北京 中国人は、芳醇な「白酒」がお好き

 しつこいようですが、中国はもうすぐ旧正月(このブログアップ時は、旧正月真っ最中?)。
 市場へ中国茶を買いに行ったら、未だかつて見たこともないような盛況ぶり。スーパーへ買い物に行ったら、すごい人人人! みんな旧正月を前に、食料品や故郷へのお土産をたんまり買い込んでいるのでした。

 先日スーパーに行った際、特に人だかりができていたのが、お酒売り場。真っ赤な箱入りギフト仕様の中国酒や、ワイン、ブランデーなどが、特設売り場にずらずらっと並んでいるのです。
 聞けば、春節に欠かせないのは、魚と餃子と「酒」。家族・親戚とテーブルを囲み、新しいお酒を開けて楽しむとか。その際、好んで飲まれるのが、ビールと「白酒(バイジウ)」と呼ばれるお酒だそうです。
 あら? 中国といえば「紹興酒」じゃないのん? と思われる人も多いと思いますが、北京でよく飲まれているのは、この「白酒(バイジウ)」というお酒。コーリャン(すでに紹介した、山西省の老陳酢にも使われている穀物)や麦、トウモロコシを主な原料とする蒸留酒で、無色透明、アルコール度30~50度という、非常に強いお酒です。中国人は、これをショットでクイッと一気に飲むんですね。何杯も何杯も...。

 アルコール度数が高い、と聞いただけで「おえーっ」と感じる方も多いかもしれません。が、意外にこの「白酒」、美味しいんです。何がいいって、その独特の甘い香り。まるでイタリアのグラッパ(ぶどうの搾りカスから作られる蒸留酒)のよう(なんて言うとイタリア人に怒られそうですが...)。白酒は、味ではなく「香り」を楽しむ酒、とまで言われています。

 白酒の種類は豊富。中でも特に有名なブランドは「五粮液」や「茅台(マオタイ)」などで、それぞれ香りが異なるそう。春節を記念し、我が家では写真の茅台(マオタイ)2本セットを購入(箱入りで160元・約2400円)。果たして、どんな香りなのか? 楽しみです。
 但し...この白酒の香り、「ほんのり香る」なんていう甘っちょろいものではなく、部屋中に充満し、飲んだ人の毛穴からも臭う、というくらい強烈。くれぐれも、周りの方の迷惑にならぬよう...。飲むときは注意してくださいね。

 まだまだ春節関連ネタ、続きます!


みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。


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