サヌールはクタ、ヌサドゥアと並ぶバリを代表するビーチリゾートです。波が穏やかで遠浅、サーフィンやマリンスポーツ向きではないけれど、その落ち着いたたたずまいを好んで、昔から欧米からの長期滞在者が多かった場所。一時、発展から取り残されてしまって、「さびれたビーチリゾート」などと言われていたサヌールですが、最近はむしろこの静かさが在住外国人に好まれ、しゃれたイタリアンレストランやカフェも登場してきました。
さて、このサヌールのメイン通りが、ホテルの立ち並ぶタンブリンガン通りです。今日ご紹介するのは、このタンブリンガン通りをクタ方面に進み、突き当たった右側にあるローカルワルン「ワルン プラヤンガン」です。
いつ来てもローカルで大賑わいのワルン。ローカルが多いというのは、安くておいしい証拠です。お昼時になると近隣のオフィスで働いているビジネスマンらしきバリ人や、公務員のみなさんもお昼を食べに大挙してやってきます。広いキッチンにたくさんのスタッフの女の子たち、いつ行っても忙しそうです。

実は私はこのワルンでは、注文するものがいつも決まっています。焼き魚と魚のスープです。それに野菜を1皿。魚はその日の仕入れ次第で種類が違いますが、新鮮なものがいつも用意されています。それを「焼く」か「揚げる」か、調理法を選んで注文します。注文を受けてから焼いてくれるので、少々お時間がかかりますが、ココナッツの殻の炭火で焼きあげたお魚、おいしさは保証つき。この焼き魚は「イカン(魚) バカール(焼く) プダス(辛い)」と言って、そのナの通り、唐辛子のソースをたっぷりとつけながら焼きます。
魚のスープはぶつ切りにした魚が、これもまるまる1匹入っています。レモングラスやターメリックや生姜などの香辛料を利かせたスープは、トムヤンクン風味わい。私はいつも唐辛子をたっぷり入れて辛くしてもらいますが、唐辛子抜きの注文にも応じてもらえます。
これだけではちょっと野菜が足りないので、そこに茹でた空心菜ともやしを追加します。上にかかっているのはインドネシアの辛い辛いサンバルソース(唐辛子ソース)。サンバルと野菜をあえて頂いてもいいのですが、この、さっと茹でた野菜を魚のトムヤンクン風スープにぶち込んで、スープの辛さを調節しながらいただけば、野菜も一緒にとれるし、◎。
ビーチに近いエリアには、このようにお魚をメインで出す食堂がたくさんあります。この量で、ご飯をとってふたりで食事してじゅうぶん満足の量。ご飯と飲み物を注文して、ふたりで予算はだいたい5万ルピア(700円くらい)。ローカルプライスは嬉しいですね。お腹がいっぱいになったら、ぶらぶらとビーチをお散歩するのもおすすめです。サヌールのメイン通りからはちょっと離れていますが、ワルンプラヤンガン、探していく価値大!ですよ。
めぐみ
96年より渡バリ。バリ人画家と結婚し三人の子供と旦那の家族総勢13人で生活。ホテル勤務のかたわらウブドにてバリの素材を使った日本家庭料理とバリのおいしい地酒を飲ませる小さなワルン(食堂)を経営。

コメント (2)
旅スタ、いつもたのしみに拝見してます。サヌール 落ち着いていていい感じですよね。
前に、ペニーダ・ビューHに泊まって歩き回ったのでなつかしかったです。
ただ、ウブドと違って、日中は暑いを通り越して焦げるような思いでしたが。
ル・メイヨール美術館から程遠からぬところに、やはり繁盛しているワルンがあって
常連らしいおっさん達が、ワルンの若い女の子をあいてに、なんやかんや楽しそうにやってる
のをみて、「次はあそこだな」なんておもったりしてw
ワルン プラヤンガン 探してみます
投稿者: ベゴ | 2006年08月11日 16:42
日時: 2006年08月11日 16:42
ベゴさん
お、ベゴさん、「ル・メイヨール美術館から程遠からぬところに、やはり繁盛しているワルンがあって」。。。あら、もしかしたらこの「旅スタ」サヌールワルン特集(あるのか?そんなもん?!)次のラインナップに入れているワルンかもしれませんわ。乞ご期待!!
サヌール方面にはおいしいワルンがたくさんあるのよねえ、羨ましいわぁ。
最近のサヌールは「いーい感じ」に活気が戻ってきています。
お客さんの年齢層が高いので落ち着いた雰囲気で。
サヌールで海を眺めてぼーっとするのも、実はなかなか楽しいものですよねえ。
あれ?夏休みはいらっしゃらないのですか?
投稿者: めぐみ | 2006年08月12日 12:13
日時: 2006年08月12日 12:13