バリ 庶民の台所、市場の魅力その2

 前回のレポートでご案内した「市場」、本日は市場に朝ごはんを食べに行ってみましょう。バリの人たちは、朝起きてすぐにご飯を食べる習慣がありません。コーヒーを飲んで軽くお菓子などつまみ、涼しいうちにちょっとした仕事をこなしてしまいます。そしてお腹がすいた10時とか11時とかに、その日はじめての食事を取る、そんな人が多いのです。

朝の市場へ行くと、一仕事終えて今日の朝ごはん(昼ごはん?)を食べているバリ人が。というわけで、ウブドの市場、スモークチキンで有名な屋台へ行って見ましょう。

インドネシアでは、ご飯と、いろいろなおかずを盛り合わせた食べ物「ナシチャンプル」といいます。ご飯は「ナシ」、「チャンプル」とは、混ぜ合わせる、という意味。
というわけで、注文するのは、これ、ナシチャンプル。といってもメニューはたいていナシチャンプルだけなんですけどね。

ガラスケースの向こうで、洗面器(!!)に盛られたおかずを手づかみでご飯の上に載せていく店のお姉ちゃん。出てきたご飯が、これです。香辛料をたっぷりと使って柔らかく仕上げたスモークチキンと、玉子焼き、青菜などたっぷりとご飯の上に盛られたナシチャンプル。これで5000ルピア(65円くらい)。ローカル相手なのでもちろん辛さに容赦なし !

早い、安い、旨い、と三拍子そろった屋台のご飯は、もちろんいつも大人気。オプショナルツァーでお客さんをウブドに案内してきた某有名旅行会社のガイドさんも、お客さんが自由時間の間にここでちょっと腹ごしらえ。

こういう、ちょっとした食事や飲み物をいただける屋台を、こちらでは「ワルン」といいます。ローカル相手の店なので辛さに容赦なし。けど一度ワルンで食べてしまったらレストランの、観光客向けのマイルドな味付けではなんとも物足りなくなってしまいます。ワルンによっておかずは変わるので、同じナシチャンプルと言えど、どこの店もおかずや味が違って、この味を知ってしまうと、もうやみつき!!さしずめバリのワルン、それはバリの「禁断の味」への入り口、なのです。


めぐみ
96年より渡バリ。バリ人画家と結婚し三人の子供と旦那の家族総勢13人で生活。ホテル勤務のかたわらウブドにてバリの素材を使った日本家庭料理とバリのおいしい地酒を飲ませる小さなワルン(食堂)を経営。


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コメント (3)

monayuka:

「禁断の味」に耽溺する日々を早く送りたいです・・・。

ベゴ:

なんとなく築地場外を連想してしまいましたw。次回訪問のときははずせませんね。

めぐみ:

monayukaちゃん
おサレなフュージョン系のレストランも、まったりできる日本食の店もいいけど
やっぱナシチャンプル三昧しないとね、バリに来たら。
バリ料理はジャワ料理と比べてしょっぱさと辛さが基本。
「お下品」ともいえるしょっぱさにやみつきとなります。
一日食べないと実はなんだか物足りなくなってるアタシだわ…

ベゴさん
築地場外の方がおいしいものはたくさんある?かもしれませんが…
ウブド市場のこのワルンは、とっても安いのでローカルに人気なの。
でも普通のナシチャンプル5000ルピアでは残念なことに私の大好きな「煮卵」が
入っていません。
「煮卵」はオプションであと1000ルピアUPです。
けどごろんと丸ごと一個入ってくるので満足なのだ。

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