NY 夏の終わりはブルースとバーベキューで

暑い暑いといいながらもニューヨークの短い夏は終わりを向かえてしまったようです。そんな夏の終わりをしめくくるようなイベントが行われました。





「River to river」と呼ばれ夏の間中毎日行われ、ハドソン川流域に音楽、アート、スポーツ、ファミリー向けにさまざまな企画をほとんどフリー、つまりただで楽しめてしまうなんともニューヨークらしいもの。その最後をしめくくるようなイベントはブルースを聞きながらアメリカ人のアウトドア定番BBQ(バーベキュー)を味わえ、もちろん入場料などはなし!場所も世界の流行発信地と化したミートパッキング、そしてもともとは精肉工場が立ち並ぶ地域とあって絶好の?ロケーションでした。

ミシシッピー川沿いに発展していったと言われるアメリカ人のソウルが込められたブルースミュージック (この辺の詳細は酔った私に聞いてくれればいくらでも話します。)と海岸や山沿いからマンハッタンの狭いアパートメントの屋上までなにかというとみんなで集まって楽しむバーベキューがどこでつながるのかはかなり謎ですが、ふたつとも夏が似合うものということでくくっておきましょう。

さてさてこのイベント陽が沈んでいくほどに私がCDを持っているような大物ミュージシャンも登場し、かつそんなおじいちゃん(おじさんとはもういいがたい)たちがふと見ると、横で座って肉を頬張っているところもまさにすばらしいの一言。さてこちらでは甘辛いバーベキューソースはどこのスーパーにいっても1ドルもしないくらいで売られているので日本人の醤油とはいかないまでもアメリカ人にはケチャップ同様定番の調味料。これをおおぶりの肉にまさにべったりぬって網でやくバーベキューはいつも「ひとりで食べるもの」ではないなと思わせるもの、つまりそんな大味のものでも美味しく食べられる「誰か」がいて楽しめるものなのではないかと私はいつも感じてしまいます。そしてそれにブルースの渋さと酒税法で外では楽しめないビールの開放感が加わればニューヨーカーにとってこれほど無敵なごちそうはないのかもしれません。

その日河の向こうに見える夕焼けのグラデーションは過ぎ行く夏を送るに相応しい本当に心に染み入るものであったことはいうまでもありません。

http://www.rivertoriver.org/
夏にニューヨークにくる人はチェックして損はないイベント。今年はアメリカプチ有名人のパフィーなんかも招宴されたりしていました。



真遊
文筆業。学生時代より音楽、ファッション、文学などを中心とした記事、コラム等を手掛ける。渡米後はNYのライフスタイルを詩的且つリアルな切り口で幅広いメディアに執筆している。


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コメント (1)

mmm...:

今年もあっという間の夏でしたね。至る所で催される夏のフリーコンサート、昔はよく行ったものですが、今年はゼロでした。 そのせいか、なんだかNYらしい夏をまんきつできなかったような。。。ところでパフィー、こっちでがんばってますね! ニホンジンとして、これからもおうえんしていきたいです!

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