北京 春節に絶対欠かせない「餃子」

 前回もお伝えした通り、中国はもうすぐメインイベントの旧正月・春節を迎えます。スーパーや百貨店内には、♪チャラリラ~と陽気な中国音楽が流れ、なんとなく気分が明るくなる感じです。

 さて。春節に絶対に欠かせない食べ物、といえば餃子。ご存知の方も多いと思いますが、北京で餃子といえば「水餃子」。焼き餃子はあまり見かけません。パリっと焼いた餃子&ビールという組み合わせが無性に恋しくなり、材料を買いにスーパーへ行ったことがあるのですが、餃子の皮がどうしても見つからず。何店か探して、やっと見つけたと思ったら、なんと日本製! がっかり…。なんてことも、ありました。

 そう。こちら中国では、餃子の具はもちろん、皮も自家製。そんなわけで、粉類の売り場に行くと、必ず「餃子粉」という粉を売っています。そして、食べるときには黒酢をつける、というのが定番。

スーパーの黒酢売り場は、どこも充実の品揃え。売り場周辺は、酸っぱい匂いがぷんぷん。棚の上から下まで、ぎっしり黒酢が並んでいて、さまざまな種類があります。「餃子酢」と書かれた餃子向けの酢や、国が認めた最高ブランド? みたいなシールが貼られた酢やら、いろいろ買って試していますが、とろりと濃厚なもの、妙に酸っぱいものなど、味わいは千差万別。最近気に入って使っているのは、サラリとしていて食べやすい、山西省の「老陳醋」。山西省は古くから酢の産地として有名だそうで、そこで作られている老陳醋は老舗銘柄といったところ。主原料は穀物のコーリャン。我が家で使っている酢のラベルを見ると…もち米などのほか、棗や甘草も配合されているようです。だからでしょうか。ちょっぴり薬っぽい独特の香りがするのは…。

 そんな水餃子、春節の際は、大晦日に家族みんなで作る、というのが慣わしだそう。知り合いの中国人の家では、餃子作りの際、餡の中にお金(コイン)を入れ、当たった人は「来年1年、お金に恵まれる」というような、ビックリ企画も催すとか。ほのぼのとした家族団らんの様子が窺えますね。

 次回は、春節の飲み物について、レポートします。


みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。


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コメント (2)

ブラピさん:

あーー餃子食べたくなりました。
皮の粉にも種類はいっぱいあるのですか?
その皮を使うと誰でも上手にできるのかな?
手作り皮のモチモチ感はたまらないですよね。
有名店ですが、蒲田のニイハオは無償に食べたくなった時に行きます。

みわあや:

餃子皮の粉は、数種類ありますよ。でも使い比べてないので、
どう違うのかよくわかりません・・・。
北京に来てから、「餃子粉で作ると、モチモチ餃子ができるはず、いぇい!」
と意気込んで餃子を作りましたが、
全然モチモチにできませんでした(技術不足?)。
なので、今度知り合いの中国人に教えてもらおうと思っています。
ちなみに。私はやっぱり焼き餃子が好きで、銀座天龍の餃子が恋しいです・・・。

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