春節直前、食料品や故郷へのお土産を買い込む人でにぎわうスーパーで、「みんな何を買っているのか」興味津々の私。ちらちらっとカゴを覗きこむと、お酒、タバコ、お菓子(特大パック)が多いよう。さらにもうひとつ、買い物客のカゴに必ずと言っていいほど入っているのが、「北京ダック」でした。
スーパー内には、「北京ダック」を山盛り積んだワゴンがあり、冷蔵コーナーにも、北京ダック専用棚が。ほとんどの北京ダックは、一羽丸々袋詰め! ほかにも、骨抜き・小サイズのものなど、いろいろあります。
私の知り合い(23歳中国人・女性)は、故郷の母親に、「春節に北京ダックを5袋持ち帰れ」と命令されたとか。彼女曰く、北京以外の地方に故郷がある場合、北京ダックをお土産に持ち帰る人が多いそう。故郷の親戚に、「北京土産」として配るのだそうです。
そう。北京ダックは北京の名物。街には有名な北京ダック店が何軒かあり、北京ダックをメニューに載せている中華料理屋もたくさんあります。
私も何度か北京ダック店に足を運びましたが、その美味しさに毎度感動! 皮はパリッパリ、でも中のお肉は厚みがしっかりあってジューシー。パリパリの皮には、グラニュー糖を付けて食べるのですが、まるで飴菓子のよう。もぉ~昇天ものです。値段は確か、一羽1000円くらい。その安さに、またまた感動!
そんなわけで、「家庭であの味を再現すべし」と我が家でも袋入りダックを購入。日本にも支店がある、北京ダックの老舗「全聚徳」のものを選びました(1袋62元・約930円)。
袋を開けたら、お頭付きのダックがごろん。リアルすぎて、思わず後ずさり...。見た目や味は、一応北京ダックですが、お店で味わったような、パリパリの皮を再現するのは、ちょっと難しいようでした...。
と、そうこうしている間に、春節もまもなく終わり。次回は、春節の最終日「元宵節」の食べ物をレポートします。
みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。
