前回に引き続き、アメリカ的キッチン用品のご紹介。キッチン用品の店って、見ていて飽きません。「食」は文化の違いを浮き彫りにするものですから、そういった面でも面白いのかも知れません。“力の入れどころ”と言うのでしょうか、キッチン用品に重視する部分がそれぞれはっきりと違い、興味深いです。
まずは炊飯器。メーカーもおなじみのPanasonic製です。しかしなんだか…レトロです。まるで何十年か前のモデルのよう。よく見ると、「COOK」と「WARM」しかボタンがない!タイマーすらついていません。日本で売られているものは、IHだとか、無洗米やお粥が炊けるなどの機能は当然。どれだけ多機能、高性能かの競争のようになっていますが、それに比べてなんとも潔いほどのシンプルさ。米が主食ではないこの国ではこの程度で充分と言うことなのでしょう。ちなみに我が家には炊飯器はありません。この程度の機能しかないのだったら、鍋で炊いた方が早くて美味しいですから…。
こちらはコーンホルダー。茹でたてのとうもろこし、熱過ぎて持てませんが、このホルダーを両端からさせばアツアツのうちに食べられます。カラフルな物、ユニークな物、色々見つかります。ちなみに日本でとうもろこしの屋台と言えばもちろん焼きとうもろこしに醤油ですが、こちらの屋台で私が何度か食べたのは、皮ごと真っ黒に焼いてしまう方法。中は蒸し焼きされるので非常に甘味が出て美味しい!そして店の前には何種類もの調味料、ソース類がずらりと並べられ、自分で好きなように味つけして食べるのです。ハンバーガーでもなんでもカスタマイズするのが好きなアメリカならではですね。私の一押しは、ホクホクのとうもろこしにバターをたっぷり塗り、塩、胡椒だけで食べるというもの。ライムを搾っても最高です!
そしてこれ、欲しいのです…。こちらに住んでいる日本人主婦の憧れ(大げさ?)、フードスライサーです。パン、野菜、チーズ、ハム、ベーコン、生肉など色々スライスできますが、スライスしたいのはもちろん、肉!!有名な話かも知れませんが、こちらでは「薄切り肉」が手に入りづらい。手には入るけれど、わざわざ日本の食材を扱う店に出向かなければならないし、割高だしで気軽には買えない。
一度アメリカのスーパーマーケットの対面式肉売り場で、「薄~く切ってくれない?」と聞いたら「出来ないよ」と言われてしまいました…。ということで一番安上がりなのは、写真のような塊肉(とにかく巨大)を購入し、半分凍った状態でスライサーでスライスすること。薄さの調節もお好み次第。透けるほど薄く切れると言う噂も聞きます。しかしこのスライサー、結構大きいのでキッチンでかなり邪魔になること間違いなし。小型のが開発されるか、大きな家に引っ越すかしたら購入しようと思います…!
アメリカに旅行の際には、観光地だけでなくこうしたキッチン用品のお店をのぞくのはとってもお薦めです!特に女性の方は、絶対に楽しめること、請け合いです。
橙
3年前、英語も分からないくせにアメリカでどうしても働きたい!という夫とともにいきなり渡米。
貧乏暇なし・毎日がサバイバルだけれども、最近は多少気持ちに余裕も出てきて、結構エンジョイしている
