブ専門店

 新鮮な魚が手に入ると噂の「三源里市場」。その魚売り場で出会った、北京在住・ベテラン日本人のおじさまが、「この市場の奥に、ハーブ専門店があるから行ってみなよ」と教えてくれました。言われた通り、市場奥へ進んでみると、発見! バジルやミントが山積みされているハーブ屋さんが、数店並んでいます。

 とある一店には、透明のポケット付きシートがぶら下がっていて、そこにはひからびて、カサカサになった押し花状態のハーブが…。レモングラス、レモンリーフ、西洋パセリなどなど、どうやらさまざまなハーブを取り揃えている模様。
 ぼぉっと突っ立っている私を横目に、常連さんと見られるタイ人がふたり、なにやら店員さんと言葉を交わし、ハーブが詰め込まれた袋を、山ほど抱えて去って行きました。店奥の冷蔵庫に、新鮮なものが貯蔵されているようです(ほっ、安心)。
 思えば、スーパーでも市場でも「香菜(シャンツァイ)」は山ほど見かけたけど、バジルやミントなんて、まだ見たことがなかったかも。なんて、店先のハーブを見つめながら、ぼんやり考えていると、すぐ隣のハーブ屋のおばちゃんが、満面の笑みで私を手招き。山積みされたルッコラやミントを、しきりにアピールするのです。「買ってきな」と。
 屈託ないおばちゃんの笑顔についついほだされ…、バジルとミントを購入。200gずつで各6元(=約90円)でした。安いから、まあいっか。


 実は、北京に来て驚いたことのひとつに、レストランの多さがあげられます(都市だから当たり前なのかもしれないけど…)。勝手ながら、中華料理屋ばっかりだと思っていたのです。が、意外にも美味しいイタリアンがあったり、タイ料理やドイツ料理があったり。だから当然、新鮮なハーブの需要もあるわけですね。

 またまた余談ですが、ハーブ屋の向かいに「トマト屋」があります。真っ赤に熟し、ぴかぴかに磨かれた大小さまざまなトマトが、整然と並んでいて、きっとイタリア料理店御用達ではないかと(勝手な想像)。注目すべきは、そのお店のお姉さん。トマトのような真っ赤なほっぺがかわいいのです! 密かに「トマト娘」と命名させていただきました。

 三源里市場での必見は、新鮮な魚とハーブ。そしてトマト娘も、どうかお忘れなく。


みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。


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