バリ 庶民の台所、市場の魅力

 先日北京からのみわあやさんのレポートに「北京ダック」がありました。飴色のぱりぱりの皮においしいお肉、とくれば、これはこちらもご紹介しなくてはいけません。バリには北京ダックならぬ、「豚の丸焼き」バビグリンがあります。

 これは、豚のお腹の中にさまざまな香辛料を詰め込み、直火の上でゆっくり回転させながらあぶり焼きにした、バリの名物料理です。大きな儀式やお祝い事などがある時には今でもこれを自分の家でつくる家庭もあります。

 バビグリンを探して、パサール(市場)へ行ってみましょう!
 ありました。ごらんください。どどんと横たわるバビグリン。焼きたては皮のぱりぱり感がたまりません。(時間がたつとしんなりしてしまってなかなか噛み切るのが大変なのですが)お肉はしっかりとスモークされていて、以外なことに油っぽさをまったく感じないとても上品な味なのです。

 バリ島はイスラム教徒の多いインドネシアの中にあって、宗教はヒンドゥー教。ということでイスラムにつきものの豚のタブーのないバリでは、とってもおいし豚肉料理に出会うことが多いのです。バビグリンは代表的なバリの豚肉料理。

 バビグリンのほかにも、庶民の台所、市場には、おいしそうなものが沢山。直火でこんがり焼き上げられた鶏も豪快においしそう!!

 ちょっと小腹が空いたという人には、こんなものはいかが?揚げたバナナや豆腐などのスナック系。後ろに見えるカラースプレーでデコレートされたドーナツは、バリ人の大好物。子供が座っている屋台は、かき氷の屋台です。色とりどりのビンの中身は、かき氷の中に入れて食感と色あいを楽しみます。材料はデンプンや寒天など。

 昨今のバリはおしゃれなフュージョン料理レストランがおおはやりですが、地元の人に混じって屋台のはしごをするナイトマーケットも、とっても楽しいんですよ。バリの人にお願いすればきっと喜んでつれていてくれるでしょう。ナイトマーケットで、あなたもどうぞ「おいしい出会い」をしてください。



めぐみ
96年より渡バリ。バリ人画家と結婚し三人の子供と旦那の家族総勢13人で生活。ホテル勤務のかたわらウブドにてバリの素材を使った日本家庭料理とバリのおいしい地酒を飲ませる小さなワルン(食堂)を経営。


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コメント (2)

みわあや:

北京ダックならぬ、バリピッグ? すごい迫力ですね~。
北京ダックは、ネギやキュウリと一緒に丸い餅(皮)にくるんで、
甘い味噌を付けて食べますが、
バビグリンは、何も付けずに食べるのでしょうか?
屋台って、アジアのパワーを感じますよね。
北京の屋台も、かなりパワフルです。

めぐみ:

みわあやさん
バビグリンは豚のお腹をひらいてそこに大量の香辛料を詰め込んで焼き上げます。
出来上がったバビグリンにナイフを入れるとじゅわ~と香辛料のソースがあふれ出す。
で、それを絡めていただくのです。とっても辛いけど、おいしいです。
あとはテーブルの上にサンバルという、インドネシアのチリソースが用意されてます。
サンバルにも色々な種類があるのですが、バビグリンには、唐辛子とにんにくと赤たまねぎを刻んで、油でゆっくりと焦がさないように炒めたものを、ココナッツオイルとお塩で和えた「サンバルゴレン」というのが合うようですね。
ちょこっと加えただけでくしゃみが出て鼻水ずるずるになってしまう辛さ(いやほんと、あまり辛いものを食べるとそうなりますって)なんですけど、これがやみつきになります。
かなり…ローカルですね…
屋台の料理、おいしいですよね!!

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