世界中からの移民が集まる都市、ロサンゼルス。リトルトーキョー、チャイナタウン、コリアタウン、タイタウン、リトルアルメニア、リトルプノンペン、リトルエチオピア、イラン人コミュニティ、ロシア人コミュニティ…大規模なものから小さなものまで、移民コミュニティがあちこちに存在します。
しかもその特徴として、「それぞれのコミュニティは交じり合うのではなく、独自のアイデンティティを保って共存している=その国の文化を大切に守っている」ということがあり、そのお陰で私は、ロサンゼルスにいながら世界中の食文化を体験できる(しかも本場の味!)という嬉しい体験を毎日の生活の中で楽しんでいます。

中でも大規模なコミュニティのひとつに、ベトナム系コミュニティがあります。南ベトナムの首都サイゴンが陥落しベトナム戦争が終結してから約30年。難民となったベトナム人はオレンジカウンティのWestminster市に数多く移住し、今や約20万人ものベトナム系の人達が暮らす「リトルサイゴン」となりました。

ベトナム料理がだーい好きな私は、リトルサイゴンも大好き。道行く人のほとんどはアジア人(ベトナム系)だし、看板の文字も何が書いてあるか分からなかったりするし、ここは本当にロサンゼルス?という雰囲気が、まるで本当にベトナム旅行に来ているようで楽しい!モールに入ってみれば、独特の飾りつけ、不思議なお土産やさん…。建物の雰囲気はもちろん、ストリートサインだってアジアっぽい(?)文字で書かれていたりします。

しかし、ベトナム旅行みたい…とは言ったものの、実はベトナムに行ったことがない私。これが本当に純粋な「ベトナムの雰囲気」なのか、「アメリカナイズドされた独特のベトナムの雰囲気」なのか、ちょっと分からないのでした。ひょっとして、日本人以外の外国人が「リトルトーキョー」を訪れた際も、同じように「これが東京ね~」なんて思ってるのかしらん、などとふと思いました。
燈
3年前、英語も分からないくせにアメリカでどうしても働きたい!という夫とともにいきなり渡米。
貧乏暇なし・毎日がサバイバルだけれども、最近は多少気持ちに余裕も出てきて、結構エンジョイしている。
