北京 世界の工場「中国」ならではの市場

 今回は少し「食」から離れ、とある市場をレポートしたいと思います。
北京の中央部から南へ、車で20分くらいのところにある「京都軽紡城」。ここは布やボタンなどなど、手工芸の材料が豊富に揃う市場です。

 狭い路地の両側に、ボタン屋、リボン屋、布屋などがひしめいていて、買い物客もわんさといます。例えば、ネイルアートやデコ電なんかに使うラインストーンがぎっしり袋詰で1袋数百円、バッグやアクセサリー向きのスパンコール付リボンが1ロール数百円、という安さ。手芸好きにはたまらない市場です。

 

 私はバッグを作ろうと、この市場で布を購入。大好きな水玉柄や花柄の布を3種類、それぞれ1mずつ買って45元(約680円)でした。隣ではちょっと小金持ちそうな中国人の女性が布を物色していて、布が決まると付き添っていたおばさんに布を渡し、帰っていきました。聞くと、おばさんはお針子さんで、市場のすぐ横にある作業場で、カーテンを作るんだとか。そういうお針子さんが、市場近くに山ほどいて、工賃も安いんです。まさに、世界の工場「中国」を見た! という感じ。

  そんなわけで、市場内にはコサージュやヘアアクセサリー専門店もあって、山のようなサンプルの中からデザインを選び、これまた山のような布・スパンコールやボタンから好きなものを選ぶと、好みのアクセサリーがあっという間に作れます。あぁ日本で高いお金払って買うのがバカバカしい、ときっと誰もが思うはず…。
 でもここは中国。コピー製品も多いのでご了承ください。「あれ?どこかで見たような…」という布が結構あって、北欧やフランスの有名ブランドもの、有名家具店のオリジナル布なんかも見かけます。それから粗悪品も多いので注意。布のプリントがずれていたり、模様が斜めだったりします…。

 そんな「京都軽紡城」ですが、ここをフル活用して、オリジナル雑貨を作って店を開き、ひと稼ぎしようか~、なんて密かに目論んでいる私です。


みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。


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