その昔、今から50年ほど前、エルビス・プレスリーがハワイを訪れた時のことです・・・・・。
あるときエルビス・プレスリーがワイキキから西に向かい、ワイパフという町を訪れました。このワイパフの町はめったに観光客が訪れることがない小さな町です。ツーリストが来るとすれば、1900~1930年代のプランテーション時代の建物などを再現した「ハワイ・プランテーション・ビレッジ」という場所くらいです。そんな小さな町に、どうして大物スター エルビス・プレスリーが訪れたのかは、今となってはわかりませんが、このときに立ち寄った小さなプレートランチやさんの奥さんは、プレスリーが食べた焼きそばのエピソードを、つい最近の話のように話してくれました。

ワイパフではちょっと名の知れた、この小さなプレートランチやさんは、朝食時や昼時になると外まで列をなすほど、ローカルの人たちに人気です。ここのメニューの一つ、焼きそばは日本のソース焼きそばと違い、しょうゆ味の焼きそばですが、ハワイではしょうゆ味が一般的です。エルビス・プレスリーはこの焼きそばを注文したのですが、この時お店があまりにも忙しくて奥さんはプレスリーに気がつかなかったのだそうです。それから数日後、「焼きそばが本当に美味しかった。ありがとう」とサンキュー・カードがプレスリーから届いたのだそうです。奥さんはこのカードを長い間、大切に保管していましたが、お店のご主人がなくしてしまったそうです(残念!)。

お店の名前は、「サトウ・オカズヤ」。奥さんは北海道からお嫁に来た1世ですので日本語が話せます。シャイな奥さんは、日本の観光客に紹介することをとっても恥ずかしがっているので、住所や電話番号はここでお知らせしません。でも、店内から見た外の景色、とくにワイパフの町で最も目立つ煙突を撮影しておきましたので、これを目印に「サトウ・オカズヤ」を探してみてください。因みに、メニューのお値段は、朝食が$4.15~、プレートランチは$5.50~、スペシャルは$5.75~ですが、オカズが増えていけば料金もアップします。
さて、西の方へドライブに行くときは、立ち寄ってみるのも話の種です。

