ロサンゼルスの日系スーパー

引き続きもう少しだけ、ロサンゼルスの日系スーパーのご紹介。私達ロサンゼルス在住の日本人・日系人の生活を支えてくれている日系スーパー。我々が頼りにしているのは食材の面だけではないのです。



街中にいきなりドドンと現れる不思議な雰囲気の建物。屋根は青い瓦(のように見える)で入り口はまるで神社の鳥居のよう。少々微妙な「日本風」ではありますが、アメリカの風景の中でかなり目立っています。一歩中に入ると、流れているのは日本の最新ポップス。日本の流行からは大幅に遅れを取っているアメリカ在住の私達は、ここで流れている歌を聴いて「今これが流行っているのか…」と知るのです(…次々と知らない歌手が登場して困ります)。

奥へ進むと、フードコートがあります。とんかつ、うどん、カレー、丼もの、定食…そこはまるで日本。最近の一番人気は「らーめん山頭火」のラーメン。あの北海道の有名店のラーメンです。こちらにいると恋しくなる食べ物は色々とありますが、美味しいラーメンは間違いなくその1つ。そしてそう思っているのは私だけではないようで、山頭火はお昼時には行列が出来る人気ぶり。皆、ラーメンを食べて日本への郷愁を募らせているのです。

そしてそのフードコートの一角にあるもの、情報掲示板。ここに貼り出されるのは「ルームメイト募集」「貸し部屋あります」「売ります・買います」などのビラたち。ここは私達ロサンゼルスに住む日本人にとって大切な情報交換の場になっています。中でも特に多いのが「帰国の為○○売ります」といったもの。ここロサンゼルスは駐在員及び学生がとても多く、人の出入りが非常に激しいところで、2~3年で引越し、或いは帰国というのは当たり前。その為、家具や電化製品、車などのお金がかかるものたちは、「出て行く人から安く買う→自分が出ていく時は安く売る」ということがごく普通に行われているのです。日本人は沢山いるようでいて実際はとても小さなコミュニティなので、口コミやこういった掲示板で物の売り買いをし、皆協力し合って無駄遣いをせずに生活しています。人が使っていたレンジや、冷蔵庫や、ソファーを買うなんてこと、日本では大学生の一人暮らしなどは別として今どきあまりないのでは? 私も初めは戸惑いましたが、今ではその感覚に慣れました。我が家にもあります、15ドルで人から譲っていただいたコーヒーテーブルが…。

このように、日系スーパーは食材の面だけでなく、情報収集の場として、また日本に対する懐かしい想いを満たす拠り所としても、私達アメリカに暮らす日本人を支えてくれています。お陰で我々はホームシックで堪らない思いをすることなく、異国で頑張っていけるのです。



3年前、英語も分からないくせにアメリカでどうしても働きたい!という夫とともにいきなり渡米。
貧乏暇なし・毎日がサバイバルだけれども、最近は多少気持ちに余裕も出てきて、結構エンジョイしている


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コメント (1)

kiwa:

東京でお菓子屋を経営してます。日系スーパーに卸を考えていますが、どういったお菓子が欲しいか知りたくメールしました。

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