北京の街は、連日零下にもかかわらず、賑やかさを増しています。それもそのはず。間もなく、中国人にとってのメインイベント「春節」がやってくるのです。
春節とは「旧正月」のこと。日本の大晦日&お正月にあたるもので、今年は1月28日が大晦日、1月29日から旧正月となります。この期間(約1週間)、会社や学校はすべてお休み。故郷へ戻り、家族で餃子を作って食べ、お酒を飲み、テレビを見たり、マージャンをしたりして、一家団欒を楽しむのが慣例だそう。
そんな春節を前に、北京の街は年明けから赤一色! おめでたいとされる赤い提灯やら、赤い魚やら、唐辛子やら、赤い飾りがホテルやビル、スーパーなどいたるところに施されています。市場には春節グッズを扱う屋台が並び、スーパーには、春節グッズの特設売り場が設けられ、色彩を失った街に、華やかさが甦ります。
さて。中国の人々が春節に食べるものといえば、前述の餃子と魚料理。なぜ魚かというと、魚は中国語で「ユゥ」。春節にふさわしいおめでたい言葉に「年年有余」という言葉があり、その「余」の読みが、魚と同じ「ユゥ」なんです。年年有余とは、毎年お金がたくさん貯まる、というような意味。今年もお金が貯まりますように、という思いを込めて、魚料理を食べるというわけなんですね。中でも、特に好んで食べられるのが、赤い模様のある鯉だそう。
先日、スーパーの春節コーナーでは、鯉をかたどったお菓子も売られていました。Happy Fish Rice Cakeと書かれたこの商品、中国版のおもち「年糕」でできています。年糕は、特に中国の南方で春節によく食べられるそうで、これまたおめでたい食べ物だとか。
次週も引き続き、おめでたい春節ネタをお届けします!
みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。
