前回ご紹介した、スカワティのアートマーケット近くに、サテ カンビンのおいしいワルンがあります。今日はその、ワルン「ニクマット」をご紹介。

サテとは、インドネシア風串焼きのこと。サテ カンビンとは、山羊肉の串焼きです。串にさした山羊肉を、店頭で椰子殻の炭で焼き、そこに甘いタレをつけて供されるサテ カンビン。テーブルの上に載せられた唐辛子のソースで辛さを足して、自分好みの味にしていただきます。


ここのサテは、お肉が大きくて、かみ締めると「これぞ肉」という味わいが、じゅわぁ~とにじみ出てくるおいしさ。時々レバーが混じっていますが、これもまた、とろけるような柔らかさ。これだけいただくと、「お肉を食べた!」という感じになります。

サテ カンビンにはグレと呼ばれるスープが一緒についてきます。これはモツ、内臓系の煮込み。ほんのりターメリックで色づけした黄色いスープは香辛料の風味豊かで、じっくりと煮込まれた臓物系は舌にのせるとほろほろととろけていきます。

インドネシアの人たちは、この、サテ カンビンとグレ、滋養強壮にいいと言います。ちょっと疲れたな、最近ばててるな、と思ったら「サテ カンビンを食べるといい」といいます。日本では暑い夏の盛りに「鰻」を食べて精をつける、といいますが、どうやらそれと同じように、インドネシアの人たちはカンビン、山羊の肉をいただくようです。
暑い日差しの中、スカワティのパサール スニ パギを歩き回って疲れたら、あなたもどうぞ、ワルン「ニクマット」でサテ カンビンをいただいて、疲労回復なさってください。
めぐみ
96年より渡バリ。バリ人画家と結婚し三人の子供と旦那の家族総勢13人で生活。ホテル勤務のかたわらウブドにてバリの素材を使った日本家庭料理とバリのおいしい地酒を飲ませる小さなワルン(食堂)を経営。
