中国では10月1日からは国慶節という、秋の長期休暇がスタート。人も街も、なんとなく、うきうきした気配を漂わせている北京です。
9月の最終週は「休みに入ってしまう前に」と、月餅が飛び交う、月餅祭りのピーク。我が家も、私とダンナさんそれぞれが、知り合いからいただいた月餅でいっぱいになりました。


さて、いただいた月餅をよく見ると、箱は違えど銘柄は同じ、というものに遭遇。「稲香村」というブランドです。稲香村は、北京に数店舗を構える菓子店の老舗。中国南部の菓子を北京で広めたことで知られる、超有名店だそう。
「どんな店なんだろう、気になるなぁ」と店を訪れたところ、店内は対面式のショーケースが並び、あらゆる菓子と漬物や調味料などが売られていました。よぉく見ると、インスタントコーヒーやスナック菓子が並ぶ、スーパーと変わらない品揃えのケースもあり…。日本の老舗和菓子店を想像していた私は、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
この稲香村の月餅なのですが、実は豪華なホテルの月餅よりも美味しいのでは! というのが私の感想。特にお気に入りは「ココナッツ(中国語で椰蓉)」。ココナッツたっぷりの餡がたっぷり詰まっていて、なかなかの美味。妙にモダンにアレンジされていない、中国的な箱もかわいい。お値段もホテルのものより、格段安くお手頃です。

ほかに印象に残った月餅といえば、ハーゲンダッツの月餅。月餅の形をしたアイスクリームがセットになっていて、ころんとしたアイスの姿は、なんとも言えないかわいさ。私が購入したのは、3種類のアイスが2個ずつのセット(298元・約4500円)で、バニラ、チョコレート、外はチョコレート・中はストロベリーという3つの味が楽しめます。

さらにもうひとつ、印象的だったのが、和菓子のような見た目の「CROWN PLAZA HOTEL」の月餅です。花や葉を模ったシンプルで小ぶりな形と、淡いピンクやグリーンの色合いが、なんとなく日本的(でもパッケージには「欧式」と書いてある・・・)。中身は、甘さ控えめの抹茶やチョコレート餡。ずっしり、ぎっしり、どっしり、こってり、というのが特徴の月餅ですが、これはかなり“軽やか”なほう。日本人の口にも合いそうです。
さて、我が家に山積み状態の月餅。果たして、中秋節が過ぎるまでに、食べ終わるのだろうか…。ノルマのように、今日も月餅を食べる私です。
みわあや
フリーの編集・ライターを経て、2005年10月、結婚を機に中国・北京へ。北京の「美味しいもの・カワイイもの」を探し訪ねる毎日(やや散財気味)。中国語がまったくできず、悪戦苦闘中…。

コメント (1)
はじめまして。私も稲香村行ってきました。上の写真の個別包装した分も、売ってました?私は、箱にヴィニールを敷いてその上に好きなだけ詰めてもらう(皆そういう風に買っていました)式で買ってきたのですが、本当は個別包装してあるのが、欲しかったのです。でも、甘さ控えめで本当に美味しく、箱一杯の月餅全部美味しく頂きました。又今度いつ北京にいけるのか分かりませんが、色々な情報楽しみに読ませて頂いています。これからも頑張ってください。
投稿者: micky | 2006年11月07日 22:48
日時: 2006年11月07日 22:48