バリ サテイカン

バリのレストランではあまりお目にかかりませんが、バリ人が大好きな食べ物のひとつに「サテイカン」というものがあります。サテは串焼き、イカンは魚。サテイカンとは、魚のサテのこと。

魚のサテと言ってもいろいろな種類があり、魚の切り身をソースに漬け込んでそのまま焼いたものなどもありますが、ローカルにサテイカンといえば一番に思い出すのは、魚のすり身に香辛料とココナッツのフレークを練りこんで、つくねのように串に塗りつけて焼いたもの。ローカルの多い海辺へ行けば、必ずこのサテを供するワルンがあります。
また夕方になると道端に座って、サテイカンを焼いて売っている人も多く見かけます。


P5040047.jpg道端で買うのは勇気がいるし、ローカルの海辺にはどう行ったらいいかわからないし、と思い悩む方のために、本日はそんなサテイカンをウブドの街中で体験できるワルンをご紹介いたします。
ウブド大通りハヌマン通りを越してプリアタン方面に少し進むと、右側にコンビニがあります。その手前の道を、左に入って50m。「ワルン マデ ロイ」があります。

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小さなお店ですが、オープンしてそろそろ2年くらいになります。メニューは「サテイカン定食」とでも言いましょうか。魚のすり身のサテに、ラワール(野菜の和え物)、魚のすり身だんごのスープと、さつまいもの炊き込みご飯です。サテイカンのお店はなぜか、さつまいもの炊き込みご飯がセットになっていることが多いです。

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香辛料が魚の生臭さをきれいに消し去っていて、なんとも複雑でクセになる深い味わいに出来上がっているサテ。同じくこのすり身を使ったスープは、ぴりりと刺激的な味であとをひくおいしさ。実は以前あるホテルで勤務していた頃のこと、従業員の賄いお昼ご飯に、週に一度登場していたこの魚のすり身のスープ。あまりのおいしさに、キッチンのスタッフにレシピを聞こうと思ったら、なんとここ、「ワルン マデ ロイ」で買っていたものだということがわかったのでした。それ以来私はここの魚のすり身団子スープが大のお気に入りなのです。
家族経営らしきほんとに小さなワルンですが、海辺にいかないとなかなかお目にかかれないサテイカン定食を味わえる、ウブドでは貴重なワルンです。「ワルン マデ ロイ」お店の前でサテを焼いているのが、目印です。



めぐみ

96年より渡バリ。バリ人画家と結婚し三人の子供と旦那の家族総勢13人で生活。ホテル勤務のかたわらウブドにてバリの素材を使った日本家庭料理とバリのおいしい地酒を飲ませる小さなワルン(食堂)を経営。


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