日本人受けするかも? 北京的土産。

北京から日本へ帰国する際、悩みの種となるのが、家族や友人への「お土産」。無難なのは中国茶だけれど、そうそう飲まないだろうし…。「カワイイ中国雑貨」というのも、実はあまり売っていない。そうだ、甘党には「月餅」にしよう! と思っても、中秋節にならないと、手に入らない…。じゃあ左党には「白酒」を、と買って帰ったら、中身が漏れて大変なことになったから、もう嫌~。
で、結局、空港で「栗羊羹」を買って帰るハメになるのです。しかも結構高い。だったら日本で「虎屋」の羊羹買ったほうがマシ。涙。
ところが最近、お土産に向きそうな品が、ちらほら見つかりました。お土産で困っている北京在住の方に、はたまた、北京旅行の予定がある方に、ご紹介したいと思います。


ひとつめは、「京劇チョコレート」(1箱108元・約1620円)。京劇メイクを施した顔が、チョコレートにプリントされています。いかにも中国的! な楽しい見た目。北京の中心部にそびえ立つ「グランドハイアットホテル」1階のパティスリーで販売されています。但し…。顔がプリントされているのは、一番上段のチョコだけ。下段はすべて普通の板状チョコ(ミルクとホワイトの2種類。ナッツ入り)。そして味は、フツーです。


 ふたつめは、超オススメ。「王府飯店」のXO醤です(1瓶80元・約1200円)。王府飯店とは、かの有名な、香港ペニンシュラホテルのこと。こちらも北京の中心部にあります。XO醤は、ホテルの地下2階にある広東料理店「凰庭」ブランドのもので、地下1階のショップで購入可能。元々、香港のペニンシュラホテルで腕を振るっていたシェフが考案したというXO醤。干し貝柱、干しエビ、金華ハム、豆板醤、胡麻油など、約15種類もの食材が使われ、複雑な味わいを醸し出す高級調味料。我が家では、スープやチャーハンなどに使っています。美食家の友人に、喜ばれそう・・・。


最後に。日本でもブームの「きな粉」。私の好きなきな粉は、北京1の繁華街「王府井」にある「新東安市場」の地下で販売されています。新東安市場の地下には、「老北京一条街」という、北京の古い街並みを模した「お土産ゾーン」があり、雑貨や菓子が売られていて、お茶が飲める茶館などもあります。その一角に、大きな石臼が置かれているエリアが。そこが、きな粉売り場です。観光客が集まってくると、豆の入ったザルを抱えたオジサンが現れ、石臼の前におもむろに座ります。別の若い男の子が石臼を動かすと、オジサンは豆をひとすくいして、石臼へ・・・。そうなんです。ここでは挽きたてのきな粉が買えるんです。しかも、黒豆、紅豆(アズキ)、ピーナッツなどなど種類が豊富。着色料や防腐剤は一切含まれてなく(と、看板に書いてあった)、1袋500gで15元(約225円)という安さもうれしい限り。石臼挽きのためか、やや粗めですが、素朴な味わいです。「きな粉バナナ」とか「きな粉豆乳」とか、きな粉愛食中の健康派に、いかがでしょう?


みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。


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