合い言葉は「ピース」なウッドストック(No,2)

さてこの60年代のアメリカの若者から世界中に広がったヒッピームーブメントが提唱していたものの中に「自然回帰」というものがあります。伝統や規制の概念に縛られた都市生活者に反し、より自然がそのまま息づいている場所へとアートの活動の場を求めて移り住んだ彼らはそこで「自給自足」の生活を行うことを理想とするようになります。つまり農作物を育てながらナチュラルなものを好んで食べる食文化に傾倒していきます
そのためかウッドストックの街には自然食レストランがたくさんあり、また小さな街なのに「Whole Foods」マーケットに似たナチュラル志向のスーパーマーケットが街の中心部をしめています。アメリカ国内旅行中はどうしても野菜不足になりがちなのですが、おかげで普段よりも新鮮な野菜をたくさん食べられてとても健康的な気分に。小さなカフェですらフィロソフィーがあるように感じられ、ニューヨークではそこら中に氾濫しているスターバックスも見当たりません。アメリカ商業主義そのものを街全体で否定しているかのごとく。

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私たちがとまった場所も朝ご飯は近くの川が望める花がいっぱいのガーデンでサンダルの足が朝露にぬれるのも心地よく、そのとれたての野菜をたくさん食べました。

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特に黄色のトマトは甘くてフレッシュでびっくり!自然の中に人間の存在が調和しなければならないという当たり前のことを気付かせてくれます。ここまで読んできてお気づきの人もいるとは思いますが、実はこのナチュラル志向は現在まさにニューヨークや東京などの都市でおきている現象に近いものでもあると言えます。(続く)

http://www.woodstock-inn-ny.com/
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http://www.oriole9.com/
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真遊
文筆業。学生時代より音楽、ファッション、文学などを中心とした記事、コラム等を手掛ける。渡米後はNYのライフスタイルを詩的且つリアルな切り口で幅広いメディアに執筆している。



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